MARURUさんの映画レビュー・感想・評価

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プリシラ(2023年製作の映画)

2.0

後からわかったのだが、ヴァレンティノとシャネルの衣装はとても素敵だった。

あと、BGMも良い。

でも、作品としては面白くなかった。何を描きたかったのかよく分からない。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.5

前作へのリスペクトは感じられたが、露骨な黒人への媚売りとフェミニズムが不快な作品。

そもそも二人である必要はあったのか?黒人と白人を対照的に表現するためにそうしたのだろうか?

アフリカ系の呪術師の
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

古き良きアメリカのモンスターパニックを思い出した。

ところどころにシュールな場面があり、西部が舞台ということもあってか、トレマーズを彷彿とさせる。

あれの素材?が若干安っぽく、低予算で作られたのか
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黒い家(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読だが、より怖いと思う。

時代背景から考えるに、テーマが秀逸。

大竹しのぶが批判されがちだから、感情の抜けてる演技が忠実だと感じた。それよりも怖いのは西村雅彦。

後半はやりすぎ感があって
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

思春期のゲイのリアルな心情を描写できていて、脚本も素晴らしい。

性行為も生々しく、俳優の覚悟を感じた。華のある子はいなかったが、自然な演技で引き込まれる。

映画として派手さはなくても、テーマを大切
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

ほっこりと、笑いながら安心して見れる。

ドラマよりも明らかに笑わそうとしてくるつくり。

ゲイのリアリティがある。

キャストも最高。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

1.5

駄作。

アメコミ風で、フェミに忖度したトリニティ無双。

全体的に作りが雑で、アクションも前作からなんの変化もなく、焼き回し感がすごい。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカルじゃなくてヒューマンドラマとして観たい。

主人公に彼女ができる過程が唐突。

主人公が何故嘘をついたのかを世間に公表してもうひと展開あるのかと思ったが、それがなかったので、なんだか消化不
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

まず、この映画を観る大前提として、スティーブン・キングの作品は、ほとんどが壮大な世界観のダークファンタジーなんだと理解しておく必要があります。

日本人の思い描く、一般的なホラーは、貞子に象徴される幽
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.8

さて、感想の前に、今回のチャイルド・プレイと、これまでのチャイルド・プレイの違いについて言及します。

チャイルド・プレイは、1作目だけMGMの配給と権利。2作目以降がユニバーサル。

今回は1作目の
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

怪獣がそこまでハリウッドデフォルメされていないところは好感。

しかし、全体的にハリウッド特有のアジア蔑視がほんのり感じられて少し不快でした。

まず、日本と中国を同一視しているところ。

次に、小美
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.5

久しぶりの投稿。
そして、久しぶりの映画館。

待ちに待った、ハロウィン正統派続編。シリーズ物にありがちな、途中からトンデモ展開が、同じようにハロウィンにもあり、今回はそれらの続編をすっ飛ばして、1作
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

私たちが大人になって忘れてしまう、純粋な心を思い出させてくれる映画です。

正直、話の展開は最初から予想できますし、予期せぬ展開があるわけでもありません。

ですが、個人的にはそこが安心するというか、
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

なぜQueenというバンド、楽曲、そしてフレディ・マーキュリーは、今もなお色褪せずに親しまれているのか。

その理由がわかる映画です。

この映画、一見すると、フレディ・マーキュリーの映画なのかと思わ
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

血縁関係、性別、家庭、学校、職場、世間…

定められた枠の中に囚われて生きていると感じることはないですか?

