くろやんさんの映画レビュー・感想・評価

くろやん

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フィーゴ事件:世界を揺るがせた禁断の移籍(2022年製作の映画)

4.0

フィーゴの禁断の移籍を追ったドキュメンタリー。

まず、とても面白かった。
フットボール界で暗躍する代理人をテーマにした映画あればいいのにと常々思っていたので、そういった舞台裏を観れてとても価値ある時
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.6

MIシリーズ最新作。

ほかの映画観に行った時の予告で、崖からバイクで落ちるシーンのメイキングを拝見して以来必ず劇場に足を運ぼうと期待していた作品。
トム・クルーズにはトップガンの時以上にお歳を感じて
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怪物(2023年製作の映画)

3.6

とある学校で起こった事象を様々な視点から見た群像劇。

7月ファーストデイ滑り込みで鑑賞。

一つの出来事が、三種類の視点から三回繰り返し流される構成。

途中までは、視点によってこうも事実の捉え方が
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

イランに取り残された同胞を救出する物語。

冒頭から混乱するイラン国内の様子が繰り返し映し出され、革命とかクーデーターとか内戦とか、字面でしか見たことないような状況を克明に目の当たりにすることになった
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.4

エミネム誕生物語。

天才的な描写がないにも関わらず序盤から、周囲の友達がお前は天才だみたいなことを言われてて不思議だったって、自分の所感を友人に話したら、「いやもう主人公がエミネムだから、そう捉える
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

境遇のまったく異なるある2人の女性の物語。

何不自由ない良家で育った華子と、田舎から自力で有名私大に入学するも家庭の都合で満足に通えなかった美紀。
一部と二部の描写があまりにもドラスティックすぎて、
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

「怒り」という感情をただまざまざと見せつけられる物語。

目を覆いたくなるような描写の連続で、鑑賞後気持ちがとことん沈んでしまった。それほどまでに感情のなかでも特にその表出の仕方が鋭利で爆発的な「怒り
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.3

同じ人を好きなになった男女と、好きになられたある女子の物語。

設定がこの2020年代をよく表していて、同性愛などのシリアスに扱われてきた題材を比較的軽快に物語に取り込んでいた。

途中男女の仲だけで
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.2

シングの第二弾。

観始めて、あーこの主人公のコアラさん、こんな感じで能天気にことを進める方やったなってのを思い出す。

自分たちのシアターから一流の劇場に挑戦しようとする姿をコミカルに描いた、とても
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

ブラックパンサー続編。


全編通して亡きチャドウィックボーズマンへの敬意が感じられる作品。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

「シン」シリーズのウルトラマン。
子供の頃の思い出を掘り返しに、平日月曜の最終回で鑑賞。

心情描写があまりなく、矢継ぎ早に切り替わっていく展開。
怪獣と外星人たち、そして人間、異なる立場のシュールな
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

伝説のパイロットの帰還劇。

言わずと知れた名作トップガンのだいぶ時間をあけた続編。

最初のジェットエンジンの轟音・夕日かかる空に離着陸する機体・そしてテーマソングに包まれた瞬間、すでに鳥肌がたって
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.1

ある兄妹をめぐる感情世界の物語。

レスリングに打ち込み、彼女もいて、家は広くピアノまで弾けて…あまりにも幸福な(と思わされる)環境にいる兄が起こした悲劇までを辿る前半から、その妹の徐々に世界がひらけ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

往年の名作のリメイクを上映日に初鑑賞。

プエルトリコ移民の台頭によって徐々に居場所をなくしていく恐れを抱いた地元の青年ギャングたちのNo.2と、対立する移民グループの長の妹が恋に落ちていく物語。
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