MaoMiedaさんの映画レビュー・感想・評価

MaoMieda

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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

ピュアでまっすぐで熱い恋でした。こんな素直な恋がしたくなりました。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

5.0

全てのシーンに目を見張ります。ラストエンペラーは激動の時代に生まれた運命の人間でした。私達の生きるこの時代もこのような濃いドラマの積み重ねを通して生まれたものなのだと思いました。

学ばせてくれる傑作
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(1990年製作の映画)

5.0

「こんな夢をみた。」
狐の婿入り、原子力発電所の爆発、死ねない鬼、自然と共存して生きる村…。
黒澤明のみた夢をいくつかの短編で描くこの作品は不気味かつ最高に芸術的でした。夢の世界は自分の頭が作り出して
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

人間のいいとこもわるいとこも全部含めて人間くささをうまく描いてる作品だとおもった。画面の空間の使い方や時間の設定なども人を様々な角度からみせてくれて小説らしかった。

尼僧物語(1959年製作の映画)

5.0

従順をありのまま守ることが本当に正しいのか。そのことによって生まれる自尊心や信仰上の罪との葛藤。それらを通して本当に大切にすべきことを見出していくシスタールークの姿を画面を通して追うことは俗世間で生き>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.7

うそはエスカレートすると本当に怖い。電車の窓に映る景色から物語が展開していくという発想はおもしろいが慎重なミステリー要素が足りない気がした。

花蓮の夏(2006年製作の映画)

3.6

一人一人の複雑な気持ちが近くにあるのに離れてて。友情と恋、どうにもならない想いが絵の具みたいに入り混じって流れていく、青くてしょぱい青春でした。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

以前観た映画です。台湾の歴史はとても複雑で、この作品はまさにそんな状況に葛藤しながらもそれぞれの青春時代を生きた少年たちを描いた傑作です。
教科書にはのっていない歴史。けれど、これは、同世代の私たちに
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

5.0

何度見てもいい映画。少し前の台北の街の雰囲気、登場人物一人一人の人間味あふれる性格。すべてがこの映画をつくる大切な要素となっている。料理を通して、変化していく三姉妹とその父の描かれ方がユーモアを兼ね備>>続きを読む