本当に人を愛することとは?既存の価値観の外に、私たちが忘れている大切なものがある気がします
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハエ男よりも、最初の転送で失敗したヒヒがトラウマです…あと、蛆虫も…

設定?脚本?がツッコミどころ満載で、ステーキの件とか、転送で不純物がろ過とか…もうちょい考える余地があったような(^_^;)
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

ここ数年で見た映画の中で、群を抜いて素晴らしい作品でした。

スピーディーさと、これからどうなるのか予想のできない展開。

とにかく知性の美しさをここまで感じた作品はありませんでした。

ロビー活動は
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

画面の中には、人物を際立てるために無駄なものが排除されていて、とても洗練されたイメージがありました。

特に印象的だったのは、赤いソファに妻と娘が全裸で抱き合っている画。そこは、さすがTOM FORD
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アレックス・ストレンジラブ(2018年製作の映画)

3.8

性対象について葛藤する主人公を、とても繊細かつ的確に表現しています。

自分自身、ゲイであるからこそ、共感できる部分が作品の至るところにあって、青春時代を思い出しました。

この作品は、悩めるマイノリ
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.0

人は、「師」と呼ばれる人に出会えるかで、その後の人生を大きく左右されるものだと感じました。

鑑賞した人の中にも、自分の人生の師と呼べる人が思い浮かんだ方がいたと思います。

家庭環境、経済状況、友達
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

3.0

面白いテーマだと思います。
国を追われる独裁者とその孫。

罪の所在。赦すこと、赦されること。

何も知らなかった少年が、残酷な現実と真実を知っていく過程に引き込まれます。

残念だったのは、落としど
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

2.5

テーマは面白いのですが、見終わった後にスッキリしません。

物事の経緯が不明なので、それが原因だと思いました。

ヒューマン系というよりも、ホラーの色が強いと思いました。

フォロイング(2017年製作の映画)

1.0

B級映画だと思って借りたのですが、かなりクソ映画でした。

借りなくていいと思います。

ライフ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

真田広之が意外と終盤まで頑張ってた。

知性に対する傲りが大変な事態を招きますよ、ってテーマなんですかねぇ。

ラストは、でしょうね、って感じでしたが。

色んなところが都合よく故障して使えなくなるん
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

2.5

洋画にしては珍しく、割りとスッキリ終わる。

導入の部分が、ちょっとミザリーを彷彿とさせる感じ。

ストーリーとしては、別に凝ってるわけでなくて、ありきたりなんだけど、セットが素敵だなぁって感じですか
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クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ(2017年製作の映画)

1.0

悪い意味で、ラストに衝撃。

この作品で何を伝えたかったか不明。

クレしん史上最悪の駄作。

こういうクオリティなら、毎年作らないでいいと思った。

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悲しいんだけど明るい映画。乳がんは女性だからこそ深い悲しみを感じる病だと改めて感じました。

こういう役柄ってやっぱりドリュー・バリモア合うなぁとしみじみ思う。

次第に弱っていくミリーを演じたトニ・
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

設定が斬新。

エスターの謎が次第に明らかになる恐怖。

子ども達は勇敢に立ち向かいます。

92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

4.2

私たちは「どう生きるか」ということには強い関心を寄せますが「どう死ぬか」ということからは目を背けがちではないでしょうか。

この作品は、マドレーヌという一人の女性が選んだ死に方を軸にして、それを家族、
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イヴサンローラン(2010年製作の映画)

3.0

クリスチャン・ディオール亡き後のメゾンを背負い、その後独立するまでの成功や苦悩を描いた作品。

期待外れ感がある。

どこか?それは、全体的に薄っぺらいところ。こちらとして期待していた、イヴの才能や功
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ローズ(1979年製作の映画)

4.5

仕事、恋愛、家庭…生きることに疲れた時に観たい映画です。

ローズという人気ロック歌手が、仕事から逃げ、その中で自分自身と向き合っていきます。

私は田舎から上京しているので、なんとなくローズに共感す
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「どんな選択をするのかが人生よ」劇中のフランチェスカのその言葉から、この映画のテーマが窺えます。

当初、不倫を美的に描いた恋愛ドラマなのかと思われたのですが、そうではありませんでした。

この映画で
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

3.5

寂れた田舎町に主人公が降り立ったことで、なんの変化もない町が、次第に活気を取り戻していくというストーリー。

最初はみんなに受入れられなかった彼女が、とあるコンテストをきっかけに町中を変えていきます。
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

5.0

この映画は私の生まれ年の映画なんです。

若き日のジュリア・ロバーツが出演しています。

誰にでもオススメできる、素晴らしい映画。やっぱり人間って一人では生きられないんだな、人と人との繋がりってかけが
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