mengruさんの映画レビュー・感想・評価

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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.2

クリードファンとしてはダメ。映像に美しさと品がない。ラストの戦いの野球場がCGなのも許せん。台本がダメなのか演出がダメなのか原因が分からんが、展開が噓くさすぎて、せっかくの俳優陣の良い演技が生かされて>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

5.0

とにかく最高!これこそ自分の求めていたフェミニズム系の映画。RRRのような映像と音楽によってもたらされる快感もあるから何度でも観たくなる。才能溢れる制作陣たちに敬礼

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

敵キャラに何だか惹かれた。キックボクシングとMMAの対決になるとは予想外。あれ水の中で決めてたワザ何だったんだろ。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.5

前評判が高かったから期待していたけども期待ほどではなかったな。あのシュワちゃんと対決した1のプレデターの強さというか、鑑賞者が感じる無力さや絶望感をこの映画から感じることはできなかった。前半主人公がへ>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

映像は綺麗で、冒頭の建物のカットの構図や白黒のグラデーションは美しい。ただストーリーは少年目線で描かれているから特に感情移入したり心に刺さるものはなし。ベルファストという田舎町特有の部屋の構造(便器に>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

心が穏やかになるインド映画だった。ラストが意味することをずっと考えてた。二人はアメリカに移住するのか?そこだとカースト制度は気にならないが、英語が話せない主人公は生きていけるのか。服飾デザインだと言語>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.2

これはちょっと期待した分ダメだったな。主人公には感情移入できないし、女の子はかなり演技上手くこの手の映画に登場する子供の中ではベスト級だったけど、それ以外の人たちはどうも印象が薄い。Jホラーっぽい描写>>続きを読む

13人の命(2022年製作の映画)

5.0

2時間くらいあったけど最初から最後までテンプよく、でも焦るような感じはなく丁度良い緊張感が良かった。タイ社会について一切見せずに事件だけにフォーカスしているのはやっぱりハリウッドならではというべきか、>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.1

サスペンスとホラーと哲学的要素のバランスがとても良かった。既存のジェンダーロールを自然に逆転させて演出しているところも良い。ラストの落ちも納得できるもの。今後もシャマランの活躍に期待。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.7

久しぶりの映画館で久しぶりの投稿。この映画について語れる人おらんかなー。ゾンビものとしては残虐性を進化させた点は評価できる。ただその残虐性でもってどんなメッセージを語るのかは弱く、既視感があった。主人>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

イギリス王家ものは映画やドラマでちょいちょい観てきたがどれも完成度が高いヒューマンドラマであるから、同じテーマで何か新しい斬新なものを生み出すのは困難だと思っていたが、これはアカデミー賞を獲っただけあ>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

4.0

さすがのJホラー。主人公がバカな行動をしているようだが、売れないお笑い芸人という設定を十二分に生かして、確かに自分がその立場だったら同じことをしてしまうかもなという気にさせるから、すごく感情移入できる>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.3

今のアメリカの分断された情勢を誇張し、地球温暖化に対する政府と科学者の対立を風刺していることはよく分かったが、映画全体のトーンがどうもダメだった。有名人がたくさん出ているが、皆演技がややオーバーであえ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

一つの生きる選択肢として車に寝泊まりして、全国各地いろんな所を渡り歩く人の生活を描く。喪失を経験した後に人は再び自分なりの方法で再生する道を選ぶ。主人公とデイブが選んだ道は異なったけれどもどちらの心に>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

設定を何も知らずに見ると、第2部から3部までの構成に見事にハマって監督の思うツボにえーそうなのと翻弄される。日本語のセリフがよく聞き取れないことも多く、それと相まって舞台のミステリアスな雰囲気がアップ>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.3

人間狩りのジャンルでは斜め上をいく出来。さすがブラムハウスだけあり、今の社会状況を巧みに反映したホラー。共和党と民主党の分断の原因、互いに対する無理解やレッテルのはりあいっこ、をストーリー展開に上手く>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.9

フレデリック・ワイズマンという監督のドキュメンタリーは初めて観たが、これこそ自分が求めていた種類のドキュメンタリーだと気づいた。いわゆるよくあるナレーションや逸話、インタビューの切り貼りでどんどん進ん>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

ずっと再見したかった映画、やっとディズニープラスで見つけた。小さいころにテレビで何度も観たな。とにかく音楽が良い。今初めてこの映画を観る若者はどう感じるんだろう。コメディだけどギャングのボスは有名俳優>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

5.0

かなりつくりが上手い映画。いろいろな国に移住した家族が集まって交わす会話にかなりリアリティがあった。東西の価値観の違い、移民のアイデンティティや生き方、内容はかなり深くまで掘り下げているが、全編にはリ>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.9

フランスが舞台だけあってセットはアラジンより良い。エマワトソンやガストン役の俳優も良し。ただこれを観て感動することはもう年のせいかない。

ムーラン(2020年製作の映画)

3.6

途中までは男として戦場で戦うことのリアリティを追求していてこの路線でいけば斬新な解釈になると思ったが、髪をほどいてからのアクションはとたんに嘘っぽくなった。コンリーは大好きだが、あの魔女は必要か?長い>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9

画面のクオリティはとっても高い。ワンカットワンカットを止めて吟味したいくらい。スパイダーウーマンの目の形とか相当練られて極限までシンプルにしているので女性的なところをよく表現し得ている。ピーターが冴え>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.0

美女と野獣に比べると実写セットや俳優のクオリティが下がっていて残念。やはり中東の描写はディズニーにとって難題なのか。ボリウッドで使われるようなセットの方が良い気がする。次はボリウッドのスタジオと連携し>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.9

数年ぶりの韓国製アクション映画。PG12でこれかと思うほど結構グロく目をつぶりたくなるシーンがあったけど、レイの役者のすごみのある演技でこの人なら何をしてもかっこよいとやや神がかった悪役だった。このバ>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

ランボーシリーズは悲壮感が漂っているから見てるのが辛くなってこれまであんまりフォローしてなかったけど、これは後半かなりスカッとできたな。なんせ悪役は本当の下衆だから。でも頭を殺してもすぐに別の頭ができ>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.9

ラストシーンの読み解きは難しくて解説を読まないと分からなかった。リアルな描写が多いから本当に暗示をかけて人殺しをさせることができるのかと怖くなった。サイコパスの演技は上手くて、きちがいなのか哲学的な真>>続きを読む

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.5

怖さでいえば最近観た中でかなり上位に入るが、これはドキッとさせるタイプで見ていて心臓に悪い。結局巧妙な仕掛けがある家をいろいろ歩き回るタイプの映画だけどこの仕掛けがあんまりおもしろくない。キューブ見た>>続きを読む

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