ぽんずさんの映画レビュー・感想・評価

ぽんず

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

終盤はまさかのオッペンvsストローズの政治的展開に…
最初の池の近くでのオッペンハイマーとアインシュタインの会話が物語の締め括りになるという展開。
この場面のアインシュタイン(帽子が飛ばされる)はオッ
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

東出昌大やっぱり演技上手だな。
日本の司法制度の問題性を描きながらも主人公金子勇(東出昌大)の人間的魅力を中心に据えた作品となっていた。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

何度見返しても良い。
レオナルドディカプリオって何であんなにイケメンなの。儚さも纏っていて顔そのものが美しい。未知の体験を与えてくれて、感情を曝け出させてくれるジャックはケイトにとって本当に魅力的で待
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海街diary(2015年製作の映画)

4.2

一度観たことがあったが、ふと観たくなり再鑑賞。おばあちゃん家が鎌倉なのもあり、家族が暮らしている一軒家、鎌倉の様々なロケーションや人間関係、重なる場面が多々あり個人的に没入できた作品だった。やっぱり観>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.7

福島第一原発事故の現場の人々にスポットライトを当てた本作を通じ、様々な思考を巡らせ思い返す事ができた。必要な作品。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

クロフォードの下で学び働いていた、FBIの訓練生クラリスが物語の最後には、レクター博士を推理哲学の師として尊敬しているようにも見られる。 
サイコスリラーの完成形。
そしてマッチョイズムの中で生きる強
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.1

最高にクールな映画。
ヒジュアル・構成・音楽どれも最高。
こんなお洒落な無駄話俺もしてみたい。
黒いスーツとサングラス、白いシャツに滲む赤い血と青い空が好きすぎる。
タランティーノいつ観ても良い。

曖昧な未来、黒沢清(2002年製作の映画)

-

黒沢清監督撮影に於いて、役者に判断を任せる場面も多く、監督の「曖昧さ」を役者やマネージャー、衣装などが各々手探りで解釈する過程がみれた。そして編集では独裁者になる側面が、長回しの使い方やカットの切り方>>続きを読む

カリスマ(1999年製作の映画)

3.7

人質も犯人も生かせられなかった刑事薮池(役所広司)が木と森どちらを生かすか葛藤し、達観する映画?そして社会へと還る。CUREっぽさを随所に感じた。
黒沢清監督作品やっぱり好きだと思った。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

今年の映画館納めはゴジラ-1.0で!
・ゴジラのテーマ曲ズルい 
・IMAXで観ると迫力満点
・神風特攻から逃げてしまった主人公敷島(神木隆之介)に相対するゴジラの物語。戦争、特攻といったトラウマや不
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.8

いつオチが来るんだろうと待っていたら最後の最後に…
誰も信じてくれる人がいない、秘密を話すことが出来ない孤独な少年コールを上手く演じていたハーレイ・ジョエル・オスメントに拍手を贈りたい。
ホラー演出も
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

エスターの前日譚として完璧。
続編って展開が予想できる場合も多いが、今回は一捻りあって驚かされた。
ホラーではない、スリラーに近い。
何故か所々笑ってしまった。

エスター(2009年製作の映画)

3.7

ホラー×スリラーでちゃんと怖かった。
終盤にかけてテンポアップしていき最高。エスターがソファーに腰を掛けているシーンなど構図が印象的でいい!

来る(2018年製作の映画)

3.8

僕のツボにぶっ刺さった。
ビジュアルが凄く好き。
ホラー×群像劇+コメディ みたいな雰囲気の作品で新鮮だった。

CURE キュア(1997年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト入り間違いない。
黒沢清監督作品もっと観て行こうと思う。

不快さと恐怖心がじわじわと溢れてくるようなホラーだった。
長回しで淡々と流れていく映像。
とにかくカメラに映るモノの構図に
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.1

一軒一軒「事故物件」を巡るオムニバス形式の本作。ホラー×ギャグが掛け合わさった作品を作ったのだろうが、正直どっちの要素もいまいち。所々挟まる人間ドラマも薄っぺらい。締まりも悪くて微妙やった。4軒目はや>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.6

POVちゃんと怖い。夜中に一人で観ると震え上がります、ちびります。気をつけよう。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

久しぶりの再鑑賞!
安定の面白さ何度でも観れる。
キアヌのスーツ姿色気だだ漏れで最高。 
雰囲気とアクションだけで凄く楽しめる。

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.2

こんなにも有名な作品をなんと人生初鑑賞。ツッコミどころは多いけれど、泣いた、泣いた、ちゃんと泣いた。
王道展開って最強にして最高なのね。
この映画を観て実感した。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.6

作中津田が放つ「これはフィクションだ」その台詞の通り、事実と小説の内容が交錯して行く感覚が楽しい。複数の事実から隠された真実が明らかになっていく過程が良い。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

チャーチルは歴史の教科書で戦時中のイギリスの首相としてなんとなく知っていた程度だった。本作の人間的で意志力のあるチャーチルのキャラクターが凄く良かった。「映画」としての構成、ストーリー展開も好みだった>>続きを読む

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

3.6

SPECそしてケイゾクどちらも好き。
本作はものすごくシュールで堤監督の作風で溢れている。終盤はもはやエヴァを観ているようだった。ケイゾク/映画が作られた2000年という時代がこの作品に影響を与えてい
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

ホアキンの演技素晴らしすぎる
「JOKER」がうまれる過程を描いたアーサーのヒューマンドラマ。とにかく救いがなくて辛い。ヴィランを主役に奥深い社会派の映画を作り上げていて凄い。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

暗く陰鬱な世界から開放的な沖縄へ。
修学旅行のようにバスに揺られ、背広を着ていた男たちはアロハや半袖シャツに短パンで美しく青い海をバックに遊び呆ける。子供のような発想力で紙相撲や花火の撃ち合いなど無邪
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

「どいつもこいつもキチガイだ」

手段を選ばない刑事 我妻(ビート武)が麻薬組織、ヤクザを追っていく過程で妹も巻き込まれていき...

「HANA-BI」が最高すぎたので、北野武初監督作品を観てみまし
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HANA-BI(1997年製作の映画)

5.0

初めて北野武監督作品を観ました!
冒頭5分でこの作品を手にとって良かったと確信した。
花火のように儚く、切ない孤独な男の決意と感情の機微が丁寧に描写されていた。カメラワークや構図全て美しく青を貴重とし
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