天才はこういうものであって欲しいなという、平凡な人間の願望に寄り添った映画だと感じた。最後の演奏シーンは強いカタルシスを得られる。めちゃ良い。
このレビューはネタバレを含みます
オータムと会うシーンで、男は運命を信じずに自分でチャンスを掴みに行くのだという主張を読み取った。最後の主人公の恋愛に対する態度の変化で自分も前向きになれる。あとサマーがめちゃ可愛い。
音楽が効果的に使われている。またカーチェイスやパルクールシーンなどスピード感があり、観ていてとても楽しい。少し都合の良いストーリーだがこのようなエンタメ映画にそれを指摘するのは野暮だろう。