みさんの映画レビュー・感想・評価

み

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ジュニア(1994年製作の映画)

4.5

世に出るのが早すぎたコメディ。
かなり昔の作品だから「これだから女ってやつは」と女性性を嘲笑する描写が多いのではと身構えていたけどそんなことはなかった。
いや、当時の制作者はそういう目線で作ったのかも
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

2.3

後半の展開は嫌いじゃないけどオチが。もうホラーであの手のオチやめてほしい。

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

2.7

猫と鶏が殺されます。

モキュメンタリー風ホラー。こわいシーンはさほどない。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

あらすじや予告編からドタバタコメディを予想していたけどそういう話ではなかった。
ところで主人公の兄弟構成、吹替で兄弟を「兄さん」と呼んでいたのでなるほど父親に厳しくされた長男、家族のケアを押し付けられ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.2

ホラーとしてこわい場面が多くておもしろかった。
女性アイドルグループが出演するホラー(『伝染歌』とか『讐 〜ADA〜』とか)は人格最悪にされたり血みどろで殺されたりするのに男性アイドルグループだとアイ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

5.0

山荘で殺人事件が起きたときでもゾンビアポカリプスが起きたときでもコーデを考える女性ファッション誌が話題になるけど、それに通じるものを感じた。好きな人と離れ離れになる未来なら永遠に来なければいいし、タイ>>続きを読む

戦慄のリンク(2020年製作の映画)

3.0

良くも悪くもすごくふつうのJホラーを中国人が演じているので不思議な気分になった。最後の警察が解決できないことなどない!!!シーンに中国らしさを感じるようになってきた。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

実写化で原作の解像度が上がった。明かりのない夜の森で大型野生動物に襲われる恐怖は実写で見るまで想像していなかった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

おもしろかったけど、聡実くん役の子が中1くらいに見えるのもあって「警察に通報すべきでは……」の気持ちがずっとあった。2次元ではうまく隠されていたものが実写化によりモロ見えになってしまったかんじ。
聡実
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

1.0

見るべき人が見ればおもしろい点があったかもしれないが私には見つけられなかった。

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

過去作の焼き直しに見えてしまうところも多かったけど、それが正しい手順だろうと過去の被害体験を追体験させられるのはおかしいだろ!という怒りがあってよかった。今までずっと工藤さんのストッパーだった市川が手>>続きを読む

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

4.0

若いスタッフを「心霊系YouTuberじゃないんだから」と諌めるところがおもしろかった。

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.0

前作はキリスト教的価値観に基づく悪魔の恐怖が描かれていておもしろかったけど、ラ・ヨローナをモンスタームービーとして撮った監督なので今作のシスターヴァラクはほぼモンスターだった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった。
ふつうの映画だったらご都合主義だなとしらけるようなところも多々あるけど熱量にあてられて細かいことはいいか!と思えてくる。
個人的には冷蔵庫の女が全力回避されていたのがよかった。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

祈りの言葉で悪魔と対峙するのが見栄えがしていい。
日本で耳なし芳一を映画化するときは坊主が読経するクライマックスシーンを入れてほしい。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.0

制作者の倫理観に信用がおけないホラー。
犬が殺される場面は描かないのにこどもがひどい目に遭って死ぬ場面を描くのもだけど、ミーガンが殴られたり投げ飛ばされたりするシーンでこどもをひどい目に遭わせたい気持
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

4.5

Z世代は恋愛やセックスよりも自分たちのふつうの人生のような友情を描いてほしいというアンケート結果を見たけど、そういう世情が反映されているのがこの映画かもしれない。
アメリカ文化にかぶれた者が想像するア
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犬アラート、犬が危害を加えられるシーンが2回ある。
無傷だし復讐はされるけど、そもそも危険な場に犬を連れていくことが受け入れがたい人もいるはず。
ただ4はもはやファンタジーなので、割り切って見ればぎり
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

1.5

人がかぶっているヘッドセットを勝手に外して、何見てるんですかぁ?かぶってもいいですかぁ?とか言い出す狂人の女子学生が出てきたのが恐怖の最高潮だった。

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

本物のサンタが物理でわるい子たち(成人)をぶちころしていく。
バイオレンスに進むなら元傭兵の人間とかにすればよかったし、本物のサンタならもうちょっとファンタジーになってほしかった。
全体的に倫理観バグ
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

宿主を自死させてそれを目撃した人間に呪いを移すなにかの話。
なにかに取り憑かれたと本人だけは知っているのに、周囲には精神的な調子を崩した人と受け止められるせいで追い詰められていく描写にはリアリティがあ
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

こんな映画はじめて……。あまりにもひどくて途中を飛ばしてオチだけ確認しちゃった……。
“それ”を隠さず児童向け映画として宣伝していたら何も言わないけど(そもそも見なかったし)、ホラー作品のように宣伝し
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

年を取ることを「失う」「衰える」と捉えていたけど、衰えて失ったからこそ得るものの見方や考え方や見える世界があるんじゃないか。自分が予想しているよりも老いというのは尖った経験なのかもしれない。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

トム・クルーズじゃない人間がトム・クルーズと同じことをするとどうなるかの映画。トム・クルーズじゃないわたしたちは地に足つけて地味だけど安全な人生を生きようね。友人は底抜けにいいやつなのだけどこいつが元>>続きを読む

貞子DX(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍を経験したわたしたちは死を招く病と共存する生活を知った。貞子という病が蔓延した彼らの世界もわたしたちと同じように死を招く病と共存する生活が続く。

貞子が出てくる映画は海外のものも含めてすべて
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テリファー(2016年製作の映画)

2.5

殺人鬼がたくさん人を殺す映画。いろんな殺し方が見たい、血がびしゃびしゃ出るところが見たい、みたいな人は好きだと思うけどオチがダサい。

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

4.2

『悪魔の奴隷』という作品の続編だったらしい。知らずに見たけど、今作の中で前作のストーリーはある程度推測できるので問題なく見られる。
雰囲気のよいホラーでとてもおもしろかった。たくさんの人の多種多様にo
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.0

「強引に肝試しに付き合わせる彼氏」「怖いのに断りきれずについていく彼女」という陳腐な設定に様々なオプションをつけた作品。
お約束を外して斬新にしたかったのかもしれないけど、それを肩透かしと感じてしまう
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オカムロさん(2022年製作の映画)

2.5

自分語りですが、こどもの頃にこの怪談を聞いて以来夜中窓が鳴る音にびびりちらかして生きていた人間としては、最後まで見て「これでもううちに来ることはなくなったんだなあ」と安心しました。いや本当に。

心霊写真(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クズが自業自得の苦しみを味わう話。
ホラーシーンは多いがやられているのがクズなので、おいそんなものでいいのか?もっと地獄の苦しみを味あわせてやれ!と応援してしまってこわくなかった。