mbaasさんの映画レビュー・感想・評価

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呪術廻戦「懐玉・玉折」総集編(2025年製作の映画)

4.0

15時台の上映会で見ようと立ち寄ると満席!
結局21時からの回にしたがこちらもほぼ満席で、呪術廻戦の人気ぶり、特に女性ファンの多さを改めて感じた。
物語はアニメで履修済みだったがエンドロールがすごいと
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We Live in Time この時を生きて(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

時系列がバラされたことで感動は増したのか? よくわからないが、確かに時系列通りだとどこかで見たことのある感じの普通の、やや悲しいヒューマンドラマで終わってたかも。
出会ってから病気が癒えるまでと、出産
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国宝(2025年製作の映画)

4.9

ドラマとして完璧で無駄なシーン、演技がない。特に吉沢亮と横浜流星が素晴らしくめちゃ美しい。他の役者も上手だが、中でも子役の子達が凄すぎる。
原作未読、歌舞伎にもさして興味がなかったが、俄然興味が湧いた
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ショウタイムセブン(2025年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

途中まではそれなりに惹き込まれて見ることができた。噂ほど酷くないな、と思って見ていた。
だけどジョウさんが出てきたあたりからキツくなってきた。ジョウさんが協力したとはいえあれだけの箇所に爆弾を仕掛ける
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無名の人生(2024年製作の映画)

4.0

セリフではなく映像で物語るシーンが多々あり、整理がつかないままどんどん進んでしまうので、全てを理解しようと思うと1回見だだけでは理解が追いつかない。
あれはどういうこと? あの場面の意図は?ということ
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【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ、ドラマ視聴済み、原作未読。
アニメの続きが気になったのでドラマを視聴。ドラマ版は尺の長いアニメと比べるとカットされている部分はあるもののほぼ同じ展開で概ね満足。
いよいよラストの映画版を期待し
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ガール・ウィズ・ニードル(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

国や社会が貧しいとどこでも起こりうることだなと思った。国が貧しくなりつつある現在、遠い昔の、私たちが乗り越えてきた問題とは思えず、その露悪的映像と音楽も相待って、つらい気持ちになった。
目を背けたくな
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サブスタンス(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高に面白かった。デミムーアとマーガレットクアリーの体を張った演技に拍手。音楽、映像のセンスも最高。
鑑賞中は一体何を見せられてるんや、という感じで画面から目が離せない新鮮な衝撃が随所にあった。本人が
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.5

ドルビーシネマで鑑賞、迫力がやっぱり段違いで楽しさ3倍増し。600円払う価値あり。
シリーズ全作を追ってきた人にとっては5点満点の出来。過去作とのつながりが散りばめられていて後付け感はあるけど楽しめた
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リー・ミラー 彼⼥の瞳が映す世界(2023年製作の映画)

4.2

エンドロールに出てきた写真を見て、現実の写真がどういうシチュエーションで撮られたのかを想像して撮影された映画だと理解。全編フィクションのシヴィルウォーと重なる部分があるが、現実を背負っている分こちらの>>続きを読む

タイムマシンガール(2025年製作の映画)

4.1

驚くと少し時間が戻る設定が秀逸。タイムリープものはよく見るが楽しめた。未来のために過去を変えて、とか大袈裟なものではないのが新鮮。最近見たファーストキスよりよかった。
舞台挨拶付きで鑑賞。主演の葵うた
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JOIKA 美と狂気のバレリーナ(2023年製作の映画)

4.7

これが実話で現実かと思うと、恐れ入るとともにここまでして舞台に立っているすべての人に敬意を捧げる。
前半は冒頭のダンスシーンからずっと引き込まれっ放しだった。
後半の政治劇からは彼女の選択に戸惑いつつ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

3.3

タイムリープものは好きで、評判も良かったので期待していたがこの作品は刺さらず。SF設定がガバガバで緻密っぽく見せて実はゆるゆる。
シュタインズゲートやバタフライエフェクトを経験している世代にとっては登
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ゴーストキラー(2024年製作の映画)

4.4

B級を予想してあまり期待しないで鑑賞したが、想像以上にきちんとアクションをしており面白かった。バトルシーンはずっと手に汗を握る緊張感の連続で素晴らしかった。
高石さんの演技、顔芸もいつも以上によく、1
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今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

3.0

登場人物の誰にも共感できず。強いて言えばさっちゃんぐらいかな。そこも掘り下げが浅いから感動には至らず。
劇中は周囲から鼻を啜る音や嗚咽もそれなりに聞こえてきたので刺さる人には刺さるのだろう。自分には刺
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星守る犬(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おじさんの人生はどこで詰んでしまったのか。初老男性の一人暮らし、職なし金なし家族なし病気あり犬あり、優しさと明るさだけでは救われない。
子供との家族団欒が出てくる映画は、子育てを終え単身赴任している今
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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.3

ラストはさすがに予想できず。家父長制の抱える問題をうまく掬い取った見事な結末だった。
音楽が素晴らしく、場を見事に盛り上げていた。
枢機卿といっても普通の人間、というかそれ以上に俗っぽい登場人物ばかり
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ノーバディーズ・ヒーロー(2022年製作の映画)

