けんたろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

けんたろう

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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.5

娘をさらわれてしまった父親(ヒュー・ジャックマン)が、一番怪しい容疑者をとっつかまえて監禁。拷問してなんとか手がかりを探ろうとしますが、容疑者は知的障害があり、なかなか喋ってくれません。拷問は更にエス>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

4.5

予告にもありますが『インファナル・アフェア』+『ゴッドファーザー』みたいな話です。ほんとにクライマックスは初めてゴッドファーザーを見たとき同様、鳥肌立ちました。どこから褒めれば良いのか、、重厚なストー>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

近未来、AI(人工知能)を持つOSに恋してしまう男のお話。要はiPhoneのSiriの発展系です。SFかと思いきや、全然違いました。これは、恋愛や人間関係についての映画です。OSとは言え人間と同じ思考>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

5月に爆音映画祭で鑑賞。映画館でずっと見たかった映画である。この映画は上映後必ずと言っていいほど、拍手喝采が巻き起こるとの噂を聞いていたからだ。終盤の盛り上がりと、衝撃のラストから、確かに拍手が巻き起>>続きを読む

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

4.5

前作のザック・スナイダーが監督しないということで、あまり期待していなかったのですが、いやー全然面白かった!むしろ前作より好きかもしれません。「奇人」「変人」「狂人」そして「首チョンパ」と「おっぱい」。>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

ウェルメイドな娯楽超大作。戦う!死ぬ!起きる!戦う!死ぬ!起きる!これがテンポよく繰り返されるとどうなるか。笑いますよね。これ、お笑いの基本「天丼」です。さすがトム・クルーズ。お笑いの基本を押さえた信>>続きを読む

ダークホース リア獣エイブの恋(2011年製作の映画)

4.5

こんな映画だとは思ってなかったよ。。
『テッド』『40歳の童貞男』のような、いつまでも大人になれないダメ男が一皮むけてめでたしめでたし系コメディ映画の真逆を行く作品。要はダメ人間はダメなまま地獄に落ち
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

2回見ました。これを見てからウェス・アンダーソンにはまってしまって、過去作全部見て、ユリイカのウェス・アンダーソン特集も読み、しばらくウェス・アンダーソン漬けに。
完璧としか言いようがない画面デザイン
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

2.5

がっかりリメイク。唯一の見所であるエリザベス・オルセンの濡れ場を台無しにする糞モザイク。いろいろ残念でした。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

5.0

爆音映画祭にて念願のパフォーマンス付き上映を体験。祝、ロストヴァージン!
言わずと知れた観客参加型の映画。コスプレをして、スクリーンの前でファンが演じたり、つっこみを入れたり、米を投げたり、紙吹雪を投
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

5.0

爆音映画祭で鑑賞。『オペラ座の怪人』×『ファウスト』なロックミュージカル。個人的オールタイムベスト10の中にいつも入れるくらい好きな作品。スプリットスクリーンを駆使したデ・パルマカットはいつ見ても痺れ>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

5.0

爆音映画祭で鑑賞。この映画、4時間ある。しかし体感時間は1時間半くらい。映画の面白い要素を全部詰め込んじゃったんじゃないかと思えるくらい面白い場面の連続で、あっという間に時間が過ぎる。アクション、ギャ>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.5

爆音映画祭で鑑賞。テレビで見たことがあるような気がしていたが、どうやら見たことなかったらしい。「こんな話だっけ?」という感じだった。僕が物心ついたときにテレビでやっていたのは『ターミネーター2』の方だ>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

5.0

爆音映画祭で鑑賞。僕はバットマン映画の中で、この『バットマン・リターンズ』が一番好きだ。ティム・バートンの映画の中でも一番だと思っている。2人のヴィラン、ペンギンとキャットウーマンが登場するが、この2>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

4.5

爆音映画祭で鑑賞。バットマン映画と言えば、今やクリストファー・ノーラン版の『ダークナイト』が最高傑作という風潮になっているが、馬鹿野郎!ティム・バートン版をなめんなよ!いや、もちろんダークナイトは僕も>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.5

爆音映画祭で鑑賞。見るのは2回目。ジム・ジャームッシュ監督のヴァンパイア映画。ジム・ジャームッシュがヴァンパイア映画を撮るとこうなるよねっていう期待を裏切らない、いや、期待通りすぎて、むしろ期待以上!>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

5.0

爆音映画祭で鑑賞。デヴィッド・リンチの作品は難解だと思われがちだ。しかし本作は純粋無垢の青年がとある事件に深入りすることで、この世の暗部を知ることになる、というお話。簡単に言っちゃえばそれだけ。それだ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

爆音映画祭で鑑賞。上映前、一番前の席を確保した僕は非常に緊張していた。というのも、『ファイト・クラブ』は僕にとっての生涯ベスト級の映画だからだ。初めて鑑賞した際、映画に殴られたかのような衝撃を受けた。>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.5

前作はそこまで乗れず「サム・ライミ版の方が良かったなー」と鼻くそほじりながら思ってました。サム・ライミ版のピーター・パーカーは童貞くさいところがあり、その印象が強く残っている(サム・ライミの構築した確>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

5.0

子供の時から大好き。子供の時はひたすら楽しかったが、大人になって号泣してしまうようになった。完璧な映画の一つだと思います。

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.0

今回のしんちゃんは現代日本における「父親像」がテーマ。家庭に居場所がなく弱々しい父親達。かつての亭主関白な家庭を取り戻そうとするチチユレ同盟の陰謀に野原一家が巻き込まれる!
非常に秀逸なディストピアS
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エル・トポ(1970年製作の映画)

5.0

前からずっと気になっていた作品。間もなく閉館してしまう吉祥寺バウスシアターで上映、しかもホドロフスキー監督登壇(!?)ということで見に行きました。こんな贅沢な初鑑賞があるでしょうか!
伝説のカルト映画
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

4.5

「別離」のアスガー・ファルハディ監督が舞台をイランからフランスに移して作った作品。
別離のときはイランという国の現状や信仰が背景にありましたが、本作ではそれがない分、より複雑に、より深く人間関係を描け
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

5.0

公開初日、大混雑の映画館、立ち見で鑑賞しました。観賞後に「ぴあ」の出口調査で感想を求められたけど、「言葉にならない」としか言えなかったw それくらい衝撃度の大きい映画だった。衝撃度というと語弊があるか>>続きを読む

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

4.5

日本未公開、DVDスルーとなってしまった作品。こういう映画はどうやったら映画館で上映してくれるんでしょうか。需要あると思うんだけどな。。とにかく、マイケル・ベイ監督というビッグネームでも公開されないな>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

4.5

エドガー・ライト×サイモン・ペッグ×ニック・フロストの最新作。公開初日に行きましたが、ファン待望の公開だけあって大混雑!上映後は拍手喝采という大盛り上がり!
オープニングから最高!Primal Scr
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

5.0

建物、山、海、雲、炎、煙、何もかもがLEGO。LEGOにしかできないであろう、会社の垣根を超えた様々な世界の共演。バットマンなどDCコミックスのヒーロー達や、LOTR、ハリポタ、SWといった世界がごち>>続きを読む

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

4.2

ジョニー・トー監督50作目にして、初めて中国大陸で撮影した作品。
ジョニー・トーはほんとに期待を裏切らない。本作は初めて中国で、しかも公安の映画を撮るということで、多くの規制があったらしい。「銃はあま
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