肩パット3ツさんの映画レビュー・感想・評価

肩パット3ツ

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ザ・ワン・アイ・ラブ(2014年製作の映画)

3.8

世界観はエターナル・サンシャインっぽい

物理や精神世界かと思ったがしっかSF

しかし誰が何の為に..?

ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

4.3

古典で普遍的な感じもあるが結局不明な点が多かった
監督の前作がとても好きだったがまたガラっと違う作風に思える
生粋の海の男に陸の世界は合わなかったのか
警察とのやり取りがめっちゃ気になる
長尺だがそこ
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按摩と女(1938年製作の映画)

4.0

戦前の映像というだけでも胸熱
当時の湯治場の風景がなんとも言えません

直接的な気持ちを発する事なく奥ゆかしい世界
切ないが温かな作品

マルメロの伝言(2019年製作の映画)

4.1

なんだこのドラマは
ヘンテコな会話や一瞬だけ映る人やちょっとした所作、かなり高度にクスッとさせてくれる
結局なんやったんやとなるけど見続けさせる
エンドロールは激シブ

マルメロとはカリンみたいなもの

エリート・スクワッド(2007年製作の映画)

3.9

ブラジルがやべえのはもう周知の事実
毒を以て毒を制する姿には正直痺れる
オマケ程度に独白者が鬱になってるのは新鮮だ

悪党相手には対話とか生ぬるい事やっても意味がねえ

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.9

韓国生まれの監督でありながら中国と日本の文化が色濃く出ている
OPには面食らったがその後は静かで独特の世界(小津安二郎フリークらしい)
SFと欧米とアジアの奇妙なバランスでストーリーというより文化やア
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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

4.2

レニングラードものはとても興味があった(今作にレニングラードの直接な飢えの感じは薄いが)

これはあまり見た事がないタイプのロシア映画
元女兵士というのもあまり聞かなかったが実際に多かったよう
重い題
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アウトサイダー(1981年製作の映画)

4.0

いかにも共産主義下らしい街と室内と人々の雰囲気
酒と踊る事しか楽しみがないかの様に時間を持て余す人々
1981年よりもっと昔に見えるのは当時のハンガリーの状況のせいか
兎に角リアルで途中までドキュメン
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.5

ジャケ通りの雰囲気の青春コメディ
でも笑いの方向が自分にはあんまマッチしなかった
グッとポイントは分かるがそこでグッと来るほど自分は若くないなぁと思ったり

天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.7

シュールな4コマの連続を見ているような

パレスチナとキリスト教をよく知っていればより理解出来るののだろう

映画は監督同様に非常に上品

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.8

多分監督の自伝的な作品なんだろう
相変わらずスタイリッシュで色彩豊か

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.2

引きの画の静かな長回し多し
怪音、菌、犬などなどキーになる事柄は沢山出てくるが、、
何となく舞台の国籍も謎でスピリチュアルなのかSFなのかヒューマンドラマなのかサスペンスなのか最後まで分からない

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イカした人生/Madly in Life(2020年製作の映画)

3.8

とても現実的なドラマだが重くせずユーモアもあった
背景と衣装を合わせる様な遊びもあり意味深なカットもあったり不思議なバランス
音楽の使い方も独特
母親の演技がリアル過ぎた笑

アリスの空(2020年製作の映画)

3.8

絵本を見てる様な特殊な世界からリアルな情勢への変化が独特
遠くの縁がなかった国もこうやって見ると壮絶だったと思える
こんな感じで終わるとは、、

鬼畜(1978年製作の映画)

3.9

キツい
妹の子がかわいいから余計に可哀想で、、、
割と見なきゃ良かったと思ってしまいました

シャイン(1996年製作の映画)

4.8

手法に頼りすぎないしっかりしたえドラマが90年代の映画にはありますなぁ
これが実話だろうとフィクションだろうとどっちでもいい
シンプルにストーリーで楽しませてくれる
泣いた

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.3

改めて見たらやっぱりすごいな
夢を映像化したような不条理な世界
ずーっとノイズ
でも動きやしぐさや台詞はコミカルで笑える
時代を感じさせない映像

赤い砂漠(1964年製作の映画)

