NAOKOさんの映画レビュー・感想・評価

NAOKO

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.8

試写会にて鑑賞しました。
称賛の意を込めて、とんでもなくイヤ〜〜〜な映画でした。
美しい映像に反して、画面や物語から伝わる禍々しさと不穏さは『ヘレディタリー/継承』級か、それ以上…。‬
怪作にして傑作
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

2.3

試写会にて日本語吹替版を観ました。
うーん、ちょっと期待しすぎたか…。
「Rotten Tomatoで96%!」や「世界中が大絶賛!」といった宣伝に、踊らされすぎたなーという気分です。


良く言えば
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

監督として長らく迷走中だったM・ナイト・シャマランが、遂に完全復活!!
もうこれだけで大満足。

象徴絵画のように美しく張り詰めた画面構成や、じっと傍観するようなカメラワーク、不穏さを煽る音楽にゾクゾ
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.5

持ち主を不幸に陥れる魔の鏡と、ある姉弟の因縁の対決。
傑作とまではいかないものの、かなり好みの哀愁漂うホラー。

霊的な恐怖、精神的に追いつめられる恐怖、痛覚に響く恐怖など、様々な形の恐怖がイヤらし〜
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

かなりトンデモな内容だけど、そこはもう突っ込んだら負け。
広がる人類の可能性にワクワクして楽しかった。
あと白Tの下から黒いブラが透けてるスカーレット・ヨハンソンが大変エロいです。

ダンボ(1941年製作の映画)

3.5

ものすごく久しぶりに観たら、お母さんを想うダンボのいじらしさと可愛らしさに泣いてしまった…。
そしてピンクの象のシーンは何回観てもキてる。

イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

2.5

よくあるスポーツ映画。それ以上でも以下でもない感じ。
タロン・エジャートンは可愛い。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

2.8

前作を無駄にする展開の数々に、なんじゃそりゃ…となってしまった。
イリュージョンのシーンは楽しかったけど、あれはもはや魔法なのでは…。もう少し地に足をつけたイリュージョンが良かったなぁ。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.0

『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる、爽やかかつ切ない青春映画。
14歳の無限に広がる可能性やエネルギーと、向こう見ずなバカさが良く出ていて甘酸っぱい気持ちになる…。

”映像作家ミシェル・ゴンドリ
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ノウイング(2009年製作の映画)

3.5

あまり評価されないけど、なんか好きでたまに観たくなる。

少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

3.2

サイコパスVSサイコパスVSサイコパス!
そして相変わらず無能すぎる韓国警察!
脚本はかなりガバガバではあるものの、シーン一つ一つの演出はとてもカッコイイ。
韓国映画の復讐劇は、本当に陰湿で良いですね
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

とにかくひたすら楽しい!!
前作に続き、よりノリ良く、より楽しく、よりドラマが深く濃い。
明るすぎず、暗すぎず、全体的にとてもバランスの良い内容だった。映像もものすごく綺麗。

2D吹替版で観たのだけ
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった!!
実写リメイクとしても良く出来ていたと思うし、ミュージカル映画としても非常に楽しい。
衣装やセットなど、絢爛豪華な美術は本当に素晴らしい!としか言えない。
細部までこだわりまく
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ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ものすごーーーく地味。
だけど、ものすごく良いSF映画。
否、SFの皮をかぶったヒューマンドラマでした。
これは「謎の能力を持つ少年の物語」ではなく、「彼とその両親の絆と成長」を描いた物語なのだと思い
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

2.2

前編は結構面白かったのに、下手にヒューマンドラマに走って作品自体がボヤけてしまって残念…。
前編であれだけ丁寧に描いていた各人物像も、ほとんど活きてこなかった。
あとこれは前編にもあったけど、俳優一人
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.5

ずっしりとした見応えのある作品でした。
前編は誘拐殺人事件の犯人探しというより、警察内部の腐蝕や、報道陣との軋轢がメインという感じ。
後編では誘拐事件により迫った展開になるのかどうか楽しみ。

登場人
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料理長(シェフ)殿、ご用心(1978年製作の映画)

