johnkun1227さんの映画レビュー・感想・評価

johnkun1227

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二重生活(2016年製作の映画)

1.2

160709
物語の途中でテーマ自体が変わっちゃった…?色々とっ散らかってて結局何が言いたかったのかよくわからない。構成も何ともはや、な感じで、いやその設定はもうわかってるから、って突っ込みたくなるほ
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FAKE(2016年製作の映画)

4.3

160630
ラスト12分は確かに凄かった。だが正直、こんな映画を撮ってる時にあんな役を引き寄せてしまう監督・森達也が結局は一番凄いと思ってしまう。この映画の核心となる瞬間はおそらくすべての撮影の一番
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.4

160601
メリル・ストリープの怪演だけで観る価値はある。けど、悲喜劇の喜の部分がほとんどなくなってしまっていてそれが残念だった。あのブラックで小気味いい笑いは、やっぱり生の舞台でしか叶わないものな
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.6

160327
よくある感動ドラマかと思ったら予想の数倍センス良くて驚いた。ていうかこの作品、フランス製作だから成功したんだと思う。だってヒゲ剃って遊ぶシーンとか、ああいうほどよくブラックでリアルな笑い
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.3

160327
ゴズリング目当てに鑑賞。驚きの展開はひとつもない青春感動ストーリーだけど、これが実話でしかも人種問題がベースにあるとなると話は別。すべてのことは努力で変えられること、人間にはその可能性が
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

160322
台詞の半分以上が経済用語。単語をいくつか予習したくらいでは一般人が全編を理解することはたぶんできない。でもそこははなから観念したうえでそれでも観るべき作品だと思う。誰かが手にした利益は裏
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キャロル(2015年製作の映画)

3.7

160229
女性同士の恋愛ってとこばかりクローズアップされてるけど、なんかもっと単純に乙女映画として楽しめた。なんたってケイト・ブランシェットが男前過ぎて、こんなんされたら私だって惚れるわ!ってシー
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ロブスター(2015年製作の映画)

1.2

160305
シュールともシニカルとも違う、いびつであることばかりに気を取られた世界観は不快な場面の連続。ブラック過ぎて全然笑えない。あれほどのグロ描写が必要だったとも思えない。何か要るとすれば、独身
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.4

160214
ほぼ一人芝居の密室劇。削ぎ落とした演出が不穏さを煽る。低予算が完璧に活かされた好例。監督がボウイの息子ってことに観てからびっくり

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

160206
歌ありダンスあり基本陽気なインド映画だけど背景として描かれている社会(今作の場合は学歴至上主義とか自殺が多いとか)はいつも結構薄暗くて、いつもそのコントラストにどきりとするというか、だか
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

160118
世界を股にかけた大追いかけっこから浮かび上がる人生の孤独と共鳴。軽妙さと切なさのあいだを行ったり来たり、小気味いいテンポに身を委ねているあいだは少しも気づかないけれど、エンドロールが流れ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

160107
音楽がかかわる想い出を一つでも持っている人なら、この映画は絶対に好きだ。すべてを失った2人が、自分の信じる音楽に人生の再出発を賭ける。夢見るようにロマンチック、でも現実離れしないその塩梅
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

4.0

151228
先を読む暇さえ与えない秒刻みの展開、ラスト2分まで裏切られ続ける興奮。リアルタイムサスペンスだけど体感的には3時間の物語を倍速で観ているような感覚で、尋常じゃない情報量を流れる手さばきで
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美女と野獣(2014年製作の映画)

4.8

151226
好き過ぎて言葉がまとまらない。とりあえずディズニー版とはまったくの別物。仄暗い世界観、官能と血の匂い、みなまで語らない演出。ヨーロッパ的価値観で美しいとされるものを全編に詰め込んだかのよ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

151225
ストーリーや感情の描写はものすごく良くできてると思うが、消化不良の感が拭えない。言いたいことはわかる、ただあともう一押し輪郭をくっきりさせて欲しかったというか。音楽はさすが凄まじく良かっ
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建築学概論(2012年製作の映画)

3.5

151218。キャストがいい。スジは話が進むにつれどんどん可愛く見えてくる。イ・ジェフンのピュアな空気とか、婚約者役の女はホントやな感じだしいいように巻かれてるオム・テウンの憎めない頼りなさ。チョ・ジ>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

-

途中断念。グロさというよりも人が死ぬ時の容赦なさが、私にはちょっとキツかった

テッド(2012年製作の映画)

3.1

150725観賞。字幕なしで観れたら最高なんだろうな、今だけアメリカ人になれたらいいのにって思う。なんも考えず楽しみたい時にはいい映画。

サンドラの週末(2014年製作の映画)

2.9

150628観賞。金曜から月曜の間にサンドラの身に起きた出来事をただ淡々と描いているだけなのに、最後までだらけず飽きさせず観せるのはすごい。が、改めて思い返すと、ここちょっとどうなんだろと思うところ多>>続きを読む

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.8

150627観賞。初・園子温。たぶんそれもあって前半はウソでしょみたいな、あれこれどう向き合えばいいかなって感じで正直面食らった。で、その不安定な反応に対し後半で見事に落とし前つけてくれる。描きたい物>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.0

150614観賞。すごい。ミュージカルシーンの斬れ味といいラストの突き抜けっぷりといい、この感じ、私にはもう完全にプログレにしか思えないのだけど。ふとした時に、気配なくいきなり大波のように押し寄せるエ>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.6

150601鑑賞。奔放な母親に置き去りにされた子供たちだけの危うい暮らしは、淡々とゆるやかに、確かな救いは誰からも差し伸べられることなく、ささやかな人情と握る手のぬくもりを支えに観る側の予想を裏切らな>>続きを読む

スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.3

150415観賞。ホワイトカラーのゴズリングってだけでとりあえず感謝しかない。特に黒いコート×手袋はめた姿なんてテレビに向かって土下座したくなるし、タンクトップ×黒縁メガネでベッドにパソコン持ち込んで>>続きを読む

女は男の未来だ(2004年製作の映画)

3.4

150505観賞。1人の女を巡って駆け引きする男2人の小物感がなんともリアル。だらしないのはお互い様だしやってることも同じでも、なぜか男たちは軽薄に、女たちはしたたかに映るのが面白い。登場人物たちの弱>>続きを読む

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