Talephantさんの映画レビュー・感想・評価

Talephant

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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

夢のまた夢が層として重なり合い、チームで深く潜る点がとても良い。
トーテムで判断する点が現実か夢かを区別していて、パプリカにはない表現でとても好きだった。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

構図や色合いがとても綺麗。
宇宙人が絶妙にきもい(いい意味で)。

パディントン(2014年製作の映画)

3.5

お父さんがとても良い人。
喋るくまの記録が抹消されたのに受け入れるロンドン、そしてパディントンが時折見せる野生感がすこし怖かった…。(内容自体はハートフル)

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.3

日常を非日常的に、不気味に、不安に描くのがとても良い。
その異常に触れていくにつれてどんどん物語は不穏になってゆくため、知らないことへの幸せを感じてしまう。
そんな中でも現実と向き合う強い友情が一気に
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

4.0

独特が過ぎるのだけれど、パリのオシャレさや情勢といった雰囲気を味わえる映画。
蚤の市が出てくるところがサイコーに好き。
そりゃあ歳もとるわ。

i ai(2022年製作の映画)

4.0

死生観を感じた。
風のように現れ、ぱっと消えてしまう。
それを忘れずに一生心に生かすことができるだろうか。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.3

14歳の一瞬を切り取った、まさに栞のようなジュブナイル映画。
14歳が何を言ってるんだと思うかもしれないけれど、彼ら彼女らなりの生き様がそこにはあるのです。とても応援したくなるし、この一瞬を大切にして
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.8

木梨憲武の悲壮感が良い。ヒロが元から無機質だったかどうかは原作読めばわかるのかな…。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

クセ強な登場人物が見ていて楽しかったです。
八百屋の主人に対するアメリの陰湿ないじめが草。

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.8

ありがとう。ごめんね。
北野武映画を直近で色々見てきたけれど、一言一言がとても深い。

ほんと、俺はあんな風に生きられないんだろうな。これが全て。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.3

夢の世界が美しい。特に風鈴のところとか水たまりのシーンが綺麗。この時代?の泊まり込み学祭準備とかなんか憧れたりします。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

郷愁、どろどろとした暑さ。空気がバイオレンスを帯びている。紙相撲シーン最高です…。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.3

夜の不安感と好奇心がものすごく共感できる映画。真夜中の一期一会というキャッチコピーも好き。

サマーゴースト(2021年製作の映画)

4.3

とても綺麗な映画。死にたいと生きたいの瀬戸際を見ているような。まとまってる。

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

まるで静物画を見ているような映画。
ハンマースホイ連想しました。綺麗だけど話がとてもとても難しい…。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.3

凄まじいものを見た。
壊れていく日常と共に少年の不安は膨張してゆく。
誰も救われないジュブナイル系でした。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

当事者になったとき、僕は人のために全てを投げ出せるだろうか?

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.0

色々あることはとてもわかるけれど、理不尽に当たり散らす序盤のブレンダが個人的に苦手。
ジャスミンが動き出してからはとても心暖まる。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

人生なんて木漏れ日みたいなもん。
こんどはこんど、いまはいま。

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.0

ゲーセンあたりのやり取りの生々しさが良い。
中島みゆきが刺さる。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

ちょっぴり不気味なテイストと知らない懐かしさ。死に溢れた世界でいのちが生まれた感覚。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.5

この世で最も黒い絵を中心に展開されるミステリー。
芸術の煌びやかな世界、そして闇を表現したような感覚を覚えました。
何事にも深淵は存在するんですね。

老人Z(1991年製作の映画)

4.5

じじいとばばあのノッキンオンヘブンズドア(最高の褒め言葉)

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