このレビューはネタバレを含みます
何も持たず何者でもない主人公が、嘘の肩書と高級スーツでセルフプロモーションしたうえで、天性の機転の利く頭脳で世間を翻弄する話。皆さんコロコロ騙されますが、追い続ける捜査官だけは、ありのままの主人公の本>>続きを読む
久しぶりに魂を揺さぶられる作品を観た。人間はお互いに愛しつつ、利己的で狡い部分を持ち、裏切りもありながら、生きている。正しい、間違っていると単純に割りきれない世界こそ現実なのだ。家族の幸福とその崩壊、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
私の周囲を見渡しても、奥さんにコントロールされている知り合いが多いのです。そういう時代を反映していますな。しかし、この映画はその程度のマウンティング合戦をを突き抜けてPTAらしく異常な世界へと突入して>>続きを読む
フツーに観るとつまらないB級SF映画。途中で眠くなります。しかし、エド・ウッドにも通じる、映画への情熱とSF愛に満ちた本作はカルト映画の資格充分。ところどころに見える日本語がお茶目。
このレビューはネタバレを含みます
脚本が支離滅裂でついていけないところ多数。休日の補講で作文だけって?何も指導しない教師?脈絡なく自分の悩みを話し出し、涙する高校生?罵倒ばかりしていたのに、なぜ仲良く?高校時代に観ていたら違っていたの>>続きを読む
さすがスピルバーグ、とため息しか漏れない。サブカルチャー好きのマインドそのままに現実世界を前向きに生きることの大切さが、ひしひしと伝わる。しかし、これ、今の若い人が観て分かるのだろうか?分からない単語>>続きを読む
ウディ・アレンの底意地の悪さが全開で面白かった。監督は基本的に女嫌いなんでしょうなあ。
良くできたおとぎ話で面白い。悪役もキャラが立っていていいかんじ。しかし、イライザやジャイルズの孤独感がいまいち出ておらずおしい。もっと孤独な者同士の心の交流が観たかった。
とにかく盛り上がるミュージカルで2時間があっという間。主人公のやっていることは結構えげつないのだけれど、歌とダンスで帳消しですね。
何か事件が起こっても、自分に関係がなければ所詮他人事。それよりも今を安穏と暮らす方が大事という村社会に立ち向かう主人公だが、かなりヤバい人。人はそれぞれの利害で良い人にも悪い人にもなる。現実のどうしよ>>続きを読む
現実と聖霊、生者と死者、聖と俗、自然と文明が交錯する世界。死は生の延長にあり、自然なものとして受け入れられる。
エロすぎるモンローに翻弄されまいと、息子の手前もあって無関心を装うミッチャム。しかし・・・というお話。ミッチャムがモンローをマッサージで介抱するシーンがやけに長かったり、モンローがずぶ濡れになるシーン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
カタルシスに欠ける話になってしまっていて残念。しかも、つっこみどころ満載。カイロ・レンは早々にマスク放棄。前作はなんだったの?レイは、ルークにぶち切れで背後から襲い、あろうことかライトセーバーまで抜く>>続きを読む
石原裕次郎がひどい役で驚いた。いつの時代もエロい女は、トラブルメーカーということでしょうか。
ミッキー・ロークの存在感が際立っている。青臭い映画なので、高校生くらいが観れば共感できるのかもしれないが、おっさんが観ると少々きつい。もっと突き抜けてほしかった。
人間の記憶と自分とは何かを根源的に問う作品。現実と仮想現実と嘘と真実がない交ぜになった世界。自分を形作るのは本当の記憶か。バーチャルな恋人の愛は真実か。テーマは重いが、尺が長くやや冗漫な印象も受ける。
人種差別、女性差別にも負けず、仕事への熱意と誇りと能力で周囲から認められていく女性たち。いく度も彼女たちに立ちふさがる不可能とも思える高い壁。それを諦めずに機知と忍耐で乗り越えていく様は、痛快であると>>続きを読む
戦場での様々な人たちのそれぞれの行動を丁寧に描く。極限状態に置かれたときに人間はいかに行動すべきかを問いかけてくる映画。自分のすべきことは何か。どんな選択をすべきか。自分の生き方を振り替えざるを得ない>>続きを読む
こういう青春ものは、オタクが出てこないと面白くないなあ。楽しめないというわけではないのだけれど、屈折した若者がいないのはさみしい。
マーケティングの教科書のような映画。マクドナルド兄弟は製品志向。マーケティングミックスの4Pのうち、製品、価格は素晴らしかったが、流通とプロモーションの面が大きく欠けていた。セールスマンのレイが、セー>>続きを読む
主人公のペギー・スーにあまり魅力を感じない。わがままなだけの女に見えてしまう。これでは浮気されるよなあ、という感じ。
2017年8月6日