マルさんの映画レビュー・感想・評価

マル

マル

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

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フランス映画×レアセドゥからしか得られない満足感みたいなものがある。

浮き雲(1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

時に協力し、時に見守り、時に一緒に倒れる。絶妙な二人の距離感とさりげない生活の描写がとてもよかった。予約が入ったときに抱き合うでもなくただニヤニヤしてたり、ギャンブルで全額スったときになにも言わず手を>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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「食べていけるの?」「毎日芋だ」って会話良すぎー!人の不器用さや未熟さを肯定して、おもしろがって、ありのまま描く監督の人間讃歌。淡々と進んでいく可笑しくて穏やかな日常の愛おしさに肩の力が抜けて、最高に>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

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どん底でも愛があれば。
朝食に食べてたカリカリのやつ気になるー。

夏の庭 The Friends 4Kリマスター版(1994年製作の映画)

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めちゃくちゃ夏休み〜。小学生!のエネルギッシュなシーンから一転してシリアスな雰囲気になるバランスが絶妙。人はいつか死を迎え、在ったものは無くなる。それを自然で美しいものとして描く相米さんの作品にはハッ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

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なかなかお目にかかれないイカつめ渡辺大知がみれてうれしい。
住んでいる場所とかしてる仕事とか、そういった情報はその人を知る上ではほんの米つぶくらいのもんで、実際の姿や話す言葉がその人のほとんどを語って
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冬の旅(1985年製作の映画)

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モナが何に反抗し、どんな自由を求めているのかよくわかんなかったんだけど、それはモナ自身もわかってなかったんじゃないかと思う。ただざっくりとした何かに囚われたくないという気持ちが彼女を突き動かし、型には>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

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難しそうと遠ざけていた黒澤作品。ものすごくよかった。セリフもショットもかっちょいい〜。
今の時代にも通ずるものがある。情報リテラシーを学ぶ映画として子供たちにみせるべきだ。
最後のド正面ショットの美し
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宝島(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ心地いい時間だった。年齢も背景も違う人たちが同じ場所で、同じ時間を過ごすひと夏のバカンス。今この瞬間も世界のどこかで白鳥と泳いだり、手を繋いで水に飛び込んだりする、平和でゆったりとした時間>>続きを読む

あみこ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「あんな女、大衆文化じゃん」と私がバカにしている女が好きな大衆文化の男を好きな大衆文化の私。剥き出しで荒削りでどうしようもないけど、真っ直ぐでちょっと羨ましい。hateじゃなくてpureな拳に心撃ち抜>>続きを読む

野いちご(1957年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歳を重ねるにつれて何度もみたいと思える作品が増えた。
知識は孤独を癒してくれない。車に乗り合わせた人、昔助けた人、過去に想いを馳せた人。現在も過去も未来も混在する中で、たくさんの人と交わった夜のあの眠
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

離婚するほど仲が悪く、自分が死ぬ世界線を知った後に生まれる思いやりには、少なくとも最悪な未来を回避するため、という要素が含まれているわけで、それがなんだか思いやりの皮を被った別のものに思えてしまった。>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

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その展開だったらおもしろいよねと冗談で言うやつが全部ほんとになってて笑った

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

スタンディングオーベーションという概念がない時代にこの映画をみてたら、私が先駆者になってた可能性がある。素晴らしかった。
会話は面白いし、銃声をシャンパンの音に置き換える演出とかいちいち洒落てて良い。
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

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みてるだけで息が詰まる閉鎖感。リリィシュシュをみた時と似た気持ちになった。いまはもう分からないけど、このくらいの年の頃には形は違えど確かにあった危うさで、簡単に遠ざけたくない。石川瑠華さん魅力的だった>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

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こっちもエンジン全開でいけばめちゃくちゃ楽める!巻き込まれたい!

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.5

シンプルで良い。
言いたければ言う、したければする、会いたければ少し迷ってもやっぱり会いに行く。
その瞬間瞬間を全力で生きていてスカッとする。みんな動物みたいで、動物みたいに生きてる人っていいなと思っ
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

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新年はじめの映画に選んでよかった。もうなんかなにも文句いいたくない。
光の使い方がすごくきれいで、湖の上ではしゃぐシーンとかほんとよかった。
結果どうであれ、笑って過ごした時間は変わらず光ってるし、そ
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FORMA(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

年末の締めにみるぞ〜と軽い気持ちでいったらぶん殴られました。
ファミレスとかで話してるの聞いたらうわーって思っちゃう会話の応酬。ずっと互いに見下し合い、「ブランコ似合うね」すら子供っぽいというチクチク
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

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サンタさんの魔法と子供のかわいさをもってしても全然チャラにならない戦闘シーンよ