子どもの頃にあんなことがあって忘れることはないのでは?とは思ったが、内容的には良かったと思う。
たった一杯のコーヒーを飲むためにこんなに苦労するのかと思った。最後にやっとコーヒーにありつけてもモヤモヤとした感じが残ってて、何だかスッキリしない終わり方だったけれども、それもまたよかった。
ラストには驚かされた。次の展開が気になり、最後まで飽きさせない作品だった。
悪とは何かということについて大変考えさせられる作品だったが、どうしても抑揚のない感じが続いていたため、途中で飽きそうになった。
単にSFというだけではなく、危機的状況での人間の行動を描いていて、最後には感動できる作品だった。