マンティコア は怪物云々を喧伝していたがいわゆる「怪物」映画ではなかった。
こちらは全くの怪物達の映画。
場違いの呑み会に参加してしまったときの居心地の悪さを一万倍ぐらいダウナーな感じで味わえます。>>続きを読む
個人的には「死んだらそれっきり、はいさようなら」と思っているし、それでいい
でもあの兄弟のためには三途の川の向こうに、映画のような世界があってほしい
呪いの名は「家父長制」
残ったケヴィンの家族団>>続きを読む
多作なポール・シュレイダー監督の最近の作品としては(これでも)相対的にアッパーな映画。
どうにもできない思いが監督の中にあるんでしょう。
ガツンとくる映画です。
クリスチャン・ベイルの顔芸のための作品。
ひょっとこみたいな表情をするけど地顔がいいからかっこいい。
その顔でイギリスなまりの英語をしゃべるのがさらにかっこいい。
「県警vsやくざ」という枠組みではない。
「不器用な奴vsずるいやつ」が適切。
天ぷら大学生の梅辰がまっとうなことをまっとうな顔でしゃべってるとすごい違和感。
1話目をサブスクで完走してからの映画館鑑賞。
ラストではP.1よりすっかりたくましくなったポール。中性的魅力がたまらない好事家にはマイナスポイントかも。
予告編でフュリオサをみていたことや、砂漠の色合>>続きを読む
理屈はないけど好き。
小さい頃に昼のテレビで観て依頼、自分の生き方の何かを構成している。
想像してたよりも「まっとう」な法廷ドラマでした。
さにありながら、一番ドキドキさせられるのは法定ではなく夫婦喧嘩のやり取り。洋の東西を問わず争う内容は変わらんなぁと思いますわ。あぁ~耳が痛い心が痛い。>>続きを読む
アフガン残侠伝
健さんと池部良を彷彿させるストーリー
でもこちらは生きて生きて生き抜く話
安易に死を美化しない、ここ大事
それから、奥さん役男前なのが良い
映画は面白いが、戦争はいかん!
これ、もっと>>続きを読む
「アタイがロックンロールの創造者なの」には無理があるとしても、確実にその一人であるのは間違いないですね。音楽もさることながら、その生き方で後進にプラス・マイナス両方の影響を与えたのでしょう。
トークシ>>続きを読む
ジョーカーよりは処刑人
誰よりも神に愛されたがっている
主人公はスリー・ビルボードの人だったのか!
カエサル曰く「人は観たいものだけを観る」と。であるならば、この映画に共感を得るところが少ないのも、すべてわたしのせいか。
西ヨーロッパ圏の色んな要素が重なり合っていることはわかるし、サンドマンが目に砂>>続きを読む
この手のものを欲する自分は確実にいる。中学生で水滸伝を読んだときから自覚している。
バービーより、より直接的に女性であることの当然のパワーを描いてノックアウトからのカウントテン。
当たり前だけどどちらも女性器がキーとなってます。
とにかく主人公にいらいらしっぱなし。感情移入がぜんぜんできない!
ホラーの体裁を取ってはいるけれど福祉支援職のあるあるを集めて作った映画じゃないかと思う。
心が嫌な意味で削られる。その意味で傑作。
短>>続きを読む
ケン・ローチにしてもそうだけど、引退撤回してまで撮りたいってことは、どうしても今この時代に黙っていられないことがあるからなんだろうな。
そしてそれが年寄りの「昔は良かった」ではなく、今観ている人間に寄>>続きを読む
オリジナル時代のキタリストとしては絵のタッチに若干の違和感を感じない訳にはいかないが、ストーリーの魂には本物の水木イズムが流れていた!
ゴジラ−1.0にしろこれにしろ、終戦直後の様子が今、描かれている>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ロードショー以来の二度目の鑑賞。
なんかスカコむかつくって記憶があっただけでぜんぜん覚えてなかった。
今見ると切なさが半端ない。旅立つバス停のおじさんと、母親のもとへ帰るシーモア。どちらも僕の心に棲ん>>続きを読む
歪んだ構図が経験したこともない第一次世界大戦後のドイツを疑似体験させてくれる。ブレヒトいうところのさかりのついた雌犬があいつを産み落とす。
いろいろ言う人もいますが、今の時代にこの話題をきちんとエンターテイメントに仕上げて映画にしたところはすごいと思う。
観たほうがいいです。