初めは面倒くさがられたり、うっとおしく思われたりするけれど、誠意があると共感を呼んで、小さな輪が大きくなる。
羨ましいと思わせてくれる映画でした。
どこから湧き出てくるやさしさなのか。
どの立場の人もみんな優しくていい感じ。
国境を越えて分かり合いたい気持ちはあるけれど、お互いの苦しみや悲しみを理解するには前向きな気持ちだけでは足りないのでしょう。ではどうすればよいか、考えてしまいます。
元気にしてくれるロードムービー。
強引にでも背中を押して引っ張ってほしい場面、自分にはよくあります。
悲しい結末を選ぶしかない、運命なんて変えられない彼らの人生は、後世の人たちの運命を変えていくことでしょう、、と思えるけどやっぱり悲しい。
高校時代の輝く姿がなんとも愛おしいのに対して、今の大人の姿は喜びのない世界として描かれていて思わず応援してしまう。久しく会っていない友人の顔が浮かぶ映画。
引くに引けない、戻れない、変われない人たち、お金がなくて志も守れなくなる悲しい運命。なんとも悔しく心残りを感じてしまう。
なんか良いテンポで見れました。最後も冷たくて怖い感じでよかったです。
想像していたよりも笑えなかったのと、悲しさも感じなかったです。
興味のない人から作り話を聞いているような時間をしばしば感じました。
このレビューはネタバレを含みます
いつかのために手話を。
娘の実母を平手打ち。
会えなかった母の家のガラスを割る。
相手を想う激情的な行動は不思議と嫌な気持ちにならないものでした。
きっと言葉では足りなかったのでしょう。
なんとも言えない寂しさを感じます。
敵だと思い込んでしまう若さ。
違うと気付いても人に伝えられない手遅れ感。