3.0

昔のヨーロッパ映画らしい、小粋でお洒落な作品。
ストーリーも最初からテンポ良く小気味好い。
マックス役のロバート・モリーが良い味出してる!
際立つ赤色や、ソフトフォーカスのかかった映像に時代を感じる…
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ロスト・メモリー(2012年製作の映画)

3.0

よく出来たミステリー。伏線も張られているし、きれいにまとめている。
なのにあと一歩な感じがするのは何故だろう…。
あまりに淡々としていて、締まりがないからかな?
主演女優のお二方は美人だった。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.3

ポップだけどクセのある森見登美彦ワールドと、これまたポップだけどクセのある湯浅政明ワールド。
お互いに唯一無二な世界観がぶつかり合って、良い感じにカオスな作品だった。
湯浅監督のデフォルメ感や色遣いは
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.4

話が面白いか面白くないかで言えば面白くないんだけど、なんか好きで時々無性に観たくなる。
とにかくノリとテンポが良い!というかノリとテンポで持ってる感じ。その辺は、さすがエドガー・ライトのセンスなんでし
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フライトナイト/恐怖の夜(2011年製作の映画)

3.2

特に目新しいものはないし、ずば抜けて良く出来てる訳でもないけど、押さえるとこ押さえて安定した青春ホラーコメディ。
ヴァンパイアの弱点をそう克服してくるか!みたいな面白さがあった。

ヴァンパイア役のコ
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クルーレス(1995年製作の映画)

2.9

わぁ〜、'90年代の映画だなぁ〜!という感じの、単純明快映画。

ポール・ラッド若い!!
そしてブリタニー・マーフィーは改めて早すぎる死が惜しまれる女優だな…と思った。良い存在感。

ライト/オフ(2016年製作の映画)

2.5

分かってはいたけど、原案となった短編『Lights Out』には遠く及ばない出来(でも監督は同じ人なんですね…)。

長編化にあたり、どうしても設定やストーリーを加える必要は出てくるけど、その部分があ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

観た直後はあまりピンとこなかったのだけど、後からじわじわと味わい深さを感じてきた。
寒色基調の硬質な映像と、柔らい音のピアノと弦楽が織りなす世界観がとても美しいです。


第1章(幼年期):リトル
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.2

珠世さん、お美しい…。
犬神家のがめつい三人姉妹も、言葉遣いや所作の中に昭和の気品が表れていて美しく見える。
言い争いになるシーンでの画面・音・編集がとても独特で印象的だった。

ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.3

中2の「オレが考えたカッコイイ設定と展開」を全部ブチ込んだ感じがとても良い。
アクションや映像は、見せ方も巧くてどのシーンもめちゃくちゃカッコイイ。
ただ主人公の大義の元に、無関係の民間人や動物達がガ
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乙女の祈り(1994年製作の映画)

4.0

昔観た時はピンとこなかったけど、改めて観たらとても面白かった!

10代の女子特有の異常なのめり込みやすさを、痛々しいまでに描いている。
主人公の少女達ほどではなくとも、こういう急激に、そして熱烈にの
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イントルーダーズ(2011年製作の映画)

2.7

これは心霊ホラーなのか、サイコスリラーなのか…と、物語がどこに着地するのかの読めなさはあった。
…けど、その着地点がどうも綺麗じゃないというか、しっくりこない。
全体的に材料は良いのになーという感じが
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.2

話自体はそんなに好きじゃないけど、綾野剛の怪優ぶりがすごい!!
彼をただの「イケメン俳優」で片付けてしまうのは、あまりにもったいないしくだらないと再認識させられた。良い俳優だなー。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.4

良く出来たミステリー。
めくるめく展開にまんまと翻弄されて楽しかった。

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.8

久しぶりに観たけど、改めて超名作!!!
ストーリーも映像も見せ方がものすごく巧い。

『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』を観た後で観返すと一層面白かった。
国に管理されたヒーロー、悪役が普通の人
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.7

あまりに予定調和すぎる展開や、脚本の詰めの甘さに興醒めする。
主役の2人はとても良かっただけに、残念…。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

2.9

楽しい!…けど面白くはない!!

コングはじめ、様々な種類のクリーチャーが出てきては所狭しと大暴れする様は、まさに映画館で観るべき!なド迫力。
純粋に怪獣映画・娯楽大作として楽しい。
『地獄の黙示録』
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