4.0

この映画の人物がそうなだけなのか、フランスという国がそうなのかわからないが、とにかく我が国とは価値観の違う人だらけで、次にどうなるか予想がつかず。そこが良かった。
アラブ系のホームレスが困っているから
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.5

スティーブがいい人すぎる。ああいう大人でありたいなと思う。基本はほのぼのとしたコメディなので肩の力を抜いて楽に見られた。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.5

出てくる人たちがみんな善人なので気持ちよく鑑賞できた。清原果耶と横浜流星が美しい。江口洋介もかっこいい。三浦友和は流石の存在感。水墨画に興味が出ること必至。
派手さはないけど見終わったあと清々しい気持
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.5

前から見たかった映画だったので鑑賞。高校生の女の子の他愛のない話がずっと続き、物語らしい盛り上がりもなく進んでいきそのまま終わる感じ。高校演劇の映画化ということでアルプススタンドみたいなのを期待したが>>続きを読む

アビゲイル(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は期待通りのB級ホラー、後半は予想外のバトルバディアクション。
ヴァンパイアがそれほど無敵ではなく、なんとか抵抗できる強さなのが新しく感じた。
早々に殺された2人が集められた理由がなんだったのかも
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ドマーニ! 愛のことづて/まだ明日がある(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最後まで完全に騙されてました。民主主義万歳。
今の時代から観たら女性の扱いが相当にひどい。この80年で大きく変わったと思うが、いまだこの価値観が蔓延っているところもある。
とにかく劇中の男性(子供も含
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エミリア・ペレス(2024年製作の映画)

4.0

楽曲とリタのダンスは最高に良かった。アカデミー賞受賞も納得。トランスジェンダーのエミリアペレス役に、本人もトランスジェンダーであるカルラソフィアガスコンを当てている配役とその演技も素晴らしかった。mi>>続きを読む

私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

4.0

気軽に楽しめる良質のコメディ。見やすくてそこそこ面白いが感動は得られなかった。のんの演技は良いのだが、キャラが濃すぎてどこまで原作通りなのか気になった。原作は読んでいないので読んでみたい。
ずっとライ
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.5

ステイサムが無敵すぎてピンチらしいピンチがなく、とにかく憎らしい相手をぶっ飛ばしていく爽快感に溢れた映画だった。
この設定、このキャラクターで続編もいくらでも作れそうなので期待したい。
ストーリーをあ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.5

野球のシーンは一切映らないにも関わらず、8回からの盛りあがり方が素晴らしく、最後は演者とともに一緒に応援してしまっていた。本編後、社会人になってからの場面があるのも心地よい。
実際にこんなことあるかも
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の役者に対して先入観がない分、見始めた途端にこいつが怪しい、と思っていたのでラストの驚きは少なめだった。
グッドマンについては被害者側の人なんやろなあと思って見ていたけど、ラストの変装は見抜けず
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

やり手の女性がスキャンダルに巻き込まれて堕ちていく点ではTARと同じ印象を持ちながら見ていたが、ラストのカタルシスではこちらが上回る。
ストーリー展開で自分の知識と理解力不足でよくわからない部分があっ
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おーい!どんちゃん(2021年製作の映画)

4.5

実際の子供の成長に合わせて年数をかけて撮った映画ではboyshoodが連想されるが、今作はあちらほど脚本を作り込んでる感じではなく、その場での雰囲気や子供のリアクションで勝負している分リアリティが感じ>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

-

どの人の人生も愛おしく掛け替えのないものであることを改めて実感。斉藤和義の小さな夜が思い浮かんだ。映画館を出た後ですれ違った人達、もちろん自分にもあのような時期があったことに思いを馳せて、観る前と後で>>続きを読む

セラヴィ!(2017年製作の映画)

4.0

結婚式を舞台にしたドタバタコメディ。彼の国との文化の違いがわかって興味深かった。このメンバーが手がける別の式も見てみたい。
マネジャーが始終怒ってるところとかはボイリングポイントとおなじ匂いを感じた。
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夜のまにまに(2023年製作の映画)

4.0

第七藝術劇場で撮影された映画が第七藝術劇場で上映される僥倖。
しかも突然舞台挨拶も始まって二重にラッキー。
映画館を舞台にしたボーイミーツガール。ロケ地も自分の住んでいる近くばかりで親近感が湧いた。
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奇麗な、悪(2024年製作の映画)

3.5

予告編を観てぜひ観たいと思って初日に行きました。
ストーリーはあってないようなもので、瀧内公美さんの演技とカメラワーク、時折映る美術など映像美を堪能する映画でした。原作は未読でしたが、パンフレットによ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

後半のギャグパートにくすりともできず。若い頃はひょうきん族よりもドリフ派だったので元々たけしの笑いは得意ではなかったけど、今作のギャグはひどかった。
前半もよくできているとは言い難く、あんなに簡単に暗
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

物語は1995年から2010年までの物語だが、その間の社会変化、特にパソコンとインターネット、携帯電話の普及で世の中が大きく変わったことを実感した。
物語は大渡海を発売して大団円で終わったが、その後の
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