塚本晋也の作品だと知らずに鑑賞。塚本晋也の作品はまったく自分の波長に合わないのでそうだと知っていたら観ていないだろう。そして今作もやはり合わなかった。
演出とテンポとセリフが悪い意味でずっとB級。
北野武とビートたけしのバランスが過去イチ抜群だった。
完成された娯楽作品が見たいなら他へ。
歪なままビッグになったビートたけし、そのまんまな作品。
美化されつくした戦国武将たちのホモソ世界観、たけしに>>続きを読む
『竹山ひとり旅』に継ぐ津軽三味線映画の大傑作。
駒井蓮でないとこの役はできないとさえ思わせる説得力。
女優ジョナゴールドの存在感も抜群。
雄大な青森の大自然、文化、人々のなかを少女と初々しい津軽三味線>>続きを読む
青森が舞台、伝統を若い人が受け継ぐ、引っ込み思案の娘の成長物語、といった点で『いとみち』を連想したが、こちらも非常に良かった。
主演の堀田真由の好演が光る。
父親役の小林薫は言わずもながな。
2作目以降のハリウッド大作でなく、アメリカン・ニューシネマの香りが色濃く残る第一作。
くすぶっていたチンピラボクサーがふとした運で手にした大一番をきっかけに人生を変える様は、今作まで食うにも困るしがな>>続きを読む
"ちょっと思い出しただけ"という感情を、感覚を、雰囲気を、ここまで見事に映像化するのはこれからの人類におそらくできない、奇跡のような作品。
手書き文字系映画のなかでダントツでダメでした。表面的で薄っぺらい。
オアシス最高!ペパーミント・キャンディー結構最高!というスーパーライトなチャンドニストからすると、正直退屈でした。そしたら村上春樹の小説が元ネタだったと知って、逆ハルキニストの自分にはとても合点がいっ>>続きを読む
イ・チャンドンの映す人間の業は本当に美しい。赦すとか肯定するとかでなく、動物写真家が野生動物の美しさのあるがままを切り取るようなそれ。
女学校出で田舎娘の名取裕子がどんどん吉原の人になっていく様が良い。名取裕子は品があって綺麗だ。
名取裕子と二宮さよ子のレズシーン、西川峰子の狂気のシーンはかなりの見どころ。
かたせ梨乃はなぜかバストト>>続きを読む
第一作ほどのパワーはもちろんないんだけど、しっかり優秀な第二作!
SALLYのテーマ曲がとても良い。
内容はあんま覚えてない。
かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう。
すべてがクソですべてが最高。
これぞ元祖童貞パンク。
真のジャーナリズムとはまず自分と向き合うことだと教えられた気がした。
この国のジャーナリズムが、ジャーナリストが、皆彼女のようだったら、ジャニーズ問題にせよ、赤木さんのことにせよ、もう少し何とかなった>>続きを読む
漁師の友達が本当に漁師のそういう奴っぽくてリアル。今の日本にうっすら漂う不幸を丁寧に映像化した傑作と思います。
ボクシングシーンはボクシング映画のなかでもかなりちゃんとしてたし俳優陣の所作、肉体もリアリティありました。
反面、キャラクターの掘り下げが浅くてとってつけたようなご都合主義に感じられたり、安っぽくさせ>>続きを読む
宮崎駿が今までの自分をセルフパロディしてぶっ壊すざまみろ引退作かと思ったらまだ引退しないらしい。
好きにしろ!かましていけ!
ウェス・アンダーソンの悪いところを泥で煮つめたような映画です。が、英語が理解できてアメリカ文化に精通している人ならもう少し楽しめるのであろうとは思います。が、面白いはそんなことも飛び越えてくるのでこの>>続きを読む
キャスティング素晴らしい。
特に水道橋博士が最高。
右も左も関係ないよ。
見なさいよ。
男にも救いがあるように描かれてる絶妙なバランス感覚。
ただちょっとセリフで説明しようとしすぎ。
こまけぇことはいいんだよ!
映画は熱量!!
ラストのテーマ曲を聴くために我々は生きてきた!!!
邦画史上最高傑作!!!!
異論は認める!!!!!