popolapicaさんの映画レビュー・感想・評価 - 58ページ目

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私の、息子(2013年製作の映画)

2.8

子離れ出来ない母親、自立してない息子の話。
母親にも息子にも腹が立つのだけど、いる、こんな親子。いがみ合ってる様だけど依存してる関係。人身事故起こしたくせに自己中なひとたちなのでなかなかムカついた。そ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

すごい緊迫感。ジリジリとすごく怖かった。何あの武器。何あいつ。
全員いいキャラ。渋くて汚くて、怖い。観ながらずっと緊張してた。
年齢重ねても、人の役に立ってても、神が近付いてくれるわけじゃないって虚し
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ポテチ(2012年製作の映画)

2.7

ポテチってタイトルの意味が分かった時に、なるほどなとなった。だから泣いてたんだ。
コンソメとうすしお、食べてみないと分からない。間違えて買っても美味しいかもしれないし、欲しかったものより好きかもしれな
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記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

2.3

オチが想像通りでなんだか既視感あり。でも記憶に潜り込むって設定は新鮮だった。
サスペンス要素もミステリー要素も物足りなく感じてしまった。

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.2

夏秋版もそうだけどずっと観てられる。静かに淡々と自給自足の生活を描いてる。
母親や友人との事や四季折々のストーリーもちゃんとあって、丁寧に丁寧に作られてる。育てる事、作る事、食べる事。村から出た事があ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

2.8

ゲームみたい。戦闘経験がなくすぐ死ぬ。その度にタイムループして同じシーンを繰り返していく話。
またそこからか、飽きるだろうなって同情するくらい死ぬ。怪我したら弱くなるから死ぬべき。そのダメっぷりが面白
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

2.5

サンローランは恋にも生きた人だったんだな。理解し辛くても自分に正直で。ファッションの勉強には欠かせない人。こんな人だったんだ。
孤独で繊細で過酷な世界。ボロボロになる様は痛々しいけど輝かしい人生。相方
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.0

B級感があって良い。ダサさ加減が。
チャッピー含めて全員自分勝手。生身の身体の意味って何だろう。意識って何だろう。人間もAIも死ぬ事を拒否したら…、怖い話。
ロボットの動きが素晴らしかった。ちゃんと重
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

2.7

限られた命の中の話だから重いけど、押し付けがましい作りではなかったから観れた。
彼らだから許される事というものはなかったし羨ましいとは言えないけど、余りにも純粋だから眩しく思った。同じ様な状況に立たな
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

2.7

上手くいくのかと思いきや、と思いきや…、じれった過ぎてやきもきした。
まさかのエレベーターの場面が効いて、それで先に期待出来た。
邦題が上手いな。ぴったり。

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

2.8

タイトル通り、優しい本泥棒な女の子だった。ナレーションが死神って事で、嫌な予感がするまま進むのは嫌だったけど希望が沢山散らばってた。
好きな物を好きでいられて違うと思う事を違うと言えること。それが堂々
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.2

鶏が先か、卵が先か。ありえない答えなのに、その手があったかと納得した気になった。まさかの結末と真実。タイムトラベルものにもまだまだ幅があるんだな。
予備知識なしで観て良かった。ディカプリオとジョディフ
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.5

避けてきた家族や故郷に向き合わざるを得なくなってしまう主人公。パッケージは法廷サスペンスみたいだけどヒューマンドラマ色強かった。
本当は大事で拘ってるのに突き放したり、面倒な不器用さが息苦しいのに嬉し
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.2

遺伝子の優劣で差別する世界。非倫理的かもしれないけど、やろうと思えば出来そうなシステムは怖かった。
身体は適正でも違っても、何に興味や夢を持つのか、それが叶うかは分からない。優劣やルールを決めるのも可
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

2.3

500日目がどうなるのかと気になった。運命論の話だったのか。
夏が過ぎて秋…、次は冬になって四季ループが終わらないんじゃ…と思ってしまった。演出は可愛らしい。

リミットレス(2011年製作の映画)

3.0

IQが凄く高くなる薬のおかげで生活が一変する話。
スタイリッシュだしサクサク進むので飽きなかった。予想が付く展開なのだけど。デニーロを…な所が爽快。薬の名前がアイドルみたいで日本人ならつっこむと思う。
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

3.5

三部作のラスト。落ち着いたような変わらないような。自分勝手に出来ないところが少し寂しくて、スパニッシュ~の頃が懐かしくなる。でも刺繍のくだりとか両親の思い出とかは、月日を重ねたから分かるのだろうな。>>続きを読む

ロシアン・ドールズ(2005年製作の映画)

