lemonroastさんの映画レビュー・感想・評価

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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

客観的な目線のアングル、狭い画角から感じる自分の隣で起きていること窮屈な世界の出来事を覗き見ている感覚になりました。

反対にスローのカット、淡さもビビッドさも併せ持つ色彩、音楽が引き起こす夢の中の世
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

人里離れた酪農家、アイスランド語、彩度低めの映像のクローズドな雰囲気で現代だけどおとぎ話のような作品。

ストーリーも寓話的で、ダークファンタジーな絵本を映像化したよう映画でした。

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

安定のA24作品。

ホラー映画好きなら楽しめるギミックやシーンなどたくさんありましたが、ホラー映画好きじゃない人からしたら物足りないんだろうなと。

鑑賞後にどこかで見たレビューの「クラシック演奏を
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ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.0

惜しい、、!
インディー系ホラー映画の名作になりかけた佳作、、笑

ストーリーや設定、演出などA24製作ホラー並みにいいのに、少し足らなくて佳作なのかも。。

より徹底されたストイックな設定やシナリオ
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

冒頭の展開のスピード感、好きでした。

この手の映画の「誰が最初にやられるか」で遊ぶギミック素敵です。

この作品の「本当にありそうなヤバい世界」はジョーダン・ピール作品(Nopeは未鑑賞)やパージシ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

2.5

前作からの一気見。

結論言うと、自分はダメでした。

子供の頃の経験から、誰から構わず蹴り落としていく上林の動機に釈然としなく、ついていけなかったです。

「理由ない暴走」で片付くことかもしれません
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

数年ぶりにちゃんと邦画観ました。

よくある任侠映画とかかって観ましたが、サスペンスミステリー要素があってのめり込めました。

よく邦画見る方からしたら当たり前かもですけど、役所広司さんの演技力はさす
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悪魔がみている(2020年製作の映画)

3.0

映像美とまでいかないけど、全体のトーンが好き。

登場人物がトマスだったり、マグダだったりですぐに「これは聖書引用なのかな?」と思ったけど、見終わった感想は「現代のフェミニズムへのホラー的アプローチか
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.0

ジョンだけ異次元の頭脳で有望な後継者も詰め甘い感じ。

3D用なカットにもう時代感じる。

その回で完結するゲーム(個人的にサイドストーリー)はもう、ながら見くらいでよくなってきた笑

やっぱりホフマ
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ソウ6(2009年製作の映画)

3.0

職場でやってたイーストンの部下とのアイコンタクト、いくらアメリカ人でもさすがにダサかった。
ああいうイケイケビジネスマンってどこの国でもちょっとキザっぽいっけな。

今回ゲームはグロさよりも苦悩させる
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ソウ5(2008年製作の映画)

3.5

5人のゲームの構成好き。

ストラムは相変わらずバカっぽい感じ。

ホフマンは初シーンのテンションとえらい違い。

ソウ4(2007年製作の映画)

3.0

ストラム、短気というか頭悪すぎないすか?
なぜFBI捜査官やってられる。

THE BATMANのリドラー的ななぞなぞの出し方。

氷ガシャーン派手、、

リッグの過去編の関係者の話を深掘りしても十分
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

事故起こした彼の器具はなかなか痛そう、、
いや全部そうなんだけど、切れ味悪くねじられるのは想像し難い、、

ソウ2(2005年製作の映画)

3.0

「お、これでクリアか?」って思っても「どうせダメなんでしょ」となるのがSawシリーズ。

トラップの種類とかを楽しむ映画と解釈してます。

家で観ると暗いシーンのディティールわかりづらい問題。
階段の
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.5

KENZOのあのダンスビデオの人が主演でエイリアンのシガニー・ウィーバーも出ててライ麦畑でつかまえてのサリンジャーが絡んだ話とばくっとした知識で観ました。

結論、すごいオススメです。

目の前のやる
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

みんな大好き我らがA24作品。
やっぱり間違いないです。

あくまで自分の解釈、受け止め方です。

大人になってから自分が発達障害あるとわかったのですが、ジェシーの年頃の自分を思い出して微笑ましくも悲
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ソウ(2004年製作の映画)

3.5

Netflixのオススメにあがってきて久しぶりの鑑賞。

2000年代の雰囲気好き。
20年近く経つともうクラシック入りな雰囲気。

サブリミナル的な演出、全体の色味、音楽。
近年のホラー映画シーンの
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

段々とアトラクション的な作品になってエンタメ感強くなってる!

