マルさんの映画レビュー・感想・評価

マル

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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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三島のユーモアセンスと相手と同じ土俵で話をしようとする誠実な態度に惚れた。
言葉をもっと丁重に。人ともっと剥き出しに付き合うべきだと気付かされる。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰もが目に見えない悩みを抱えているであろう今の時代に、真正面から人と人は救い合えるといってくれる映画はありがたい。
互いや会社をあっさりと切り離すことで、2人の居場所はもっといろんなところに点在してい
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マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究(2021年製作の映画)

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料理、アート、思想などいろんな面で全く隙がなさそうな土田さんが、周りから「つっちー」と呼ばれていることが彼の人間性をよく表していると思う。擦れた裾を離さずに掴むという表現がぴったりの人。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

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わーもう打算とか駆け引きとかやめようよーと思いつつ、面白くて何回も見ちゃう。

そばかす(2022年製作の映画)

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蘇畑さんは結構思ったことをバシバシ言ってくれるから見ていてスカッとした。同じことを思い、感じて生きているどこかの誰かは追い風のような存在だ。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

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車の後部座席で眠る安心感を凝縮させたような映画。
コットの走り方にちょっとクセがあって愛おしかった。環境自体は大きく変化してないけれど、この先きっと走っている姿を後ろから撮られることは無いね。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

戦争を経験したお父さんたちの老いや孤独を真正面から描いているものの、シリアスになりすぎないそのバランスが絶妙。同級生三人の愉快な飲みのシーンが多く、それが良かった。

笠智衆が演じるお父さんが、あまり
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「このシーンだけは消さないで」と懇願するジョエルの姿に泣いた。
心が踊るような楽しい瞬間も辛かったこともよっこらせと背負って生きていこう。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

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ちょっと本気で宮崎あおいのことを好きになってしまうシーンがある。たくさんある。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エリーが電車の中で自分以外の人に目を向けるラストシーンがとても良かった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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映像も音楽も最高だー。
「これでいい」なのか「これがいい」なのかは分からないけれど、平山さんの日々を抱きしめるような生き方は見ていて心地良かった。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

互いを、時には自分をも踏んづけながらもがき続けた果ての美しいラストシーン。数ある映画の中でも特にすき。
オフィスで仲直りするシーンの光の入り方がとても良い。

南極料理人(2009年製作の映画)

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そこに席があって、湯気たつご飯がおかれてる。みんなで同じテーブルを囲って食べる。親しいとはまた違う、忖度しない当たり前の距離感が心地良い。
4時間の長編でも見れちゃう。たぶん。

TAR/ター(2022年製作の映画)

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ケイトブランシェットはまり役すぎる。
全身ふにゃふにゃになるラストシーンがたまらん〜

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

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劇中のレコード屋と重なる部分がたくさんあり…みなみ会館で最後にこの作品が観れてよかった。

ナイス!と思ったものに対して、ナイス!と伝えること、そこにお金なりなんなりの対価を払うことはやっていかないと
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東京オアシス(2011年製作の映画)

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人はツチブタがみたいという理由だけでアフリカにひとっ飛びしてもいい。もっともっと欲張って生きていい。

ドーナツもり(2022年製作の映画)

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探り探りの励ましよりもドーナツ食べる?の一言で救われることがある。あの丸がなんともいえん魅力。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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確かにそこにいると分かってもらうこと、元気かな?とふと思ってもらえることはこの上ない救いだ。
実際、ムロさんみたいな人がいたら怖くて即日退去を決めこむんだけども。

おーい!どんちゃん(2021年製作の映画)

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なんだこれ〜〜愛おしすぎる。
9歳になったどんちゃんは何回もこの映画を見返してるらしい。愛の御守りだ。

亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

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このテンポ、温度感、どうでもよさ。すべてがちょうどいい。

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