ミドリムシさんの映画レビュー・感想・評価

ミドリムシ

ミドリムシ

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

5.0

あまりにも素晴らしい。
今、こういう組成の映画あまりにも無い!
人間の内面を描いて結果として社会の闇を描くか、エンタメと皮肉な笑いを両立させた映画か!昔気質にレトリックで描くか!(どれも好きだけども)
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

-

彼女の痛みがこちらにずっと同期する。
殺人と妊娠、救命と出産。好対照な前後半だけど、基調とするのはボディホラー。クローネンバーグ映画よろしく眉が緊張して、ハの字になる。

友人が椎名林檎の初期作を「生
>>続きを読む

Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

-

つまされる思い…。
本庶佑「誰も見向きもしないわき水を見つけ、その流れを小川から大河にまで育てることですし、山奥の道なき道を分け入り、初めて丸木橋を架けることであり、決して丸木橋を鉄筋コンクリートの橋
>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

-

寓意に満ちた画面。
美しい画面。

冒頭逮捕シーンとラストの逮捕シーンの対比にはなんとも言い難い辛さがある。

Cristの比喩がぼくにはまだよく分からない!

裸のランチ(1991年製作の映画)

-

過去鑑賞
クローネンバーグ✖️クリス・ウェイラス

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

クローネンバーグ✖️リック・ベイカー
ニッキー役がblondieのデボラハリーであることは後で知った。

ビデオドロームと呼ばれるビデオを観た人は、幻覚をみるようになる。
そんなビデオを主人公にみせた
>>続きを読む

蘇える金狼(1979年製作の映画)

-

『ねえ、ジュピターには何時につくの?木星には何時につくんだよ。木星には何時につくんだ。』

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

まず一言、傑作。
前編で提示された数々の骨太なテーマーー陰謀論、独善的な正義の執行等々めまいがするほど多岐にわたるーーと日常の対比がうまく「溶け合っていない」作品だと思った。

本作クライマックス。「
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

-

『夜が存在しなければ、地球の外の世界に気づくこともできなかっただろう。
夜がやってくるから、私たちは、闇の向こうの途轍もなき広がりを想像することができる。』