mamikoさんの映画レビュー・感想・評価

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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

記録までに。

・確かに悲惨ではある。でも本当は、実際に私たちの身の周りに確かに存在し、私たちがあえて見ないように努めている人々の日々だった。

・母親役の長澤まさみは確かにどうしようもなく酷い。でも
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

120%犯罪なのに、学生時代と変わらないはしゃぎ方。
多分あの女の子からすれば、恐怖でしかない。
でも、あの部屋の中で時が止まって、気持ちだけがそれぞれのベクトルで増長していくさまは確かに異常だけれど
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストにかけて、みんな映画を作るのが楽しいんだなって顔がほころびました。
一本の作品に、色んな人が色んな立場で関わっている中で、現場の人の誇りに震えました。
もちろん、世の中にはそこそこでOKっていう
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルとビジュアルから、音楽やファッション、若い衝動に揺さぶられる的な感じかな? と臨んだのですが、とんだビックリ映画でした。
思考が追いつかないほど振り回されました。映画館を出てからもしばらく浮遊
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

ここ数年で立て続けに両親を亡くしたので、少し観るのが怖かった。でも、観る側が痛みを重ね合わせるような感傷的な作りではなかったので、集中できました。
残された人間は日常に戻り、生きるために仕事をしなけれ
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.5

邦画に求めるものを見失いそうなので点数は仮。
「職業訓練校」の設定、どういう所か理解した上で観れたらよかった……と途中ではがゆくなりました。

・まずは、蒼井優の動きがコンテンポラリーダンスみたいです
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エル・クラン(2015年製作の映画)

3.5

(※微妙にネタバレになるかもしれません※)


末っ子になるほど、家庭内の「自分には分からない(ふりをしている)何か」にただ途方にくれて耳をふさぐ、その感覚が分かりすぎてつらい映画でした。
この家族は
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.7

ビートルズに思い入れはないのですが、今ある多くの音楽に影響を与えた存在としてその素顔に興味がありました。覚書です。

・カリスマと時代の関係。どのような時代であったか、時代が何を求めていたか。(誰かの
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

映画やら音楽やらについて自問する機会があり、改めて観ました

・「戯言こそが最も神聖なんだ。Holly,戯言!」
・『園子温という生き物』で怒り、戦っていた園子温そのもの。映画や音楽は良し悪しではない
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

まだ反芻したいので、時間をおいてから原作を読んでみたいと思います。

・大切な人やものを守りたいという感情は、さまざまなベクトルで人を変える。個人的には、その中で生まれる「怒り」のパワーが決してネガテ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

吃音とどう決着するのだろう? という部分でずっと興味がありました
・成長を一緒に見守るような気持ちで観ました
・最後のスピーチのシーン、息をつめて見入りました
・怒りの表現に涙が出ました
・しっかりと
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

・まるでヒット曲をたくさんかけてくれるDJがいるかのよう。テンションは上がりやすかったです
・元ネタに疎い私でもついていける内容はありがたいですが、予定調和感が2時間ドラマばり
・ハーレイクインの可愛
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