かのさんの映画レビュー・感想・評価

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

イタリアの美しい景色だけでも心癒されるのに、ティモシー・シャラメもアーミー・ハマーも人間離れして美しいので、終始夢の中みたいな映像美。

甘いマスクに彫刻のように美しい肢体、頭脳明晰、おまけにウィット
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.4

なんかもう、画面から溢れ出す平成感もさることながら、エピソードひとつひとつのあまりのエモさにわ〜〜っ!となってしまう。なんて妙ちきりんで愛すべき世界なんだ。あと前から薄々感じてはいたけど私は蒼井優とい>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

琴線に触れるどころか鳴らされまくった映画だった。映画館で何度も声にならない声が出そうになった。いろんな感情がごちゃまぜになった結果、終始ニヤニヤしながら観ていた。単純に似たような経験があるとか心あたり>>続きを読む

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.8

原作を死ぬほど読み返している&小松菜奈ちゃん大好き勢なので上映前からすごく楽しみにしていた。映画全体の雰囲気は、原作を読んで抱いていたイメージとは結構違ったけど、これはこれで。宮沢氷魚くんの穏やかでい>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

4.5

村上春樹小説の映像化作品で一番好きかもしれない。映画と舞台のハイブリッドのような演出。淡々とした語りが耳に心地よくて癖になる。自分でもよくわからないシーンで泣いてしまうことが度々あった。宮沢りえの少女>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

多分正しい表現ではないけど…令和の三角関係は拗れないんだなって思った。リアルなドライさ。

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

なんかすごいもの観ちゃったぞ感。ララランドへのセルフアンチテーゼ(?)も含まれているのかなとか勝手に勘繰ってしまった。型通りのロマンスとか予定調和とか、敢えて削ぎ落としてるような感じがした。
マーゴッ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

前半のコメディタッチな展開も、後半のサスペンス展開も、どっちもめちゃくちゃ面白い。噂に違わない良作でした。ジャージャー麺食べたくなる。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.6

レオ様七変化。頭の回転が早くて口が異常に上手い上に、容姿も美しい。そりゃあみんな進んで騙されにいってしまう。
どんなに周りを丸め込んでいても、大金を手にしても、両親の前では年相応に子供っぽいのが切なか
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.2

やっぱり大好きリュック・ベッソンのスパイもの。ベタとひねりの絶妙なバランス最高。

余命10年(2022年製作の映画)

3.7

小松菜奈ちゃんに釣られてみたけど感動した。華奢な身体で、静かに色んなことを諦めながら人知れず傷つきながら、それでも凛と生きる主人公の姿に胸を打たれた。お母さんと一緒に台所に立って、初めて弱音を吐くシー>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

チェンソーマンOPから。演出がいちいちカッコイイ。ティルダ・スウィントン、あんな天使の羽が似合っちゃう人いるんだ。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

定食屋さんで流れるニュース番組。危うさと脆さ。鞄に包丁。二度と既読のつかないトークルーム。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

好みは分かれそうだけど私はすごく面白いと思った。今までになかった感覚のホラー。
ホラー映画ってたまに、最初は出てくるたび声上げちゃうくらい怖かった化け物が、だんだん怖く感じなくなってくるみたいな現象あ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

アリ・アスター監督作品と聞いて気になってた。
相変わらず悪趣味でいいね。例の電柱のシーンは思わずうっそでしょ…と声が出た。
ホラーとコメディは紙一重だということを改めて感じさせてくれた映画。

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

鮮やかな赤のメイド服と、多種多様な武器というイカつい組み合わせがかっこいい。青いインク、どんな味なんだろう…。

エスター(2009年製作の映画)

4.0

すごく怖いと聞いて予想していた、斜め上の怖さだった。違和感がじわじわと、不快感にも似た恐怖に変わっていく演出が見事だった。ラストは怖すぎて笑ってしまった。
主演続投で前日譚撮影中とのことで楽しみ。

キンキーブーツ(2018年製作の映画)

3.8

エネルギッシュなローラが眩しい。ローラが舞台に現れるだけで雰囲気がパッと華やかになってワクワクした。ローレンの振り切った顔芸に笑った。音楽も好き。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

これまでのシリーズにあった、ダークでポップでナンセンスな要素は薄かったけれど、これはこれで王道で楽しめた。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.4

やっと観れた。
宇宙ステーションや船内の映像美だけで痺れる。今見ても全く古臭さを感じない。キューブリック作品の無機質さと、それに起因する緊張感がすごく好きだ。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.4

ドラン作品らしい、印象的なカメラアングルと色調、息苦しさ。雨の中、窓越しの例のシーンは幻想的とも言えるほど美しい。

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