東映ヤクザ映画の輝きを放つ傑作。
台詞がとにかくシビレる。
“ヤクザはな、カッコ悪かったらダメなんだ！”
“ドンスよ！親父さんに葬式の礼を言っといてくれ！”
“俺たち、遠くに来すぎたよ……”
勝ち組にこだわる負け組な一家の長を筆頭に、一癖も二癖もあるダメ家族が、娘のミスコンのために立ち上がる。
根拠のないやる気と勢いだけで押し切る中で、一番笑いをかっさらうのは、老人ホームを追い出されたエロ>>続きを読む
主役がガキンチョからオッサンに変わっただけで、やってることは相変わらず。
ただ、こういうバカバカしさが快感になるのが、マイケル・ベイの手腕の良さ。
抜群の安定感で圧倒してくれる。
この映画を観てから、セリーヌ・ディオンが聴けなくなった。
トラウマ必至のコメディの怪作！
ドキュメントだと信じ込んだアメリカ人の恥部を、あますとこなく炙り出すイギリス人俳優、サシャ・バロン・コーエン。
一ミリの恐れもなく、ホテルの大ホールで全裸の大喧嘩を繰り広げた後、妙なカタルシスを味わう>>続きを読む
