世界は、しょーもないバカと知ったような気になったマヌケしかいない。お前も私も。人間は人間が一番嫌いだ。地球ごと滅んで欲しいと誰もが思っている。しかし、人間を救うのは人間だけだ。
一見して矛盾するいくつかの問題にも、それらを統合して貫く本質的回答が存在する。他者は、矛盾を見つけると嬉々としてそれにかかずらわってしまうが、それは偽解決への道にすぎない。他方で、本質はひどく個人的だ>>続きを読む
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救世主は、血の混ざりの中に生まれる。
他方で、部分の癌化により全体は変容へと向かう。全体が部分を動かすにもかかわらずである。
キングスマン的世界観の中で、無限に繰り広げられる戦いと飛び散る血。面白い。
あまりの強さにクラクラした。そもそもあの子犬は本当に亡き妻からの贈り物だったんだろうか。(本当だと思うけど)
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いわゆる物語という感じはなかった。
それよりも、昔こんなことを体験したんだよと過去あったことをまとめたノートのような作品のような気がする。
本当の謎は全員の目の前に置かれている。とすれば、なぜリッターはスタンと母との関係を見落としたのか。スタンが執着していたのは本当に金だったか。リッターは何を恐れていたのか。
ちょっと眠すぎた
メタなのかメタじゃないのかわからなくなる瞬間があって興味が薄れてしまった