メテオさんの映画レビュー・感想・評価

メテオ

メテオ

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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.4

ブリーラーソンはルームのときからずっと綺麗。
キャロルの役柄が女性として完璧。ユーモアがあって女性らしい柔らかさも優しさもあって、芯の強さがある。キャラとして本当に好き。
機内の服装が可愛かったが、あ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

人には勧められない。
だが、この映画を好きな人を私は好きだと思う。

ポスターから感じ取ったものが映像の中にあった。でもそれ以上のものはなかった。
ただそれでも十分だった。
画のコントラストが本当に素
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

言葉では形容しにくい観後感だった。
畑の中で2人で祈ったシーンがあったが、その後の祈りが叶ったのはフォレストの方だったように思えた。風に身を任せて流れるように飛んでいく中で、運命に出会っていく。
ジェ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

ぼんやりとしていた線の集合体が、少し離れてみると綺麗な絵だったような感覚だった。
相変わらずメッセージ性が強い。また、その中にいくつもの意味が込められてるように見えるところも感慨深い。

歳を重ね、よ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.5

ジョージ・マロリーという実在した登山家の謎を絡めたストーリー。
マロリーとは
 「なぜ山に登るのか。」
「そこに山があるから。」と答えた名言のあの人らしい。
 
日本で作られた小説を漫画化したものをフ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

なるほど、これはアートなのか。冒頭のキャラのバックグラウンドなどが丁寧に描かれているが、そんなに必要だったのだろうか。

ホラーというか文化や宗教的な怖さ、村の独特な雰囲気。どこかに本当にありそうなリ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.1

Filmarksの平均点高くて笑った。
本当に?
酷評されてると聞いて、ハードルが下がっていたが…

特撮映画をたくさん観てるわけではないが、特有の雰囲気があったのは良かった。シーンの切り替えや演技に
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

しばらく席を立てなかった。
それくらい作品の重力に惹かれた気がした。

エンドロールのラスト1フレームまで魅力で溢れていた。

MCU作品なので、間の物語を補完した方がさらに楽しめるということはあるが
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

いい意味でも悪い意味でもアメコミ映画という印象。
断然1作目の方が良かった。脚本が薄っぺらくてキャラに焦点が当たっていない。何人か役を削っても成り立つ気がしてしまった。
分かりやすくて観やすいだけにみ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

冒頭からの展開の速さで、あっちの世界観が色濃く出ていてよかった。ただそのせいで彼らの出演が無かったのかと思うと残念。

MARVELの世界の幅がすごい。EP.10かな?と思うようなSFの世界観。
独特
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

この余韻の良さ。
週の真ん中、深い夜の時間に観ても、それでも観てよかったと強く強く思わせてくれる作品。
派手なシーンや力強い台詞があるわけではないが、この映画は好きと直感的に心に届く感じがした。

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

なかなか評価が難しい。当時描きたかったものは純粋なバスケの魅力だったようにも思うが、本作はリアルのようにバスケを通して"見えたモノ"にフォーカスを置かれているよう。

またマンガとは違う視点変更及び時
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8


幻想的な空の描写と生き生きとした背景、新海作品らしい作画が全開
作画だけではなくて構成や世界観、設定も好きだった。タイムラパスの映像も見事

蝶や映る花々から"なるほど"と思わせてくれる
もう少し花
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

MAPPAの戦闘シーンが流石。動きの綺麗さだけでなく構図や演出なども含めて素晴らしい。
各キャラにスポットが当たりながら、ごちゃついてないシーンは魅力が引き出されていて良かった。特に五条先生、狗巻先輩
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

チャドウィックへの愛が感じられる作品だった。
ティチャラ主体の脚本を描いていたにも関わらず、代役を立てる道を選ばず、脚本を再構成するマーベルスタジオを判断のすごさ。視聴者の気持ちを最優先する配慮。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0


オープニングの入りからDangerous Zoneの入りまで、ニクイ。
整備士のポージングもカッコよくて、スピンオフで topgun mechanic も作ってほしいくらい。

脚本も演出も戦闘機シ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.3



今の時代だと画は古いが、それはそれでいい。そして、とにかく曲がとにかく強い。
キタっ!ってなる感じ。
ただTake My Breath Awayを流しすぎで笑ってしまった。昔のロマンス!

