しゅへさんの映画レビュー・感想・評価

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Here(2023年製作の映画)

4.7

俺は朝露を見ても特別な感情を抱かない。

新緑の中で深く息を吸い込んで、できるだけ頭の中をフラットにする。そうした一種のリセットボタンが日常には必要だと感じている。

そうでなければ頭は常に動き続けて
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

1.6

まじっすか…。脚本も演出も最悪だった…ショック…。

とにかく途中で見るのやめたくてしんどかった前半。メリハリがなさすぎる。ドレミファソラシドを同じ速度・強さで弾いても曲にはならないでしょう。あれこの
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

4.3

そういえば続編は観てなかったなと思って。ボケ数が増えて品性が下がった気がする。俺にとってはいい意味で。

前作同様アクションが小気味よかった。アクション映画で見たいシーンのツボをよく抑えてる。ライアン
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.2

わーい!ウェス・アンダーソンの映像ってだけで見ていられる!ただめちゃくちゃ眠い。最初の入れ子構造のナレーションでドキドキしたけど、そこから発展する訳ではなく。語りで展開が進んでいくから全部説明されてる>>続きを読む

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.3

元いじめられっ子のロック様が可愛い。アーロン・ポールはダイアン津田に変換される。ブレイキングバッドのジェシーが出てきて嬉しい。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.1

背中が苦しくて息がしにくいあの感じ。今すぐスッキリしないと死んじゃう!と思って何を見ても同じ味がしそうなジェイソンステイサムのサムネを見て再生。どうやら現金輸送を行うセキュリティ会社にステイサムが潜り>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

Xでバズったポストを見た俺「なんだかマッチョイズムな悪魔祓いが見られそう!」

冒頭のシーンを見た俺「一休さん?」


良くも悪くもちょうどいい。よくあるサスペンスアクション×よくあるエクソシストって
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.9

前作のエピローグから始まったからワクワクしたら、夫婦が仕事を辞めて探偵業を初めててめっちゃ笑っちゃった。この2人ならこうなるだろうな〜っていう展開が進むのって、キャラクター構成が完璧ってことよね。>>続きを読む

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.8

刑事への昇格試験に落ち続けるアダム・サンドラーとミステリー小説好きの美容師ジェニファー・アニストンが事件に巻き込まれて勘で推理していくドタバタコメディ。ながら見にちょうどよい。

ジェニファー・アニス
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.8

映画を見ている以外の全ての時間が嫌いだった頃、映画館はその全てを忘れさせてくれる存在だった。俺たちの街からまたひとつ映画館が閉館する。そんな映画館で働く2人の恋の物語。

まず、ファーストシーンの美し
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.6

劇場に観に行こうと思ってタイミングが合わず、サブスクで見れるけど後回しにし続けている映画の一つだった。

いい〜。とてもいい。よかった。好き。

実際に事件を起こした4人とその家族へのインタビューを挟
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.8

コメディースター大集結の割にはどっちつかずの印象。この脚本ならめちゃくちゃにサイコに振り切ったほうが面白くない?チップがテレビの世界の現実の世界の区別がついていないとか、口から出る言葉の全てが映画やド>>続きを読む

ゲームオーバー!(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ハングオーバー!的なトンデモ展開を期待したけど全然。ただ死体にゲーム用に開発したスーツを着せて武器にするシーンはめちゃめちゃ笑った。精肉用のスライサーで敵の耳と顔をスライスするときにすっごい嫌そうにし>>続きを読む

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.1

エマ・マイヤーズが超可愛い。あとは全部忘れた。家族が入れ替わっちゃってそれぞれ大変だよねー頑張ってるよねーって理解していくよくあるやつ。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.7

愛する友人とこの映画を見たことは俺の人生にとって有意義で、とても大きな意味のある時間だった。

ケリー・ライカート監督の作品はリバー・オブ・グラスしか見ていないけど、もう完全に虜。大好き。ジャームッシ
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.2

なんかの記事で読んだのかSNSで見つけたのかずっとクリップしてたこの映画。映画を見られる時間があるなら常に映画を見ていたいけど、影響を受けやすい恋人といる時は暗い映画を見られないのでこういうストックが>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.8

アキ・カウリスマキが6年前の監督引退を撤回し、労働者三部作の四部作目として今作を発表。大槻ケンヂがプロレスラーの引退とバンドの解散は信じちゃいけないって言ってたあれですね。三部作に四部作目ってあってい>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.6

あらすじで笑えるなら見たほうがいいし、そうじゃないなら見ないほうがいい。

無意識に黒人を差別する登場人物もいて、とにかく差別の描き方がうまい。早口に言いたいことだけをまくし立てたり、押し付ける気はな
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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.4

正月休みの最後の一日はリッツパーティーと脳みそを使わない映画を。

マコーレ・カルキンの映画ってホームアローンしか見たことないな〜、なんてあなたに!なんて別におすすめするほどでもない90年代の古き良き
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

脚本なんてあってないようなもんだし、最近のアニメ映画に見る想像の全てを超えてくるアクションなんか一切ないけど、マリオ映画として完璧では?

