mikanecoさんの映画レビュー・感想・評価

mikaneco

mikaneco

映画(151)
ドラマ(7)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

百花(2022年製作の映画)

3.0

演出なんだろうけど、なんでそこで電気つけないの?ていう突っ込みからまず入ってしまった。
冒頭のシーンも、一人残された小学生の泉が食べ物貪るシーンもそうだけど、電気付けるだろ普通。
全体的に照明がかなり
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

タイトルとても秀逸。
西川監督はやはり尾を引く作品を撮るなぁ。
役所広司さんは作品ごとのその役の人間にしか見えない。本当にすごい。

余命10年(2022年製作の映画)

2.9

どうしてこう、この手の作品て作りや演出がガバガバに浅いんだろう...

とりあえず登場人物を全力疾走させればいいと思ってる。
いくら感情昂っても当てもつかない最寄駅周辺を適当に走り散らしたりしないって
>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.6

震災や福祉問題という堅いテーマを上手にメジャーエンタメとして作品化していると思います。

日本の社会システムがいかに問題や矛盾を抱えているかがよく描かれています。

「私たちはそういう国に住んでいるん
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.6

宇野祥平さんが、もうなんとも言いようのない素晴らしい演技をされててたまらない気持ちにさせられた。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

今日はテイスト軽めで明るく観れる映画、と思って選んでとても正解だった作品。

終始わざとらしい展開がなくて良い。

内向的な主人公を演じる芦田愛菜ちゃんの演技もすばらしかった。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.3

事が起きてもなお意思薄弱で、先見ずで流されて生きて、みたいな。
こういう奴いるよなぁを演じるのが大賀は上手だし似合う。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.4

俳優陣が本当に豪華。
今だと主役級の俳優がゴロゴロ出てくる。

ストーリーはできすぎてて現実性に欠けるのであくまでフィクションとして楽しむ範疇かと思う。

そういった点では『祈りの幕が下りる時』のほう
>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.9

親子もんはやっぱくらっちゃう。
劇中泣かされっぱなしで顔面崩壊した。

期待せず観たのもあって予想を遥かに超えて良かった。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

こういう推理ものとか観ると捜査線上に次々上がる登場人物と相互関係覚えるのに必死になるのって私だけ?w

松嶋菜々子の演技が期待以上で見直しました(何様)。
小日向さんに死ぬほど情が湧く作品。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.3

ストーリー展開はありきたり
でも普通に楽しめる
っていうラインの作品だと思う

連続殺人、サイコパス、それが漫画世界とつながってるっていう要素が怖いもの見たさの人間心理をうまくついてる

ただ、こうい
>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.2

キャスティングのバランスは良いと思う。

役者さんの演技も皆素晴らしい。

中でも小池栄子さんが、姿勢や所作を含めて育った背景を連想させる役作りで光っていた。

一方で、恵理菜が写真館から思い切り走り
>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

2.3

なんだこれ...

話の展開も松潤の演技も終始寒気しかしない。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.2

BLものと思ってたけど切ない恋愛映画だった。

「切ない」の役割を担ったのが成田凌だからこそよりそれが際立ってたと思う。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.1

「若い頃の恋愛なんてホルモンで動いてるだけなんだから」というある人の言葉を思い出した。

イライラするというコメントが溢れていたけど例外に漏れずしっかりイラついたw

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

かなり期待して観て
しっかり期待を上回る良作でした

良い作品て始まり5分くらいでもうそれを感じさせる空気みたいなものが包括されてるっていうのが個人的な意見なんだけど
この作品はまさにそれ

パパに向
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.1

原作読んでみたくなった。
小説として文字で読んだ方がおもしろそう。

映画だとフィクション感が強くて
気になるところが多々ありすぎる。

松たか子の演技は素晴らしかった。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

多くの人に「なんか好きだわ」と言わせる要素がある映画かも。

あまりにもそこら辺にありそうなリアリティを随所に感じたのはやっぱり役者さんの力の賜物だよなぁ。

終始台詞を喋ってるように感じさせないやり
>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

おもしろーい

漫画はフィクションなのか、復讐なのか
観る人に想像させる余白をうまく残している

題材は不倫なのに観終わったあと心地よい爽快感が残った

前科者(2022年製作の映画)

3.6

劇中、誠が若干の笑顔をみせたのが唯一公園のシーンだけで印象的だった。

アパートに訪ねた阿川を招き入れる動きだけでリリー・フランキーてほんとすごいなと再実感。

良い役者でまくり。

(2020年製作の映画)

3.1

うーんまぁ...まずまず。かなぁ...

全体的に演者と曲の力に助けられてる感が強い。

主役のお二人もさることながら、
二階堂ふみちゃんの決して多くない出番で印象づく演技ほんとすごいし、永島敏行さん
>>続きを読む

学校II(1996年製作の映画)

3.7

子供の頃観て、内容は覚えていないけどすごい泣いた記憶だけ強く残っていた作品。

吉岡秀隆さんは鬱積した感情を言葉を介さず表現することに本当に長けてる。

「人間の意識の根底に、どうしようもない差別意識
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

西川美和さんの作品はずっと気になっていて、この作品から鑑賞。

兄の心情、弟の心情、観てるこちらの心情、吊り橋...
タイトルは「ゆれる」以上にしっくりくるものないよねってくらいよくハマってる。

>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

20代前半くらいの恋愛あるあるが
あらゆる角度から散りばめられてる。

ただそのあらゆる恋愛描写をしみじみ懐かしい〜と感じてしまうあたり、もう大人になりすぎた感が否めずw

サブカル沼育ちの自分にはあ
>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読者です。

え..? てなって
ラスト巻き戻してもう一回観た。

もう一回観たけどもう一回 え..?
てなっただけだった。

色んな方の考察でも
自殺した強姦魔の遺体をカナが海に沈めたって流れ
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

傑作すぎる。

映像、役者、音楽、コミカルさ、心情の描き方、戦争というテーマ。

なんちゅうバランス力。

インセプション(2010年製作の映画)

4.5

久しぶりにすげぇ映画観た...‼︎

終わった瞬間に出てくる率直な感想が素直にこういうかんじ。

そもそも好きすぎるディカプリオが主演な時点でかなり欲目は効いてるけど。

夢の世界での階層、時間描写の
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

公開当時映画館で鑑賞。
自宅で2度目の鑑賞。

量子力学、物理学、相対性理論...etc.

壮大な物語に感動...!
でも科学的描写のディテールは2度観てもいまいち掴みきれんな。

と思ってたら、
>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.1

タランティーノ満載。

奴隷歴史の史実
マカロニ・ウエスタン要素
愛する女を救い出すというおとぎ話

すべてが大胆なバランスで成り立ってる。

2時間45分という長編でありながらその長さを感じさせない
>>続きを読む