ミチさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

4.0

ワンシチュエーションの映画は面白いのが多い。これもハズレなしでハラハラして面白かった。フォーンブースよりも面白かったかも。わりとクズなハジョンウ最高。

しかしいつだって上は何もしてくれないんだね。多
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

広島在住のライト村上主義者としては映画館で観たかったけど、職業柄コロナ禍で映画館に行くのをためらい続けていたら2月になってしまった。レンタル配信ありがとう。

原作のドライブマイカーとは色々違っていて
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.7

なかなかの重たい展開のはずなのに、まるでPTA会議や三者面談を待つ親たちのような復讐会議が面白くて思わずフフ、と笑ってしまった。
時代的に、今は赤いシャドウがわりと普通になってしまったのでクムジャさん
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渇き(2009年製作の映画)

4.1

ソンガンホ×神父×ヴァンパイア、というのがここまでハマるとは。。
神に仕えるものとしての理性と、本能として持つ欲望のはざまで行ったり来たりするソンガンホにまさか萌えるとは思わなかった。キュン死
とって
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.5

こういう名作系は期待値を上げすぎてしまいなかなか純粋な評価が難しい。
きっとああなるんだろうという予想が最初からついていたし。

子どものためにつく優しい嘘、というのにいたたまれない気持ちになったけど
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.3

とにかく出演者が豪華で、しかも上野樹里まで出てきて毎日別人に変わる面白さはよかったけど、色々腑に落ちないところがあったりして物語に入り込むことはあまりできなかったかな。

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.1

ヒョンビンがただひたすらカッコいい
南の面白熱血おじさんはタクシー運転手の人だとしばらくして気づいた

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.9

母性が無い、と自覚した母親が主人公の話。私からみればレダは母性が無いというわけではなくて色々なものの優先順位の中で母性が少し低いだけなのでは。

女性には母性本能があり、母親になったら無償の愛を注ぐも
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

こういう映画は映画館で観ないとピンとこないというか、ついながら見で見てしまったのが悪かったのかあまり心が動かず終わってしまった。完全に自分の理解力の無さが原因
というか多分このころの時代の映画でピンと
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

4.3

次々と起こる負の連鎖。同情してはいけないが、個人だけの問題でも無いしやりきれなくて辛かったのになぜか嫌な気持ちにはならないとてもとても不思議な映画だった。こんなカタルシスを感じた映画は久しぶりかもしれ>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.7

シンハギュン目当てで観たけど、冒頭からスクヒの殺しまくりシーンでワクワクが止まらない。ジョンウィックばりにワクワク。ウエディングドレスでの暗殺シーンなんかかっこよすぎて。
何の救いも無い映画だったけど
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.5

ハリポタmeets TOO YOUNG TO DIEという感じで面白かった。不覚にもウルッときてしまったし。第二章も観よ。
怠けてばかりなので自分は地獄行きだな…

7号室(2017年製作の映画)

3.4

何してもどうしようもなくて迷信ばかりにすがってみっともない感じのシンハギュンがよかった

何やってもうまくいかないドタバタ感は結構好き。どうみても希望は無いのに希望があるような感じのラストは少しぬるい
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.9

相変わらずモフモフたちがかわいい!カトンテールも変わらずクレイジーで大好き。そしてドーナルのヘタレっぷりは変わらず面白い。

前作はウサギと人間の仁義なき戦い?という意外性で面白かったけど、今作はこの
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モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

3.0

Blurファンの端くれとしては一応観とかねば、と思ったのに騙された!1曲も使われていないとは。芝生のシーンでChemical Worldくらい流してくれても良かったのでは。

ストーリーはまぁバンドマ
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.3

ソウルミュージックには通らなかった人間だけど、未知の音楽に触れて世界が広がった経験はあるので共感できた。
でもやっぱりそこはUK、クスリ出てきちゃうかーと少し萎えてしまったかな。

EXIT(2019年製作の映画)

3.6

たまにはこういう頭空っぽにして楽しめるエンターテイメント映画も良いなと思った。
オデッセイみたいに、いざという時の知識や経験が活かされるのは観ててスカッとする。
こういう時のために山岳部に入っておくべ
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JSA(2000年製作の映画)

4.0

タイトルはよく耳にする名作だけど見たことないなと思ってレンタル。

ただただ辛くて胸の奥にズドンと来る映画でした。同じ民族であるはずの4人の男子のキャッキャウフフをずっと観ていたかったよ…最後のあの写
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.9

