さやまさやさんの映画レビュー・感想・評価

さやまさや

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.3

後半の展開というか演出がまだるっこしい。
通して見た後だと前半はミスリードを狙いすぎてる感もあり、全体としての出来は微妙でした。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

不可思議さと、男の理想(ロマン?)が同居する作品。お酒が飲みたくなる。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

はっきり言って、この映画はすごい好み。そしてかなり万人向けとして制作されている気がする。

この監督の前作、セッションは厭な野郎が多く、愛やそういったものの前に腹立たしい感情をキャラクターに抱いてしま
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ベネディクト・カンバーバッチのキレキレの演技と、隠されていた史実には基づいた引き込まれるような展開。

エニグマの解読器bombeの後継マシンを亡き親友クリストファーとして扱い、これを失うことを恐れる
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.5

結末に批判が多いのはわかります。

しかし隙のない映像と美術、技術設定が素晴らしい。それだけでも見る価値があると思います。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の事故の悲壮さ、本人の落胆からの始まりでどうなるのやら…と思わせつつ、わりとコミカルにサクサク進行するのが心地よい作品でした。

そしてレイチェルマクアダムスが可愛い!
浮遊マントも可愛い!

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君の名は。(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

きっぱりはっきり方向性が分かりやすく、期待を裏切らない。

入れ替わりは予告でわかってたけどそこからの時間差のギミックと絶望感は凄かった。
さらにどんどん忘れていく、記録が消えていく、世界から、自分の
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.2

ハーレクインは可愛かった、デッドショットはクールだった。

…けども、話の筋が曖昧でスケールの大きさも伝わりにくいのが残念。

例えるならそう、キャラゲー。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

9.11の頃とすると自分が高校生のころの実話。当時はカソリック教会でこんな事件があったなんて知りもしませんでした。

比較的淡々と話は進むし、派手なアクションも当然無い。でも中弛みもせず目が離せない、
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

勝手にスパイアクションと思って見たらぜんぜん(良い方向に)裏切られました。

実行力とそのモチベーションがあれば世の中なんだってできるけど、どうにも出来ないこともある、そんな幕引きでした。

バイクチ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

-

登場人物にイライラさせられる序盤、ノッてきて怖くてハラハラする中盤、そしてラプトルたちに涙する終盤。

いろいろ投げっ放しですけどとてもバランス良く纏まっていて楽しめる作品でした。

いろいろ突っ込み
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

テンポ良く、リアリティ良く、鷺巣節良く。
文句無し、だけどもう少し、もう少しだけゴジラの腕は大きくしてほしかったです。

自衛隊大活躍なのも堪らない。

1番堪らないのはエンドロールの選曲でした。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

話は大きく無く。

途中の自分が人間かどうかわからなくなって焦る自傷のシーンがびりびり不安が伝わってきました。

その直前のキョウコの外装を剥がしていくカットからの緊迫感が個人的に1番の盛り上がり、ラ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

倒錯から掛金が外れていくかと思っていたら、悪ふざけのつもりが閉まっていた匣の鍵をあけてしまった、そういう話。

女性を楽しみたい、のではなく女性になりたい、女性として扱ってほしいという主人公アイナーの
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.0

リリーのすべてを観て、真っ先に思いつくのがこの映画の描写。

中世の空気、生活感、文化、そういったものが隙なく描かれています。

主人公グリートが美形だからこそ成立する話ですが、若いスカーレットヨハン
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

4.0

良い音響で聴くとほんと泣きそうになる管楽器の音が何より良かった。

総集編とはいえ早足感も無く、始終素敵な作品でした。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マイケル・キートンの怪演と、話題だった長回し(風)のカメラワークが目を離せない。

途中の小道具にケチを付けられたくだりからなんとなくそう繋がるのではないかというクライマックスのシーン。でもそこから更
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

バットマンだけ普通の人間だったのを凄く押し出してて、扱いが雑な原作そのままといえばその通りかも。
重装甲バットマンはかっこよくてかっこ悪い。

全体的に彼らが何をモチベーションにして動いているかが伝わ
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ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

奔放すぎるアメリカン全開、
一癖も二癖もありつつ、愛すべき登場人物たち。
個人的にはお父さんがお気に入りです。

ルーム(2015年製作の映画)

3.5

世界の大きさに戸惑うシーンに呑まれる。
心拍数がとってもあがる映画でした。

子役の子が超美形、ずるい。