せきおつさんの映画レビュー・感想・評価

せきおつ

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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

「誰かに尊敬されるような人になりたかった」
うん、そうだよな。
経済力を持ち得ないことと適切な教育を受けられないことが
本当は善く生きたい人をどれだけ苦しめるかを目の当たりにする。

こう言ってしまっ
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

5.0

2020.8.11 映画館で鑑賞。
少々助長さが目立つReduxよりはオリジナル版派であるが、
こちらのバージョンは例の農園のシーンがある分、
アメリカがこの戦争に介入し続けたことの無意味さがより強調
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将軍家光の乱心 激突(1989年製作の映画)

4.0

内容については触れまい。
当時50歳ながらカッチョ良すぎる千葉真一の
素晴らしきアクションシーンだけは繰り返し見られる。
松方弘樹にもぜひ動いて欲しかった。

21グラム(2003年製作の映画)

5.0

見過ぎ心酔し過ぎであることは承知している。

喜怒哀楽という表現でも全く足りないあらゆる感情を
こちらの想定を遥かに凌駕するレベルでぶつけ合う演者達の凄みが、
只のフィクションの他人事として片付けるこ
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

犯人グループに対して本当にそのような遠回しで手の込んだ方法を取らねばならなかったのですか とか
リーアム・ニーソンに対してなんと馬鹿真面目なのか、ジョン・マクレーンに寄せ気味でも良かったのでは、

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言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

美しさだけを掬い上げる。

話や人物の掘り下げが不足しているようで一見物足りないが、
46分の尺 という大前提の中では、最も適度な適当具合でもある。

あえて強引な言い方をすれば、
「今まで生きてきた
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

5.0

そこがベトナムだからわかりやすいだけで、
擦れた見方をすれば、場所や時代が変わろうとも、欺瞞ならそこかしこに溢れている。

ここに描かれていたのは一体何の縮図なのか。
ベトナム戦争の縮図?それでは逆に
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

5.0

転覆に浸水、燃え盛る火。
あれらのシーンを当時の撮影技術で…てとこが今見ても胸熱なポイントである。
加えて、密室に立ち込めるジーン・ハックマンの男気と色気。
この全体的にむさ苦しい暑苦しい感じがサイコ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

昔は、わからないことが多くとも、なんとなく好きだった。
今は、えげつない部分まである程度理解できた上で、やはり良い。

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