誰かのために頑張らせることはだめだけど、誰かのために頑張ることはいいってところがオチである。
村の因習は前者を隠蔽し、後者のように見せかけるところがある(このシステムは本質的には前者側なので悪として扱>>続きを読む
アクションが目玉だけど、社会に馴染めない二人が余生的に殺し屋しながらなんとかやってるのを観て、視聴後はちょっと前向きな気持ちになった。最後の乱闘前の「これ終わったらケーキを食べよう」というセリフが好き>>続きを読む
おもしろ〜。電波な割には最後にはハッキリとした解決をさせる。しかし最後の主人公は結局どちら側なのかわからないのが余韻を残している。
このレビューはネタバレを含みます
セルフオマージュ込み込みして最後におじさんが過去を忘れろみたいなこと言う。宮崎駿自身による過去語りであり、一方で観客にその過去と決別しろと言い放つ。つまり私がいなくなったあと「君たちはどう生きるか」。
面白かった。
何よりもまず登場人物が魅力的。ミランダやアンディ、仕事に対して誠実で本気である姿をカッコよく見せている。
と同時に仕事に対して真面目であるために犠牲になっていくものもまた克明に表われてい>>続きを読む
絵、音楽がオシャレなのはお言うに及ばない。シナリオ構成が複雑で、いまいちよくわからなかった。
因果応報の話をアートに演出。わざとチープに撮ったグロテスクな展開に、頭が混乱する。
ハラハラしたものの、素晴らしい映画だった。老人が出てくる映画に弱い。そばにいるのにお金は必要ない、そう言えるようになるためにかかった時間を感じてうるっときた。
微妙。
オチに驚きはすれど、トンデモ技術のせいで醒めてしまう。無駄なシーンをカットしてもっと短くてスッキリまとめてくれればいいのに。
総集編。吹奏楽の演奏アニメを見たいならいいのだろうが、あまり刺さらなかった。
マルチバース表現のためにさまざまな世界線を用意し、似たような展開をそれぞれで起こして切り貼りしていくのは、よく見られる手法だと思うがわかりやすくする工夫の中でも特に強力だろう。そのようになんども重ねら>>続きを読む
あらん限りの露悪、悪趣味を詰め込んだような映画だった。
ホームビデオのような微かに揺れるカメラワークやジャンプカットにより、人の日常を覗き見ているような背徳感が煽られる。ドキュメンタリー映画のようなも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
こんなにつまらん映画初めてみた。
ミュージカル要素はいいが、シナリオにひねりがなさすぎる。それに時間あたりの感動も薄い。出会って恋をして、仕事のために別れたって話に2時間かかっている。ジャズ要素俳優要>>続きを読む
サブカルオタクに対する解像度が高く、その痛々しさに貫かれながら耐えて眺めていると、後半の擦り切れていく感性のところで胸が苦しくなり、終始辛い辛いと言いながら見ることとなった。自己言及的なテーマを持って>>続きを読む
めちゃくちゃ面白い。そりゃ難しい構成なんだが、後へと興味を惹き続けるサスペンス性に長けている。