おもしろい!宮廷を舞台に繰り広げられる女たちの権力争い。感情と欲望がどろどろに渦巻いていて、要所要所は笑えるし、ときめくようなシーンもあるのに、救いがなくて鑑賞後はただただ放心してしまう。でも不思議と>>続きを読む
ぼろぼろ泣きながらみた。80年代韓国の政治的状況とおんなのこたちの友情、人生が交錯する名作。
韓国版エクソシスト。悪魔にとりつかれる高校生を演じていた俳優さんの演技がすごかった。そしてカン・ドンウォンは相変わらずうつくしい。
1990年代初頭のフランスにおけるエイズをめぐる諸問題を描いた力作。団体内部でもさまざまな意見が噴出し、ときには決裂もしながら、国や製薬会社に対して運動をつづけるアクトアップパリの面々、エイズにかかっ>>続きを読む
映像や音楽は圧巻だった。けれどもイライザの恋の相手が「彼」である必要はあったのか?(集団から疎外された者の愛、というテーマなのに、恋愛描写はシンプルな異性愛だねっておもった)。
久々の韓国映画。おもしろかった!実際に起きたできごと(1980年の光州事件)に基づいているとのことで、軍人から民衆への苛烈な暴力、情報規制などが生々しく描かれている。たった40年前に隣国で起きたことな>>続きを読む
おそらく生涯わたしがもっともみかえしている映画。時系列が複雑だったり、説明がすくなかったりするけれど、みるたびにあたらしい発見があって、ていねいに追っていくとこの映画には足りないものも余分なものも何ひ>>続きを読む
暗黒の高校時代にはじめてみたときの鮮烈な印象がわすれられない!ので、いつみてもしみじみと泣けてしまうし、ベッド・ミドラーはほんとうにかっこいい。主題歌にもなっているthe roseより、when a >>続きを読む
生まれたときに寿命も、能力も、何もかもが決まっている世界で、じぶんの遺伝子が定めた運命に抗って夢をかなえようとする「凡人」と、そのかたわらで彼を支援する夢やぶれた「エリート」のはなし。レトロな未来とい>>続きを読む
差別と感動をむすびつけるのは表現としてとても危険なこと。鑑賞者がひたってしまう「こんな目にあってかわいそう」という気持ちは、差別の実態を理解することや、差別をなくすために具体的な行動をとることをしばし>>続きを読む
ものすごく凄惨なはなし。女性や子どもがむごい扱いを受けるシーンが結構あって、見ていられないところも多々あったけれど、映画としてはやっぱり美しいよなあとおもう。なにより芥川也寸志の音楽がよかった。
石>>続きを読む
シリーズさいごの作品。ラストシーンの金田一がただただうつくしい。話はいまいちだったけれど、あのラストシーンが撮れただけでもこの作品をつくった意味があったんじゃないかとおもうくらい。
そしてやっぱりわ>>続きを読む
シリーズ中だといちばん退屈した(寝落ちしてしまった)。でも石坂浩二はあいかわらずかわいい。