やっと最新作観れます。

ピザ屋の兄ちゃんの適当っぷり好き。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

いろいろ出てきちゃったウディ・アレンだけどこの雰囲気の作品は流石だなぁ。

まわり道しまくって最後にわかる自分の気持ちに素直になれるの素敵。

嫌われがちな街の雨も悪くないなと思わせてくれる。

パラメディック -闇の救急救命士-(2020年製作の映画)

2.5

Netflixでやたらと関連映画で出てくるので尺も短いし鑑賞。

ファーストカットのギミックは面白かったけど、その期待に応える作品ではなかったかなぁ、、

主人公のASD・モラハラ男っぷりは嫌気がさし
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

外出自粛の数少ない悪くない変化のひとつ、最新作の配信。
マンダロリアンのために入り続けているDisney+さまさまです。
とはいえ、やっぱり映画は映画館でみたいもの。

***

お洒落映画監督代表、
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープの仕組みきた!
大好きな量子力学が原因とは、、好物です。

マルチバースネタは映画界のトレンドなのかな?

後半、既出人物の役割がぐちゃっとして気を抜くと「なんでこの人いい人なの?」とはな
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1922(2017年製作の映画)

2.5

全編が手記を書いている主人公が当時を振り返るので当人目線で繰り広げられるお話。

音楽や淡々とした雰囲気は良かったけど、同じくスティーブン・キング作品の冬のホテルが舞台のあの映画みたいな狂気さとか迫真
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ一気見してある種のカタルシス、パージ成功。

黒人、ヒスパニック系が多い地域でのパージ実験。
主催者は白人たちとくればもう社会派映画。

そこにいい感じの狂人や姉弟、元恋人のお話が入ってエンタ
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.0

いきなりの昇進レオさん。

不死身さは24のジャック・バウアー並み。
(お仕事内容的にも)

前作よりも現実の出来事を取り入れて、下手したら起こりうる世界観になってました。

ラストのどんどん仲間がや
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.0

祝低予算脱出。街中が舞台のパージ。

わかってはいたけど、街中でパージやってるとマッドマックス、ジョーカーやザ・バットマンのリドラーの煽動を彷彿。

前作よりもパージや復讐の賛否、是非を問わせる感じで
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

公開当時はどこで観たか忘れたけど好きな映画。

トラウマとか持ってるとすごい共感するし、悲しくも前向きにもなれる不思議な映画。

音楽はちょっとベタな選曲だったりするけどこれくらいのが重くなりすぎなく
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パージ(2013年製作の映画)

3.0

遅ればせながら観始めてみました。

設定は面白くて好き。
展開はちょっと読めちゃうかんじ。

パージ信仰者軍団の金持ち快楽殺人な感じがアレックス・デラージ思い出しました。

全米で行われているはずなの
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

ナルシスト系サイコパスシリアルキラーのジャックさん。

彼がシリアルキラーになるまでの出来事とそれを振り返る本人とそれを聞く老人との会話のみのシーンの繰り返し。

ラース・フォン・トリアーらしいヒリヒ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

取り急ぎ。

ほぼ主題歌のNIRVANAにやられる。

憂いパティンソン。

"Detective" Comics感強め。

ブルース・ウェインの車がカッコ良すぎる。(バットモービルではない)

ピザ
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バットマン(1989年製作の映画)

4.0

近年のシリアスなバットマンも好きだけど、昔の垢抜けない感じ好き。


それいくらなんでも途中で弾、減速しません?な鉄砲とか現実離れしたポンコツ部下とか愛せる。

ジョーカーの出自はこの作品も悲しい話。
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

またクリストファー・ランドン、ブラムハウス作品。

冒頭からビ○チな性格悪い美女。
この子が○されると思うといろんな意味でゾクゾク。

そしてタイムリープ×ビザール殺人鬼ってだけでもう好き。

お面の
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

アメリカの男子ティーンの青春の出来事全部盛りにゾンビ足してみましたムービー。


周囲の目、恋心、友情、いろんなことが気になるお年頃の男子の活力ってすごいですよね。

ある意味、パワー的には人生のピー
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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.5

ヴェノムもベインもマックスよりもマッドでバイオレンスでマッチョでした。

冒頭のタイトルカット、シンプルだけど赤いタイトルと彩度の低いカットにハッとする。

正直なところ、ストーリーはマッドな人の半生
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ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.0

ハイジャック×ヴァンパイアな作品。

ツッコミどころはありますけど、設定は面白かったです。

ただ、ホラー映画的な驚かす演出やゴア描写が弱くて、今までの対テロの作品と大きく変わらなく感じてしまったのは
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ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.8

ユアンもレアちゃんも好きなのにノーマークの作品でした。

冒頭の挿入歌、Cigarette after sexで期待感。

近未来のロミオとジュリエット的なストーリー。

絶対に越えられない壁、
人間
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