The devil is probably still here.
1977年の青年は2022年にまた絶望し、彼の心の空洞が満たされる事は永遠に無いだろう。
社会の課題を再認識させられる。
このレビューはネタバレを含みます
何とも切ないインディーズ映画
主人公は求めていた物、拠り所にしていた物を失ってしまう訳だが、
捨てる神有れば、拾う神あり。
「自分が元いた場所に帰る」というこの結末は、コロナ禍にこそ見られるべき映>>続きを読む
映像の光が美しい。
舞台は、故人に死後一週間の間、一番大切な記憶を選ばせ、それを再現して天国へ送る施設。
その施設は古びていて常に薄暗いが、窓から注ぐ柔らかい光が生前を語る故人達を照らしている。
登>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
SNSで話題のホラー映画だったので、どれほど恐ろしいのかと思っていたが、怖いというより奇妙という表現が近いと思う。
いわゆるホラーな場面は序盤。スウェーデンへ旅立つ前のプロローグ。
暗くて冷たい情景>>続きを読む