さかさきさんの映画レビュー・感想・評価

さかさき

さかさき

映画(46)
ドラマ(0)
アニメ(0)

Saltburn(2023年製作の映画)

3.0

オリがずっと平然を装ってるけど装いきれてなくて、それでも貴族たちはあまり人を疑わなくて、もう絶対ずっとおかしいし気持ち悪いのに最後まで気持ち悪かった

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.6

パリが1番良かった。
意外と緩急がなくてローマ後半からヘルシンキで寝た。

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.4

詩的な関係性だなと思った。
現実にはどう頑張っても落とし込めない。
なんでワタナベはナオコのことあそこまで愛していたんだろう…映画だけだとナオコへの感情は贖罪のようなものに見えたしナオコのワタナベへの
>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.5

1番好きだった。
なんだかんだウェスアンダーソンの作品を見てきたけど、この作品はカメラワークや衣装やメッセージ性や全てが他と比べてわかりやすいし凄い!となった。猫可愛い

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.3

原作のファンで公開初日に鑑賞。
狂児が綾野剛と聞いて想像がつかなかったが、
ただただ、綾野剛。狂児ではない。でもめちゃくちゃめちゃくちゃいい。聡実くんは思ったよりイケメンだったけど、斎藤潤くんの演技も
>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

想像より色んな意味でグロいし、鬱になった。
今敏ワールドで最高だった。

呪詛(2022年製作の映画)

3.3

怖かった。文化が馴染みがなかったのが救いで、台湾の文化に慣れた人はめちゃくちゃ怖そう。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

歌がいい。
細田守、って感じだしメッセージ性もあって人間の感情がこんがらがって、みんなあったかい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

まず宮崎駿やスタジオジブリの表現力と、人にアニメという非現実的な媒体で小説や長い年月で培ってきた世界観を伝えるってこと自体が常人じゃありえないと感じた。間違いなく人類の宝だと思った。
総じてこの映画は
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

凄く良かった。
うららの控えめで、羨ましいなって思っちゃう感じも、雪さんの無邪気でキュートで優しい心も、漫画の世界も、この世界全てが愛おしく感じて優しい気がした。心がふわっとした。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

フランスっぽい!

2人の幸せな時間のシーンは束の間のバカンスの夢であった。

自由を願うことと、独占したいと願うこと。
子供を守りたいという強い心。
色々な人間のエゴが詰まっていて、誰1人として、大
>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

見終わる頃には嗚咽を吐くほど泣いていた、。

二度も災害に見舞われ、それでも引き寄せられた2人。災害が彼らを引き離し、しかし引き寄せもしたという二面性。

特に好きなのは菜穂子が東京で体調が悪化した時
>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

2.5

初の岩井俊二作品。
正直かなり身構えて見てしまったが、そのせいでハードルが上がってしまった。
緩急のない作品は面白いと感じる基準に個人差が強く出るもののように感じる。
はじめにヒロコに感情移入するとそ
>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

3.8

抽象的。
昔に見たので記憶は曖昧だが、夢の中のような、作り話と現実との行き来の中にリンクがある。また、作り話の世界の中の衣装に景観、何もかもが憧憬。見終わった後には大切に、ずっと作品を、作品を見て感じ
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.0

シニカルな感じ。
アートを感じさせる。ただ、これを見てからフランス映画はこういうものなんだ、と思うようになり、大人になるまでフランス映画に興味があまり持てないきっかけになった。面白い、し、画も可愛いけ
>>続きを読む

偉大なる、しゅららぼん(2014年製作の映画)

3.0

サラーッと見れる、軽い。
何も得るものはないので、何か映画見たいな〜、シュールなのがいいなぁ〜というときに見るのがオススメ。身構えてみるものではない。
ただただ俳優陣が豪華なので演技が上手い。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

フランス語と英語が混じり合う心地よさ。
切なさにいつの間にか涙が流れていた。
エンディングのカット、天才すぎる。
文句なし。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

長い映画のはずなのに退屈ではなかった。小説を識字ではなく映像から摂取した感じ。見た時は子供過ぎたけれど、子供ながらに大人になった今でも心に残り続けている。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.1

映像や衣装がかわいい。エル様の笑顔の破壊力。ティモシーは安定に画になりすぎている。雨のニューヨークのよさ、が表現されていた。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.7

登場人物がみんなあったかい。
パーティーは誰でも参加OK、クラスの変な子もギャルもみんな違ってみんないいんだ!みたいな映画。ライトな青春映画でちょうどいい。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

3.1

話に緩急はないけどファンタジーさよりもリアル感が強い。なかなか上手くいかない私生活や本当にやりたいこと、夢と現実って感じで見終わった後一息つく感じ。ララランド激軽い版(?)曲は全て素晴らしくblurに>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.1

現代の映画では表現されないであろう描写が多く、今ある偏見はこの時代からか〜…となるが、自由さに羨ましくもある。いや、羨ましい。ハイヒールを履いてのエンドロール、素敵だった…。

インスタント沼(2009年製作の映画)

4.0

邦画の中で1番好きかも、しれない。
三木聡ワールド炸裂。塩シオミロに思いを馳せてしまう。ここまでシュールに世界観を作り上げられるのは本当に才能なんだと思う。加瀬亮はかっこいいしファッションや小道具、構
>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

とんでもない。
自分の無知さを痛感させられる。ザインの方が世の中で"大人“とされる誰よりも、少なくとも作中の誰よりも大人で、誰よりも無力である。それはたった数年しか生きていない"子供"だから。世に蔓延
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

ベルエポック、とは他人によって違うのだろうと思わされる作品。今を生きているのだから今を楽しもうと思える。結局1920年代、最高すぎるとなってしまったが。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

ウェスアンダーソンの中で1番好き。
やっぱり異国情緒の表現、文化の表現がうますぎる。自由な3人を見て、世界を見て、自由っていいな、と作品を通じて彼らの旅を一緒に楽しめた気分。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

犬が可愛い。異国であるはずの日本の表現が、日本で過ごしている人が描いたものよりも巧み、というか日本という地を芸術に昇華してくれている感じ。未来的であるのに手間のかかるカット数の多い画がウェスアンダーソ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

"文化"の表現が上手い。異なる文化圏の表現がいつも巧みだな〜と感じるのがウェスアンダーソン。画面のカラーリングは右に出る者がいないのでは?というくらい可愛い。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

5.0

人生で1番好きな映画。
5年が経過し、いろいろな映画を鑑賞してきたがこれを超えるものはない。
青春が舞台ではあるが、10代ラスト、モラトリアムを謳歌できると同時に一気に押し寄せる現実感や心の成長、まと
>>続きを読む

>|