マルサイさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.2

まさに血祭りという言葉を体現した映画。
グロさに全振りしてて本当に良かった。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.3

なんだこれは…。
どこで一時停止しても絵になる。
セリフの少なさが、美しい絵にさらに引き込ませる。
なんて美しい映画だろうか。

切腹(1962年製作の映画)

3.1

面白い。
面白いんだけども、最近の刺激的な映画たちと比べるとかなりゆったりとした印象。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

笑えるし、アクションはキレキレ。
相変わらず面白い。1より面白かったかも。

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.5

紅く光るゴジラが格好良い。
2023年最後に観た作品。今年はリピート除いてジャスト200本。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.1

キツいがずいぶん美化された映画だ。
実際の事件はこれより遥かに酷い。
自分はこういう残酷な事件、事故はなるべく史実に忠実に映画にするべきだと思っている。
「この出来事を絶対に風化させるな。」という当事
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追悼のざわめき(1988年製作の映画)

3.4

汚物もタブーも全部盛りセットみたいな作品。
でも何故か観れてしまう。
人を不快にすることが目的ではない作品なのは確かだ。
全体的に汚いのだが、雲の切れ間に光が刺すように美しいく感じるシーンがある。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

2.8

終盤にかけて徐々に面白くなっていくが、そのラストがヌルすぎてガッカリ。
作品の雰囲気は良作ホラー感あって良い。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

2.9

キル数もそこそこあって良いね。でもなんかパンチが足りない感。
熊が出てくる部分は面白いのだが・・・

山椒大夫(1954年製作の映画)

4.4

残酷な話だが面白い。
観ていて辛くはなるのだが、どのシーンも美しく目が離せない。
よく語られる入水のシーンは息をするのも忘れるほど見事だった。

(2023年製作の映画)

3.4

コメディだね。なかなか面白いし、衣装も映像もチャチじゃないのが素晴らしい。
130分だが、あっという間だった。

砂の器(1974年製作の映画)

4.7

ラスト50分は瞬きすらできぬほどの傑作。
小説原作らしいが、旅のシーンはセリフがほとんどない。
しかし音楽が、映像が、役者の表情が、雄弁に語っている。

海行かば(1930年製作の映画)

3.5

王道な恋愛映画で普通に面白かった。
主演は肉体の悪魔などで知られるジョン・ギルバート、相手役はフリークスで知ったレイラ・ハイアムズということで興味が湧いたので観た。

1930年の作品なので映像も音声
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.3

アニメーションが本当に素晴らしい。
色もデザインも最高だ。
いつまでも観ていたい。

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.5

自分はノーマルの男なので観ようか躊躇っていたが、普通の恋愛映画やドラマとして観ても傑作だ。

ただ、カメラが近すぎるのが不満。
あまりに近いし揺れるので焦点が狂って酔う感じがする。
意図的にそうしてい
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.4

後半で一気に面白くなる。
安藤サクラが本当に素晴らしい。
同じ人なのにみるみる別人になるな。

対して新井浩文はマジで覇気がない。
セリフが特にダメで音量を普段の倍にしても何喋ってるかすらわからん。
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.3

面白いが子供の鳴き声は苦手だ。頭が痛くなる。
ノイズはなるべく最小限にして欲しいものだ。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.5

おっっっも白過ぎる!
怪獣もロボットもセンス良いなぁ。
芦田愛菜の出演、わずか数分ながら凄く印象に残った。

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.7

クサいが何故か観れる。
他の作品でここまでクサいとキツくて観ていられないはずなのに、最後まで気持ち良く観ていられるのはもう才能としか言えない。
山崎監督の作品の質は安定しないが、上振れた時は超一流だ。

コロニア(2015年製作の映画)

2.6

知識教養として観る映画としては結構良い。
コロニア・ディグニダの話は最近まで知らなかったし。

ただ、この出来事を絶対風化させねぇぞという魂の乗った映画とは思えないかな。
監獄からの脱出エンタメ的な仕
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.4

映像が、映像がヤバすぎる・・・。
こんな品質のアニメが観られるなんて嬉しい限りだよ。
ストーリーが全体的に湿っぽすぎるが、それでもこれだけ高く評価されるのは理由があるのだ。
後世に残る傑作アニメ映画の
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.5

女の可愛い部分を3倍に、面倒な部分を10倍にしたようなベティ。
しかもキチゲは常にMAXだ。
だが、ベティのキャラクターは非常に魅力的だ。
もちろん女優が超絶キュートだからこの映画は観れるのだ。

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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

最近のアカデミー賞は腐っているので
作品賞を受賞している本作を視聴するのは不安だったが、杞憂だった。
終わってみればシンプルなストーリーなのに、観ている間は先が全く読めない。
本当に楽しい時間だった。
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.0

変わってはいる。
カルト的な人気があるようだが、特別優れているとは思わない。

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.3

おいやめろ。という気持ちになりたいならオススメ
90分でサクッとテンション下がるよ。

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.2

そこそこ。
もう少しファンタジー色強い方がこの監督は得意そう。

鬼畜(1978年製作の映画)

4.1

実際に伝え聞いた話が基になってるらしいね。
本当にありそうな話だ。

追記:ラストは父親を庇うようなセリフに聞こえるがそれは違う。
刑事からの問いは2つに分解できる。
①「あの人知っているか?」→違う
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.5

一見難解だが、超シンプルな内容。
いろんな思い出も心もあるが、東京にいても魂は故郷にあると。
画面は奇っ怪だが、奇を衒って創られた作品ではない。

プロメア(2019年製作の映画)

4.2

内容こそ子供向けだが、このアニメーションや色使いを目にすることができただけで感動する。
数多の作品がひしめく中、また新しい物が見れた感覚がある。