赤さんの映画レビュー・感想・評価

赤

ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

4.0

出所した宝石強盗が、捕まる前に工事現場に隠したダイヤを回収しに行くとそこには警察署が建っていた。仕方なく新任の警察官のフリをしていると強盗の知識で次々と手柄をあげてしまい、署内で出世していく……。>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.5

「ゾンビのように生きた社畜がゾンビパンデミックの世界で本当にしたいことをする」という皮肉の効いたログラインはすごく良いと思った。

でも純粋な感想としては、完全にアイデア一発勝負という感じ。主人公の周
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

映像が綺麗でRADの曲が完璧。熱量も工夫もあって好き。特に「入れ替わり」に「時間跳躍」を掛け合わせたのは素直にすごいと思った。それなりに矛盾も多いけど、最終的には面白いが勝つ作品。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

単なる反戦映画ではなく、あくまで戦時中の日常を描いた作品なので、視聴者の意識や知識によって受け取り方に差が出そう。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

貴族、大貴族、貧困層の三人の男女の話。品のある話だった。大人の二人乗りも味があっていいなと。

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

旅行中の大学生グループが山奥で遭難。助けを求めてさまよっていると、因習村のヤバめな儀式に巻き込まれてしまう……。

ホラーと見せかけてアクション、の意外性は良かった。でもとにかく短い。名セリフも名シー
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

三部作のラスト。西部開拓時代で銃撃戦&鉄道を利用してハラハラの時間超越。

アメリカで作るタイムトラベルものというお題において完璧な解答!これ以上の作品は作れないのではないだろうか。普遍的名作。

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.5

幼い頃に住んでいた取り壊し予定の団地に忍び込むとなぜか大海原に団地ごと漂流していた、小学生たちのひと夏の物語。

環境のせいで自罰的になり甘えられないナツメが徐々に弱音を吐けるようになる過程の人間ドラ
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スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

4.0

韓国版スターウォーズで、ド派手なカーチェイスならぬスペースシップチェイスが見所。
ロボットが人工皮膚に憧れてたり、少年兵が大人になるまで赤ちゃんを見たことが無かったりと細部の設定が練られていて良かった
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.0

水資源が貴重なポストアポカリプス的荒野でマッドサイエンティストが人体実験してる系。
世界観や動機の説明を思いっきり省いて見せ場のアクションのみに注力されてる点は良い。アニキかっこよかった。ただ、そのせ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

映像のクオリティは群を抜いている。伝えたいことは分かるしただのエンタメにはしたくないという気概は買うが、他の宮崎駿作品と比べて面白いとは思わなかった。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

とにかくオシャレなんだけど、いわゆる雰囲気ミュージカルじゃなく中身が濃かった。夢を追う者同士の切ないすれ違い。ラスト泣きました。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

前作から4年が経ち、韓国は世界から見放されゾンビが蔓延っているという世界設定。
フィールドトラップのゾンビに邪魔され、あるいは利用しながら、無法地帯ヒャッハーな武装集団に追われるカーチェイスアクション
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

無駄なくまとまっており、ゾンビの怖さと親子愛に焦点が絞られている。陰謀的なものも省かれているがそれが良かった。映画館で観てたら怖くて泣いてたかもしれない。この感想を書きながら、タイトルが新幹線をもじっ>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

3.5

壮大さはなかったが、その分現代のリアルなゾンビものという感じが明確に出てて良かった。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

これはキツイ。製作に携わった人たちが初めて完成品を観たときにどういう気持ちになったかを想像すると泣けてくる。