tacobuellさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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311(2011年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーとジャーナリズム。

当然の事ながら、どちらも演出と編集が施されている。

様々なせめぎ合いがあっただろうその中で、ギリギリの線を攻めていたのは好印象。

立場や時代で印象や感想の振れ
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「A」(1998年製作の映画)

4.0

人間、たちが織りなす社会、の歪さ。

信じる者たちも、排斥する者たちも、人間であることを超えられない。

ならば、一番小さくて身近な社会、家族とは出来得る限り、誠実に、優しく在りたい、と祈るように。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

想像以上にエンターテイメントしてて驚いた。
地元のミニシアター、平日の真っ昼間だったのに正真正銘の満席で鑑賞。

100年の節目に良くぞやったり…なテーマではあるんだけど、現代を生きる観客と登場人物た
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.5

ひたすら賛美が続く構成…ドキュメンタリーとしては退屈で眠くなった🥱

タランティーノ組の役者たちにとっては大恩人だものね〜とはいえわざわざ映画館で観るほどの内容でもなかったかな💧

バービー(2023年製作の映画)

4.0

これまでに観た同監督作品の中でもダントツの面白さ!

当初マテル社に精神を支配されていたバービーたちを主人公にして実存の目覚めを描いているのだけど、女性だけに配慮した脚本にはなっていなくて、ケンたちの
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.6

淡々と母娘のダイアローグが続くんだけど、仄見える背景を脳内で並行させると…まあなかなかにヘヴィな場面もあった親子よね💧
それなのにどこまでもサラッとフラットに映像化されていたところはシャルロット監督の
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シンシナティ・キッド(1965年製作の映画)

4.3

ギャンブラー映画の金字塔、男たちの名誉と意地と矜持が卓上でスパーク!

脚本もキャストの演技も演出もパーフェクト。

この時代のギャンブラー映画としては、他に超えるものなし😚



最低限、スタッドポ
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.9

オスカー・アイザック、目の演技に引き込まれた。

ギャンブラーの一般的イメージといえば破天荒で破滅的といったところなんだろうけど、今作のウィリアム・テルはクソ真面目で利他精神に溢れてる、その理由という
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

今作を撮り切ったことで、駿も黒澤やフェリーニと肩を並べた…いやしかし、それでいいの?っていう💦

マルチバースへ行かずユニバースに踏みとどまって、タイムループをテーマに2人の少女と1人の少年に救いをも
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直撃!地獄拳(1974年製作の映画)

3.9

何が驚いたって真田広之ですよ…こんなに小さな時から映画に出演してたなんて💦

魔界転生までずーーーっと千葉御大との良き関係は続く😚

怪物(2023年製作の映画)

4.0

いやはや…ホントお上手ですね。
やり過ぎ感は否めないけど。

ラスト15分くらいから、祈るように観通したけれど…驚きも希望もなく終劇😢



星の数は純粋に技術点。
子役二人を始め、役者陣の演技も本当
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

破滅、それともエグゾーダス…まさに今の時代と芸術=ART、芸術家を描いた傑作。

悪しき家父長制度の権化のような言われようだったバッハが、もしコンプラに矢鱈と厳しい現代の欧米にいたとしたら…追いやられ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

オープニングから上がった〜選曲含めて満点!
(歌詞の字幕が一部おかしかったけど)

ロケットの過去エピソードにまんまとギャン泣き…動物ネタはズルい💧

ガンもDCへ移籍した事だし、ここで綺麗にシリーズ
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