あまりにも素晴らしい。
今、こういう組成の映画あまりにも無い!
人間の内面を描いて結果として社会の闇を描くか、エンタメと皮肉な笑いを両立させた映画か!昔気質にレトリックで描くか!(どれも好きだけども)>>続きを読む
彼女の痛みがこちらにずっと同期する。
殺人と妊娠、救命と出産。好対照な前後半だけど、基調とするのはボディホラー。クローネンバーグ映画よろしく眉が緊張して、ハの字になる。
友人が椎名林檎の初期作を「生>>続きを読む
つまされる思い…。
本庶佑「誰も見向きもしないわき水を見つけ、その流れを小川から大河にまで育てることですし、山奥の道なき道を分け入り、初めて丸木橋を架けることであり、決して丸木橋を鉄筋コンクリートの橋>>続きを読む
寓意に満ちた画面。
美しい画面。
冒頭逮捕シーンとラストの逮捕シーンの対比にはなんとも言い難い辛さがある。
Cristの比喩がぼくにはまだよく分からない!
このレビューはネタバレを含みます
クローネンバーグ✖️リック・ベイカー
ニッキー役がblondieのデボラハリーであることは後で知った。
ビデオドロームと呼ばれるビデオを観た人は、幻覚をみるようになる。
そんなビデオを主人公にみせた>>続きを読む
『ねえ、ジュピターには何時につくの?木星には何時につくんだよ。木星には何時につくんだ。』
このレビューはネタバレを含みます
まず一言、傑作。
前編で提示された数々の骨太なテーマーー陰謀論、独善的な正義の執行等々めまいがするほど多岐にわたるーーと日常の対比がうまく「溶け合っていない」作品だと思った。
本作クライマックス。「>>続きを読む
『夜が存在しなければ、地球の外の世界に気づくこともできなかっただろう。
夜がやってくるから、私たちは、闇の向こうの途轍もなき広がりを想像することができる。』