anneさんの映画レビュー・感想・評価

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

『新聞記者』の藤井道人監督、
主演 綾野剛、
主題歌 milleniam parade
大好きな御三方なので観に行きました。

時代が3つに分かれていて、
最初の方は暴力多め。
最後は時代の流れで肩身
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

草彅剛ってどうして上手いんだろう。
っていう言い方もよくないけど、
鬼気迫る演技をしているわけでもないのに、
役柄にすっと入り込んで、見るものを引き込んでしまう。

トランスジェンダーの凪沙と親に虐待
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーがちょっと…ウザい…
恋愛のネチネチした、めんどくさい部分が
多くて、大人の私には響かなかった。

あと濡れ場多過ぎ。

劇場(2020年製作の映画)

3.5

ぼろ雑巾のようになってる山崎賢人は新鮮だった。
永田は最低でムカつく野郎だけど、
どこか共感する部分もあり、自分の中にそういう
部分があるのかと我ながら驚いた。

夢を追いかける永田とほのかな恋愛。
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

映画館再開後、初めての作品は
ティモシーの美しい姿を拝みたかった。

ウディ・アレン作品特有のセリフの多さ。
おなじみのニューヨークが雨でしっとりと
コミカルに描かれた。
オシャレなティモシーに対して
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

こんなに後味の悪い映画はないなと思った…

作品が悪いのではない。
実話をもとに作られているということ。
ストーリーとしては最悪だった。
終始、眉間にシワが寄っていたかも。

この母親には1ミリの共感
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.1

ドキドキはちょっと少なめかなあ。
ずんの飯尾がちょいちょい笑かしてくれる。
ストーリーが、結局『おっさんずラブ』かーい!
ってなった笑
エンドロール『どろん』の途中で立っちゃダメ。
最後まで聞いてね。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

アメリカのテレビ局ってあんなに女性蔑視なのかってあらためて驚愕。
胸を盛り上げ、ピッタピタのドレスに体を押し込むアンカーたちの衣装ルームは滑稽でもある。

声をあげた女性たちは素晴らしい。
のだが、ア
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his(2020年製作の映画)

3.9

ゲイのドラマがブームの昨今ですが、単にゲイカップルの話ということにとどまらず、とても深く優しい作品だった。

子どもが入ってるということで、『チョコレートドーナツ』を彷彿とさせる。

ストーリーの順番
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

今の時代に「手紙」というものをどう絡ませるのか、ふんわりした世界で終わるのではないか、期待と不安を持ちつつ鑑賞。

ただのラブストーリーではなかった。

松たか子は軽やかに演じ、物語に抜け感を出し、福
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

カンヌ映画祭パルムドール受賞という先入観もあり、『万引き家族』とカラーが似てるなあという第一印象。

個人的に、韓国の俳優はどんなに汚い役をやっても整形して整えられた顔立ちや真っ白い歯が邪魔をしてる印
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.3

むずかしい…
レビューにどう書いたらいいのか、私の語彙力では行き詰まってしまう。

ある不幸な夫婦から始まる、未来へ続くストーリー。
重い内容の中に軽く笑いも織り交ぜながら、軽やかに進んでいく。
3世
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

こんな作品を公開して、暴動が起こるかもしれないという意見は出なかったんだろうか。
『ダーク・ナイト』の比ではないほど、恐ろしかった。
演じたホワキン・フェニックスは演技派として誰もが認めるところだが、
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

大好きな福山雅治と伊勢谷友介が共演!というだけで大興奮なわけで…

伊勢谷さんのこと、もうちょっと大事にして欲しかった笑

大人になっても、恋愛というものは胸が苦しくなるものなのだなあと実感。
フィル
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真実(2019年製作の映画)

3.5

〝特別編集版‘’観賞。

ファビエンヌが出演する劇中での作品が、まさかのSFという驚きを抱えつつ、終盤には感動させるという…さすが是枝監督。
女優の母娘の話だが、普通の母娘にもあてはまるストーリー。
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楽園(2019年製作の映画)

3.5

自然豊かでのどかな田舎町。
だが、その反面、何もかも筒抜けで、はみ出しものは許されない。
狭い町での不協和音は、息苦しく、人を狂気に陥らせる。

綾野剛の役作りは素晴らしかった。
あんな綾野剛は初めて
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.9

太宰治って…最低だな…
でも、いつも求められるんだよね。女に。

『ダイナー』に比べると、だいぶ老若男女に受け入れやすい作品だと思います。
映像、色彩は蜷川ワールドですが、女優陣のシワを包み隠さず映し
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.8