3.0

ほとんどパリとロンドンの往復だけど邦題の意味は分かる内容。
主人公含め、ダメでだらしないのに憎めない人達。だんだん登場人物たちに愛着が沸いてきた。ウェンディの弟がやっぱり笑える。前作より多国籍で楽しい
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スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.0

多国籍なメンバーで共同生活する、何てない話なのだけど何か良い。
イギリス人の子の為に協力する場面は微笑ましかったし、その弟が笑えた。
それぞれの個性に国柄が出てたし、バルセロナとマドリードの微妙な関係
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タイム・チェイサー(2013年製作の映画)

2.5

父親が行方不明の原因が実はタイムトラベルのせいだと祖父に告げられる主人公。父親を追うのか悩む。
SFだけど大真面目な人間ドラマ。タイムトラベルをするのかしないのか、過去や未来を変えられるのか無理なのか
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タイムシャッフル(2014年製作の映画)

2.3

毎日同じ時間に写真が撮られてて、それが明日の写真だと気付く男女3人。
テンポ良く先が気になる。きれいにまとまるオチも良い。
主人公たちの行動に疑問が多くて話が少し無理矢理だけど、細かく考えなければ面白
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

2.5

旧約聖書、奴隷のヘブライ人をモーゼが率いてエジプトから出る脱出の書の話。
モーゼは杖ではなく剣を持ち、エジプトのファラオとの関わりを深めたり、神が子供の姿で出てきたりしてる。
元が聖書なのでストーリー
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渇き。(2013年製作の映画)

2.0

複雑だけど最低限の説明で流れは悪くない。それより描きたいのが狂気なのだとしたら軽い。肝心の役所広司がまず合ってないと思った。狂いっぷりが足りないから怖くなかった。妻夫木が唯一狂ってるように見えた。
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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

1.5

映画ファーゴをそのまま実話だと信じ込み、映っていた場所にお金を探しにいく女の話。
主人公がただただイタくて怖い。狂気染みてて。好感は持てなかった。
都市伝説を元にしてるのは知らなかった。でもラストは想
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マルタのことづけ(2013年製作の映画)

2.8

天涯孤独なクラウディアと余命短いマルタとその家族達。成り行きで一緒に暮らす事になる。
絆が深いわけでもないから当然だけど、食卓、海、病院とかでふとした時に輪の外で一人になる時が何だか切なかった。でも他
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.5

母親と母親の恋人の別荘で一夏過ごす事になった14歳のダンカン。出会う人達との交流もの。
恋人が本当に嫌なヤツで、母親も言いなりだし隣人達は下世話。所在なく、大人は勝手だと思う気持ちが伝わってくる。その
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嗤う分身(2013年製作の映画)

4.0

ガラガラの電車内、自分の席だからどけと言われる意味不明なところから突然始まり、不可解なほど存在感の薄い主人公。見た目そっくりな人間が現れる話。
演出に拘りを感じた。画面は暗く、黄色と青、あと赤が際立っ
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ブラック・ハッカー(2014年製作の映画)

2.5

PC上で指示されて深みにはまっていく話。
POV少し進化系のようなB級感漂ってる作品。全てPCかスマホ画面を通してて、ブラウザ画面の切り替えとかで進むノンストップもの。
既視感あるストーリーだけどスピ
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

2.2

長かった、と感じるほど退屈。ダラダラしてはないし、キャラも個性的なのに笑えなかった。ベタで下品。

ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

2.2

ウディアレンのセリフがいい。
下品になりそうなテーマなのに全く下品じゃなく、お洒落にさえ見えてしまう。けどヴァネッサパラディが可愛くないし、相方の人も格好いいと思えなかった。

フェイク(1997年製作の映画)

3.5

再見。緊張感でいっぱい。実話だと冒頭に出て始まる。仕事とはいえ気の毒になるしこっちまで神経がすり減りそうになる。

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.0

オペラ座の怪人、ファウスト、ノートルダムの鐘原作、ドリアングレイの肖像。ドリアン~を知らなかったけど、全部上手くミックスされているので概要だけでも入れておくとより楽しめる。
ロックミュージカルってこと
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イン・ヴォーグ:ザ・エディターズ・アイ/VOGUE ファッション誌、モードへの昇華(2012年製作の映画)

1.5

VOGUEの歴史を歴代編集者達メインで語ったもの。映画にするほどの内容じゃないし、セリフに効果付けたエンドロールは正直めちゃくちゃダサいと思った。
気が強く神経質そうな編集者たちはいかにもそれらしくて
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デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

2.8

主人公ヘンリーは非常勤教師。転々とするので親睦を深めることなく、舐めた生徒の扱いにも慣れてる。
赴任先は荒れていて親も学校に丸投げ、先生達は疲れきっている。学校を立て直す熱血モノではなくリアリティがあ
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