3.8

相当訳わからん
でもモニカ・ヴィッティが綺麗過ぎる

効果音は独特
FINEの出方は笑ってしまった

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

3.9

これまた難解ベイルマン
あらすじを読んであとから精神疾患なんだとわかった。。

沈黙(1962年製作の映画)

4.0

静かで難解
削ぎ落とされた台詞で無音のシーンは気を抜いたら寝落ちしそうになります
神の沈黙3部作らしいがこの作品からは神的なものは感じられなかった(分からなかった)
色々と謎ですが映像は洗練されている

山の焚火(1985年製作の映画)

4.3

こりゃやられた
まさかこんなドラマとは
大自然というと伸び伸びとして気楽な感じがあるけど隔離してるような生活はそんな簡単なものじゃないだろう
それは人間の思考にも影響がありそう
聾唖で発達障害ぽい弟の
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

4.0

スローリーウォーキング、色彩、少ない会話、スローモーション、ヴァイオレンス、
100%のNWR
アレハンドロ・ホドロフスキーに捧ぐ!

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.6

これがポランスキーか?と思ってしまった
説明くさいし安っぽいなと
しかし
ラストは、コレはもしかしたら?と考察出来るので救いだった
そこに行き着くまでがなぁ..

ヴィクトリア(2015年製作の映画)

3.8

140分弱のワンカット

あれ?これって青春ドラマ?と思わせてやっぱり
緻密に緻密にというより多少の失敗もリアリティという感じがあり結果的にこんだけかかったっぽく見えてワンカットものにしては140分弱
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.9

こういう事例は覆されなくとも世界中であるんだろうな
ラストがなんとも意外でリアル

愛の嵐(1973年製作の映画)

3.6

退廃的やねぇ
しかしこういう全てを捨て去ってもいいくらいの劇的な再会には憧れる

もっと狂気を期待してたんだが綺麗に収まってたな

こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーチックなカメラワーク、長回しやなんとも言えないやりとりは独特

手つきや表情の妻の演技がリアル
ラストのご陽気な音楽やらなんだかんだでこの夫婦のプレイのようで愛し愛されてるのかななんて
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サクリファイス(1986年製作の映画)

4.2

この空気感痺れますねぇ
どこまでが現実で何が虚構か、時間軸すら分からない世界が続く
到底分からないのでその世界観を楽しむ
難解な詩を読んでいるように
解説は頭のいい人にお任せです

LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.7

のっけからとんでもねえ
DVD版で見たからボカシありだったが本当は無修正なんだろう
本気でやっちゃってますやん
俳優の今後のキャリアへの影響が気になる...
なんにせよ記憶に残る映画だ..
イカれてる
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.9

奇形に障害者に沢山の動物とその死体、
キリスト教と仏教の混在と誰が見てもホドロフスキーの作品
思ってたよりライトでカルトカルトはしてない印象
映像のインパクトだとホーリーマウンテンも方が強烈だ
子供の
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

最初は大味だなぁと思ってたが2/3くらいから尻上がりになった
それはどんでん返しのせいじゃなく
でも殆どポルノでちゃんとエロく見せてくる
ただカタコトの日本語が聞き取りにくく序盤は内容があんま入ってこ
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.8

カオスカオス
嫌悪させるのが天才的
最初、何を見ているんだ?とずっと考えてた
あんま見たくない様な状況のオンパレード

光と音でおかしくなりそうやったでしかし

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

ほんと奇妙なバランス
あの画だけ切り取ったら変なCMみたいになるし
大自然のおどろおどろしい感じから急に俗っぽい雰囲気になるし

これは神話とかから来てる?

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

ジョーダン監督は毎回見た事無いものを見せてくれる
丁寧な伏線と宝探しの様なヒントとオマージュ、ユーモアは忘れず
テクニカルな部分もきっちり描いているとこもいい
後半のキーになるものが序盤で全部出てくる
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

4.1

パンクだ
感情は複雑で相当イカれてる
分かるようで分からないこの感じはPTA作品にも通ずる感ある

浮草(1959年製作の映画)

4.2

人生色々ですなぁ

内容もさる事ながら50年代の雰囲気が見ていて楽しい

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