正直、なかなかにハイコンテクストで理解しきれない所が多かった。
けど、たぶん、「映画館で見る映画ってめちゃくちゃいいぜ!映画って目で見るもんじゃない、五感で感じるもんだぜ!」
という実はかなりシンプ>>続きを読む
台詞に「あれ」を多用して言葉によるコミュニケーションの不足さ、みたいなものが強調されているのは、見た景色とか、あの時食べた味とか、なんなら海の匂いとか、そういった五感の感性を大事にした映画にしたいから>>続きを読む
インフル在宅中に鑑賞。
演技経験もない子ども4人の演技に魅せられる。セリフ、とういより、表情がなんかすごかった。
是枝監督は台本も渡さず、その場でイメージを伝えていたらしいけど、表情をどうやって指示>>続きを読む
ちょっとかっこつけたこと言うと、
どうせ汚れるトイレを掃除し、
どうせ終わる毎日を過ごす。
ただそれだけのことが、儚くも美しい。
たぶんそんな映画。
「人生は演劇だ」みたいなセリフが冒頭にあった気がする。
新進気鋭の舞台演出家のセリフだったと思うけど、この映画自体がまさに「人生は演劇だ」を表現している感じだった。
20年の間に急成長した台北を舞>>続きを読む
コルビュジェ設計による建築物として世界遺産に登録された国立西洋美術館の、色んな舞台裏が見られて面白かった。
・世界遺産登録のせい(?)で、規則上竣工時の姿に近づける必要があり、コルビュジェ設計時の前>>続きを読む
1960年。ゴダールの長編処女作。
これまでの映画ではあまり使われなかった(?)、ジャンプカットを多用したことで、これまでの映画の常識を覆すことになった作品。らしい
ジャンプカットとは…
「ジャンプ>>続きを読む
1回で理解しきれず、2回みた。複数鑑賞を推奨で最高潮!
映画とは何かを考えさせる映画。
BGMはなければ、セリフも少ない。3時間強、ほぼ映像だけで表現。
この映画でのセリフの役割になるのは「家事」の振る舞い。
主演のジャンヌは夫を6年前に亡くした母子家>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後まで見終わったあとに、もう一度最初のシーンみることを推奨します。泣ける。
NYとLA、演劇と映画、そして男と女のお話。
W主演のスカーレットヨハンソン、アダムドライバーの熱演はもちろん見ものですが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
カツベン!面白かった。
トーキー映画が来る前のサイレント映画時代、日本ではまだ「活動写真」と呼ばれ、上映中、物語の内容を説明したり、キャストのセリフを演じたりする「活動弁士」がいたころのお話。
そ>>続きを読む
個人的には2が傑作だけど、もちろん1作目もとても好き。
1作から既にストーリーのフォーマットは確立されているけど、シリーズの中では最もコメディ要素が少ないのかもと思ったり...。(まだぜんぜん見てない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
改めてパルプフィクションを見る。
何度見ても色褪せない素晴らしい作品と再認識。
プロットの秀逸さと、ストーリーとは全く関係のない会話劇が小気味よく、1時間半で集中力が切れる自分でも全く飽きずに見られ>>続きを読む
早速『バーフバリ 王の凱旋』を鑑賞。
娯楽映画、大衆映画としてずっと満点な映画でした。
何より面白かったのは、映画終了後に観客が皆んな爆笑して不思議な一体感がでたこと。笑
結構シュールなシーンが多いけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
続・男はつらいよ
どんどんどんどん寅さんに魅了されていく映画。
別れた母と出会うシーンのそっちか感とか、寅さんの入院がきっかけで出会っちゃったとか、つらいよエピソードが本当につらくてよいな〜
その後>>続きを読む
バーフバリ!バーフバリ!が頭から離れない。。。
簡単な流れとしては、滝登り⇨アバンティカとの恋⇨デーヴァセーナ救出⇨バーフバリ国王誕生の回想⇨カッタッパの衝撃発言で一旦幕を下ろすわけだけど、このラス>>続きを読む
自転車、煙草、カツアゲ、喧嘩、ボクシング、ヤクザ、エロ、漫才、恋。
男の青春が詰まった素晴らしい映画。
くだらない青春、最高でした。
場所を原因にして、結局東京きてもかわらんよな〜と自戒
亡き父が遺した写真を頼りに吉祥寺に辿り着いたハル、写真に写されたアパートに住む純、写真に写った女性の孫トキオ、途中で途切れた50年前のオープンリールに残された曲の続きを紡ぎだす、過去と未来を繋ぐ井の頭>>続きを読む
相も変わらず美しいアンナ・カリーナは、少しおかしな髪型をしていて、とても可愛らしく、奥手でどこか掴み所ない女性だった。
1分間の沈黙シーンや、カフェでのダンス、ルーブル美術館などの見どころシーンでは>>続きを読む
トレインスポッティングは絶対続編作っちゃダメでしょ。と思っていたけど、こりゃまたびっくり素晴らしすぎた。
1作目と重ねながらも、頼りきってるわけではなく、でもオチは1作目をきちんと踏襲していて気持ち>>続きを読む
最初のシーンで人物やその相関などをナレーションで説明してしまいがちな感じは好きではないんだけど、ウッディ・アレン大好きだーーー。
80歳を超えたいまでも、こんな美しい喜悲劇的ラブストーリーを描けるの>>続きを読む
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「ビューティフル」(2010)
ひたすら重いし、苦しいし、汚いし、どこがビューティフルやねんって思うんだけど、それぞれの登場人物に守るべき家族がいて、例えそのやり>>続きを読む