映像が強烈なわりに内容が薄いとかいうレビューもチラホラあるようですが、最後までちゃんと観ると、感じるもの、考えされられるセリフはあると思う。

男性が2人ほど途中退席してたけど、もったいないなあって…
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エリカ38(2018年製作の映画)

3.4

樹木希林さんの企画ということで観ました。
この事件も興味があったし。

「エリカ」は浅田美代子以外は考えられない。
あの年齢で甘ったるいかわいさを出す感じ。
上手だったと思う。
衣装も、逮捕された時に
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

「うちの家系の男子はタイムトラベルができる。」
21歳になった時、父から告げられた。
ストーリーは奇想天外ではなく、愛に満ちた家族の日常を描いている。
イギリスっぽい、笑いも好き。
心が温かくなる映画
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.5

思っていたよりも深く心に響く作品でした。
ドラッグ依存症の息子を家族が支えていくストーリー。
ほかのドラッグをテーマにした映画に比べ、映像的にキビシイ部分は少なめ。
むしろ、ほとんどない。
しかし、心
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

個人的に自分の境遇とピッタリ重なり、思い入れが深い作品となった。
反抗的な娘も10代の危うい年頃も大人となった今ではめんどくさいものでしかなかったが、この作品を見て、少し愛おしくなった。
主演のシアー
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

とんでもない茶番劇もこれだけ壮大にやると、見応え充分!
GACKT、なかなか演技上手い!
衣装やセットも美しく、荒れ果てた埼玉の情景とのコントラストが際立つ。
個人的にはGACKTと伊勢谷友介の2ショ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

今までもアーティストの記録映画は多数あったはず。なぜこの映画は多くの人にこんなにも感動を与えるんだろう。
フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックはフレディそのものだったし、バンドのメンバーも同じくだ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.9

前作はハリー・ポッターシリーズとは別物感がありましたが、2作目は一気にハリー・ポッターとのつながりが出てきて、ファンにはたまらなかった。
ただ、レビューに多いように情報が多すぎて、映像を楽しむ余裕がな
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娼年(2018年製作の映画)

2.2

あからさますぎる…
松坂桃李も女優陣もよくがんばりましたという感じ。
正直、AVと変わらない。
映像化すべきじゃなかったかも、

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

4.0

1よりも何もかもパワーアップ!
銀魂ならではのパクリネタも最初から最後の最後まで詰め込まれてた。
佐藤二郎の暴走っぷりに共演者もやられてた笑

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

4.7

演じる側も観る側もこの10年の想いと共に観る作品。
よくこの2時間におさまったなあ。
最後のエンドロールまでパンパンに詰まってて、お腹いっぱい!
泣けるポイントはたくさん!
ヘタするとエピソード詰め込
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

これまでのどの作品よりも重かった。
子どもの虐待や育児放棄、年金など現代社会の縮図がこの家族にあるような気がした。
家の中や服装の「汚し」が完璧すぎて、嫌気がさすほど。
庶民的な食が丁寧に描かれている
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友罪(2017年製作の映画)

3.2

重いテーマだとは思っていたが、思った以上に暗くて痛くて…
最後は少し救われたと言っていいのか。
主人公2人の友情がもう少し描かれてもよかったかなと思った。

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.0

安定の面白さ。
今回は、福井チームの笑いも散りばめられていて、マッケンファンも納得か。
賀来賢人はちょい役かと思ってたら、なかなか重要な役どころだった。

マンハント(2018年製作の映画)

3.2

冒頭のコテコテ感(外国人が作る日本感)はどうなることかと思ったけど、なぜか憎めないザ·エンターテイメントを貫いた作品。アクションは申し分ない量で俳優は大変だったろうな。
日本ではこういう作品は作れない
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.2

役所広司演じる三隅の不気味さがある種、精神異常者なのかと思いきや、深い理由があること。広瀬すず演じる咲江にも衝撃の事実が隠されていること。法廷サスペンスと共に今まで家族をテーマにした作品が多い是枝監督>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作の世界を壊さず、再現しているかどうかなんてあんまり関係ないと思うくらい、福田ワールド満載でとにかく笑った。
佐藤二郎の演技に我慢できず笑ってしまう菜々緒がチラッと映ってた。

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.3

かなり気持ち悪い。
『冷たい熱帯魚』を観た後のような…
作品自体を否定はしないが、雨降りといい、連続殺人といい、『セブン』が頭の片隅にある感じ。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

『セッション』ほどの強さはないものの軽やかで美しい作品。
ライアン・ゴズリングってこんなにカッコよかったっけ?!スーツ姿がとてもセクシーだった。エマ・ストーンの吸い込まれそうな青い瞳。可愛らしかった!

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