かわうそメイニアさんの映画レビュー・感想・評価

かわうそメイニア

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プリシラ(2023年製作の映画)

4.0

内容が薄いみたいな評価が目立つけどソフィアがプリシラを描いたってだけで百万点。プレスリー夫妻の物語をソフィアが描くことに価値がある。正直、エルヴィスがダメ男なんて今に始まったことじゃないし。。甘美だっ>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.9

いや、すご。びっくり。語彙力どっかいった。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.7

ラストに思わずえって声が出た。人生ってなんだろうな。正義って存在するけど、その裏面は絶対に悪なんだって考えるとやっぱり正真正銘の正義なんてないのかもしれない。いろいろ考えた。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

ぼんやり観てたこともあってか、途中までピンときてなかったけど最後の方での巻き返しでおもしろ!ってなりました。思い出してまたおもしろ。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.4

村上春樹が中学生の頃から苦手で克服してないものの、思ったより嫌いじゃなかったというか村上春樹原作って知らなかったら好きだったかもしれない。
でも、性的描写にのめり込めなかったからやっぱりこんな感じかも
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

せっかく日本公開時に観たのに好きすぎて感想を考えていたら結局書けなくて今思い出して書いてる。
やっぱり好き以外出てこないな。個人的にこの時代のアメリカへ一生憧れているのもある。
この時代ってなんか汚く
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

なるほど、そういうことなのね。。
もっかい見ます!!

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

いろんな人の考察や感想を読めば読むほど重い。
表面的なストーリーだけでもなかなかの重さなのに、作品のメッセージ性まで考えるとかなりの胃もたれ。
だけど、無意味な重たさではなくてけっこう大事なことだと思
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.7

ラストかっこよかったなぁ。
そして、女は強いね。
みんなほぼ無表情なのに感情が伝わってくる。
いろんな白があるみたいに、無の中にもいろいろあるのだな。
黙ってるからってかなしいわけじゃないんだと。
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.6

テンション低めなのに暗くない。
人間の哀愁を煮詰めた感じ。
真夜中の紅を観てからアキの作品は2本目ですが、完全にハマりました。
めちゃくちゃ最高におもしろいぜ!って感じでもないんだけど、なんか好きだし
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.7

なかなか好きだった。
刑務所の部屋が自分のうちよりおしゃれだった。
サクッと観られるのも魅力的。
さて、もっかい観よう。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

5.0

最高得点にさせてください。
映像化、本当に本当にありがとうございます。感謝しきれないくらい素晴らしかった。もう言葉にするのも躊躇うほど胸に刺さりました。
この曲のビデオを観て育ってきて、その度に感動し
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ラヴソング(1996年製作の映画)

3.7

いい時代だなぁ。
この時代の香港に一生憧れるし、それに加えてニューヨークなんて最高すぎる。
かなわない掴めないからこそ恋愛は追いかけてしまうものなのでしょうか。。
当時のマクドナルドの店内が見られるの
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.4

画がすてき。カメラワークもしゃれてるなという印象。
極端に言えば尼崎事件もこういう感じなのだろうか。ちがうか。。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.6

これを少しずつ抽出した人が近くにいるような……
気のせいでありますように……
なんだか他人事とは思えないセリフとか多くて弱ってるとき見たらいけないやつだなと思いました。
演出に凝っていてそういう感じね
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.0

ぎっしりとしたパワーがすごかった。
全員が素晴らしいことは前提として、特にレスリーチャンが神がかっている。
当時売れっ子でたくさんの仕事を抱えていた彼が、この作品にここまで注力できたのは彼の器用さか。
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.6

どうしたらこんなカオスな作品がつくれるんだろう。
世の中への風刺が込められてるのかな。
テレビメディア使ってるあたりそう感じた。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

すべてがちょうどいい。
全方向の初心者にやさしい作品だと思う。
私は原作ファンなので剛くんが狂児役って渋みに欠けるなんて思ってたけど、実際は彼が適任者でした。
改めて和山先生がこの世にこんなに素晴らし
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ルーリードの「Perfect Day」そのまますぎて、日本の美しさだとかよりももっと内側の陰鬱さに心が潰されてしまいそうになった…
どこか漠然とした孤独や不安、さびしさに苛まれてる気がする。
身内も憧
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ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

3.4

やっぱり寒いところが舞台の作品は鬱々としているな。
あと、ダメ息子ってなんでとことこん救いがないんだろう。しっかりしろ!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ビジュアル(美術や衣装など)と内容が比例して良い作品はなかなか珍しいのでは。
というか、初めてかもしれない。
そういった意味ではこの作品は完成形。
だいたいビジュアルセンスは最高だけど中身なんもないと
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緑の夜(2023年製作の映画)

3.4

超絶美人なファンビンビンから漂う哀愁すごくいい。
めちゃくちゃ好きな作品ってわけではなかったけど、きらいではない、好きな類ではあった。
説明せず感じとれ系の描写が多めだったが故、?と思うところちょいち
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闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

3.6

内容はよくわからなかったけどとにかく画が美しい。
特殊効果とかがない時代だからこそか、演出にめちゃくちゃ凝っているなぁという印象。
みんなPVとかでマネしたくなるのでは。
デフォルメされすぎてる今のゴ
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

3.5

時差ボケの中見たから記憶が曖昧だけど、少女たちの危うさと引き換えにある美しさを最大限引き出してた。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.6

まず、画がうつくしい。
愛と憎は表裏一体というか、好きだとか愛だとかの始まりは憧れだったりするのかな。
だとしたら、それは自分にないものなれないものであって、つまりはコンプレックスの対象でもあるのだろ
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ぎゃあ…これはなかなかつらい…
ニコラスの行動があまり垣間見られないような描写、つくりになっていて、見ている側も彼の気持ちに寄り添いきれない感じ。
彼はなにを考えているんだろう、と。
実父母ふたりは一
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.7

古い映画だし、正直もっとしょぼいと思っていたけど十分かわいくておもしろかった。
CGには絶対に出せないこの雰囲気がとてもいい。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

ティミーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

最初から最後まで救いがない。
こんな莫大な土地にある閉塞感ってなんなんだろうか。
あたたかい場所だったらまた少しちがったのかなとか。
寒さって人をネガティブな思考にさせる気がするので。
常に生死と隣り
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

ずっとずっと見たかったのにTSUTAYAでいつも貸出中で見られずだったので、リバイバル上映ありがたきしあわせ!
女子特有のさみしさと生きづらさが痛いほど伝わってワカルヨーってなりました。
ただ、男はど
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9

自立してない女って救いがない。
手書きタイトル系作品の中で「愛がなんだ」が個人的上位のしんどさだったけど、こっちの方が圧倒的にしんどくてもはやホラー。
登場人物全員がいるいるって感じで、ディテールがし
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

家族という呪い。。
演出と登場人物たちの人間性によってさわやかな印象だけど、実際はなかなかしんどい内容だと思う。

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