あまりゲームで遊ぶ子供ではなかったけど、スーファミ・64・ゲ
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ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

4.2

学校から強制参加させられた3人の落ちこぼれと、自ら参加した育ちが良いけど友達のできない坊ちゃんの4人が野外活動でサイコパス老人たちとバトる話。今年もこの時期が来たか〜とまるで夏祭りのような気分で社会に>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.9

こどおじと退屈人妻のノンラブノンサスペンスノンロードムービー。

自由に不自由を描いた作品が好きなのです。ずっと見よう見ようと思っていたケリーライカート作品なので、どうせならと一作目から。初期ジャーム
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.7

本当、目も眩むような愛だ。アダムサンドラーの不器用な男の演技は、もうどこまでも愛らしい。

アウェイデイズ(2009年製作の映画)

4.6

ヒリついたポストパンクたちが最高でした。

スキンズとかモッズとかは知っていたけど、カジュアルズっていう文化もあったんだね。アディダスのスニーカーにジャストサイズのデニム、アノラックパーカーが超クール
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

4.2

とにかくベンアフレックが最高。ディケンズやオーウェルを勧めてきたかと思えば、西洋文学まで造詣があったり。70年代らしい男の生き方を押し付けてきたり、ボーリングに連れて行ったり、学費を払ってくれたり、い>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

何もない、がある砂漠で得られる喪失感。砂漠でウェスアンダーソンの世界って物足りなくない〜?と思ったけど杞憂でした。相変わらずの絵作り。超チープなUFOと宇宙人が最高。

貨物列車は通るけどモーテルまで
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オオカミの家(2018年製作の映画)

5.0

二日酔いで脳みその半分が機能していない状態で見たら完全にトんだ。悪夢を見続けているようでした。
癖で制作している映像を思い浮かべてしまうのだけど、非常に疲れました。素面のときに見直します。

マチルダ(1996年製作の映画)

4.3

俺の中の夢見る少女が超能力を使えたらな〜って言ってました。ネグレクトはギャグになってないし普通にキツかったけどナイスハッピーエンドで最高。クッキーの匂いとチョコレートの味がした。

スランバーランド(2022年製作の映画)

4.8

可愛こちゃんに絶対好きだからとおすすめされて鑑賞。俺の好みを把握しているからきっと俺のことが好きなのだろう。

亡くなった父に会いたい一心で夢の中を旅するなんてまるで映画のような話。演出かっけ〜インセ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

5.0

そういえば見ていなかったなと思い鑑賞。俺には確信していることが一つある。それはトムはミッションインポッシブルに殺されるということ。最新作も楽しみです。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.4

設定もストーリーも焼き増しされ続けてきたものばかりなのでちょっと退屈。スパイアクションって聞いてパッと浮かんだ絵がありますよね、終始それです。

それでも最後まで絵を持たせるガル・ガドット様を見る映画
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.8

友達の息子2人に良きお盆休みを過ごしてもらうために付き合って見たら、まーようござんした。この上なく綺麗に見える街が誰かにとっては最も住みにくいって皮肉が僕は好きでしたね。街の設計もよかった。アメリカの>>続きを読む

ドキュメント サニーデイ・サービス(2023年製作の映画)

5.0

もうすっかり「あの頃」にしてしまいつたある、コロナ禍の彼らから映画は始まる。結成当時の話や避けては通れない丸山さんの話、解散から再結成までの話、復帰後から今までの話。最後のアンコールから「続く」まで、>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

怖いから早く終わらないかなと思いながら見ていた。

冒頭から絵作りが良すぎる。お、なんかキューブリックっぽいな、なんて思ってた頃はまだ余裕があった。段々と不穏な雰囲気になり、ゆっくりじっくり確実に最悪
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

マーベルに対して腰が重い俺を憎むほどの最高な映像体験でした。スパイダーマン初期三部作は見てるけど、やはりマーベルは掘れば掘るほど面白さを体感できるんだろうな。スパイダーマンが1人じゃないと実感した時の>>続きを読む