どこか
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.0

団地が漂流するという斬新な設定
期待値は下回ってしまったが、これは大人が評価するものではないかもしれない。
今の子どもがどう受け止めるのかが気になる。

情報が簡単に手に入る時代になっても、きっと子ど
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3

劇場版というより作品全体の感想

13話+OVA、外伝、劇場版
どれも素晴らしいクオリティだった。

設定の素材が本当によく考えられている。
鉄の腕を持つ感情が分からない主人公。ただある言葉の意味を知
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.3

朝方、カーテンの隙間から入る光は滲んで見えた。目が潤い過ぎていたせいか。

ストーリーは劇場版よりもこっちが好きだった。
個人的に家族愛に弱いっていうのもあるが、脚本が本当に素晴らしい。
まさかの2部
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

4.0

優しい言葉は誰も傷つけないけれど、誰にも刺さらないときがあるんだと思わされる。
人との距離の縮め方も相手にとって都合の良い言葉だけをかけていれば良いかといわれると違う。

SNSで炎上しそうブラックジ
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.1

設定が面白そうだったのに、開始からリアルの映像が入ってくるなど…取り扱うテーマが重め。
それでも前半はブラックミュージックもカッコよくて好きな展開だった。

俳優さんの演技は素晴らしかったけれど、PT
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

青春はグラウンドだけで起こっているわけではない。誰も注目しないような場所にも眩しい青春がある。
その切り取り方がとても良い。

正規部員4人の演劇部のために執筆された高校演劇が元になってるとは…執筆さ
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パドルトン(2019年製作の映画)

3.7

どうでもいい会話が本当はすごく大切で、実はどうでもいい会話って誰とでも楽しくできるもんじゃないんだよな…と改めて思わされた。

独特な台詞回しがまたすごく心地良くて、それがまたほぼ全てアドリブというの
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

知識を全く入れずに視聴。
全く古さを感じない独特な世界観。色褪せない名作だった。

脚本の細かなところはツッコミどころがあるが、それがまたいい。全体的に展開が読めず、子どもの頃に経験するような不思議体
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.1

未来のミライよりは良かったが、何かこうメッセージ性が弱い。やりたいこと、テーマが多すぎてごちゃついてるように感じる。
Uの空間、父子家庭、美女と野獣、恋愛、虐待…いくつかテーマを削ったらスッキリした話
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

2.9

こじんまり纏まっていたという印象。
キャラクターに愛着が湧かない。だから、感動シーンでも弱くなる。時間が足りなかったのか、演出などの問題なのか。原作があるので難しいとは思うが、そもそもUCの正統な続編
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.5

カッコいいマグニートが見たくて視聴。

プロフェッサーXとマグニートがとにかくカッコイイ。特にマグニート。能力もそうだし、ミスティークにかける言葉とかも…さすが最強の一角と呼ばれるほどのキャラ。
重力
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

全体的に悪い意味でアメコミ映画っぽさが出ていた感じ。MCUは大好きだが、2000円出して映画館で観る価値があるのかと言われると勧められない。

ジェーンの復活とムジョルニア持ってるジェーンは最高だった
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

着眼点の良さ。この実話を切り取って映画に昇華させようとする熱量。
自らも吃音症で苦しんだ脚本家が、30年も温めていたというアイデア。
診療内容に関する資料公表がエリザベス王紀から許されず、なかなか制作
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.6

ブルース、R&B、ソウルミュージックなどのブラック・ミュージックの名曲だらけ。どこかで必ず耳にしたことがある曲ばかり。音楽がいい。

この作品でブラックミュージックが再評価されたことを考えると、多くの
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