公開当時からずーっといつか観ようと思いながら2022年になってしまった。

いやぁーフラストレーションが溜まる映画。何故なら今はカフェでタバコを吸うことはもちろん、職業柄他人とマスク無しでただ雑談をす
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.5

沖田修一監督が描く優しさと寂しさはいつも心に響く。
いつか来るべき孤独がきたら寂しさ1、2、3と私も暮らしたい

昔はキャーキャー言って逃げてたGを冷静に退治できてしまうところはあるあるで笑った。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

たまにはこういうくだらないコメディも悪くないね。チキンを食べながら観ればよかったと後悔。久しぶりにめっちゃ笑った。

怪物でファンになったシンハギュン。うさんくささがめっちゃ好き

カモフラージュでは
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

ほぼ同世代なので懐かしさと気恥ずかしさとで憂鬱に。ここに出てきたカルチャーは一通りかじってきた。
最近観た、同じく過去に遡っていく形式のペパーミントキャンディほど悲惨ではないけど、映画とともに遡りなが
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

いったい何を観させられているのだろう…と変な感覚。面白いって言葉では言い表せない。刺激的。カタコト日本語は少し気になったけど、日本人俳優が演じるのは統治下独特の空気感が伝わらないんだろうなと2回目に観>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.1

公開当時に映画館で観て以来、久しぶりにモノクロ版を観てみた。
こんなに面白かったっけ?というくらい笑えてハラハラして美しくて怒りと虚しさが湧いてくる作品だった。ふしぎ。

チャパグリ、また食べたくなっ
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罪の声(2020年製作の映画)

3.4

グリコ森永事件を知らない世代が増えているんだとジェネレーションギャップに震えながら他の方のレビューを読んでる。

冒頭の録音を聴いて、本来感じる必要の無い罪の意識を抱いてしまうところなどはとても興味深
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麻薬王(2017年製作の映画)

3.3

キャストはとっても豪華で見応えはあったけどノワールとしては物足りなかったな

ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

認知症の父親目線の映画。
職業柄毎日認知症の人と接する機会があるので、こんな風に見えてるのかなと改めて気づく良い機会になったけど逆にそれが邪魔して純粋に映画として楽しむことができなかったのが残念

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人生を逆再生していく物語。「人生は美しい」っていう台詞が重くのしかかってキツい。
もしこの映画が普通に時系列(昔→今)だったら観た感触は違うものになっていたのだろうかと気になって仕方ない。

来る(2018年製作の映画)

3.5

怖くなかったけど霊媒師アベンジャーズ的な展開に胸熱。

妻夫木くん、虚栄心だけずば抜けてて中身空っぽな感じがとても良かった。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.5

佐久間さんのYouTube(東野幸治ゲスト回)を観て。

若干生き物に対してセンチメンタルというか、人間の感覚尺度で捉えすぎではと思うところはあったけれども、そうならざるを得ない気持ちは理解できたし、
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

現代社会の有象無象が人類滅亡に置き換えられて表現されてて、笑うに笑えないけどつい笑ってしまう。

比較するのはアレだけど、日曜劇場の某ドラマを思い出さざるをえなかった。ブラックコメディではあるけど、ぬ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.7

爆笑問題カーボーイを聴いた後に観たので色々時代考証が気になってしまった点はあるけども、大泉洋演じる師匠のカッコよさと哀愁に引き込まれた。

あとナイツ土屋のビートきよしがとてもよかった。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

ヒトデが無理すぎて途中断念しそうに。。夢に出そう。
ピクシーズのHeyが流れたところはシビれた

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

音楽、時代、映像はとても良かったしまさかの展開に驚きはしたけど、ホラー描写はあまり怖くなかったかな。

それよりも性的に消費される描写がキツくて、そしてそのせいで怪物と化してしまったサンディの人生が悲
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街の上で(2019年製作の映画)

3.7

下北沢には1度しか行った事がないけれど、この人たちがいたような、なんとなく懐かしい気を持たせてくれる映画でした

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.8

バディモノが好きなので面白かった!
個人の好みとしてスカッとしすぎなのが少し残念だけど。

でも手を切られるシーンより接待シーンの方が不快…クソジジイどもがくたばって良かったよ