落伍者さんの映画レビュー・感想・評価

落伍者

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貴公子(2023年製作の映画)

2.5

殺し屋のキャラだけ良し。アクションブレまくりで音響無いと何してるか分からん。手術室までの一本道で静止したままダラダラやってるのもったいない。

トラペジウム(2024年製作の映画)

3.5

性格悪い腹黒主人公。夢を与えるアイドル業界は加害と紙一重。

燃える勇者(1981年製作の映画)

3.0

化学兵器を輸送中の鉱山鉄道での銃撃戦。自ら指揮を執る阿部徹。

ブラック・ジャック(1996年製作の映画)

3.0

新種の病原菌に挑むサスペンス。科学万能主義批判からの非人道的な人類の進化。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

3.0

亀を連れて逃げる男性。市職員の掘った溝に雑に折り重なる夥しい数の遺体。

ビニールハウス(2022年製作の映画)

4.0

気持ちの良い不幸の連鎖。初監督(しかも女性)でこれは凄い。主演の人はやさぐれた深津絵里っぽいと思いながら見ていたが、普段の様子を見るに天海祐希に似ている。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

序盤あまりにもどこかで見たような話だったり、主人公の元映画監督が年老いてなお、過去の可能性に囚われていて憂鬱だったが、失踪した元役者の老成姿(アンソニー・クイン似)と、生前走馬灯をスクリーンで観る体験>>続きを読む

シャークストーム(2021年製作の映画)

2.5

海辺の別荘に台風とサメ。仲間が噛まれて怪我したり、病人の避難に手間取ったりしてる間に建物が水没する危険。それほどトンデモでもない。

ロボシャーク vs. ネイビーシールズ(2015年製作の映画)

3.5

Twitterを使いこなすロボシャーク。ネット文化に対する怨嗟の声が聞こえる。

シン・ジョーズ(2016年製作の映画)

2.5

サメが巨大化しないのは分かってないなあ。女性陣は美人だが。

MEGALODON ザ・メガロドン(2018年製作の映画)

2.0

駆逐艦でのアメリカ対ロシアの銃撃戦、というかサバゲー。時々サメ。

フィンガー5の大冒険(1974年製作の映画)

3.0

謎のバスケ対決(V3がダンクシュートを決める)。石ノ森章太郎一家も出演。

ゴーゴー 仮面ライダー(1971年製作の映画)

2.0

13話を無理やりブロー・アップしたので人物の顔が見切れてる。

地球へ・・・(1980年製作の映画)

3.0

この時代のワンカット長回しって海外アニメを見ているようでだいぶ不気味。後半の金田パートは活劇としてなら許容できる。

五郎正宗孝子伝(1917年製作の映画)

2.5

名刀「正宗」の作者である刀工、五郎入道正宗の幼少時代を基にした歌舞伎が原作。「おしん」みたいな。撮影が円谷英二の師、枝正義郎。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

アインシュタインとの会話の内容が明らかになった瞬間、彼は単に目の前のことにしか興味がない狂気の天才科学者等では無く、原爆投下によるアメリカの加害性とその後の開発競争からの終末危機に自覚的だったことが分>>続きを読む

豪傑児雷也(1921年製作の映画)

3.0

元祖特撮。尾上松之助が消えたり現れたり、ガマになったり。蛇、ナメクジを交えた三すくみの絵面が微笑ましい。

サラリーマン一心太助(1962年製作の映画)

2.5

コンピューター導入による合理化で冷食のセールス売り上げ増、それによる人間性の喪失といった、科学万能主義に懐疑的な筋書き。

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

3.0

ならず者でありながら、義理人情に篤いカーク・ダグラスが仁侠。映画自体は「荒野の決闘」の方が好み。

シェラマドレの決斗(1966年製作の映画)

2.5

イキってボコボコにされたりサソリに刺され、寝込んだりするマーロン・ブランド(ムチムチ)。手前に人物の顔置いて、奥行きのある画。

清水港に来た男(1960年製作の映画)

3.5

マキノ雅弘で片岡千恵蔵主演の「清水港」再映画化。大川橋蔵が勤王派の武士(桂小五郎のスパイ)。前半コミカル、後半シリアス仁侠。

フランキー&アリス(2010年製作の映画)

3.0

昔見たかも。実話。虐待でなくても多重人格になるのか。ハル・ベリーの猫なで声演じ分けより精神科医(ステラン・スカルスガルド。役者一家)の地に足ついた誠実さに惹かれる。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

原作だともうひと捻りあって面白いのだが、無垢なる人造人間による女性の解放という、一番やりたかったであろうテーマがぼやけるので省かれたのだろう。それでもあくまでも男性主導の女性物語という気がする(それを>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.0

「世の人々は物語に明確な結末を求めすぎ、現実はもっと曖昧模糊としたまま死ぬまで猜疑心に取り憑かれるじゃないか」がコンセプトだとしたら一理ある。

どうぶつ宝島(1971年製作の映画)

3.5

宙に舞う宝の地図をめぐる豚海賊たちとのドタバタアクション。

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

3.5

これを絶賛する三島由紀夫のことはよく分からないが、死神ばりに周囲に死を振りまく鶴田浩二は面白い。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.0

リベラル層の中で成功出来ず、ラップが好きでギャングスタないかにもな黒人にもなれない主人公。結局家族の話になるのも逃げのような気も。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.0

犯行の動機が後出しなので、犯人捜しの作劇は割とどうでもよさそう。冒頭のブラックフライデー暴動と人間生きたまま丸焼きで元が取れる。

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