このレビューはネタバレを含みます
日日是好日。自分自身が欲しているものが分かっているということ、自分自身の欲求の雑味を取り除いて、純粋な部分としっかり向き合えた時、こんな暮らしができるのだろうか。音楽が一定ではなく歪を含めて名作になる>>続きを読む
漫画からドラマを経ずに翔んできたけれど、映像になってもめちゃ美味しそうで作りたくなったのでドラマもしっかりみたいと思いました。
ほっこりとした料理の合間にチクチク針がさりげなく刺さる演出がなんとも絶妙>>続きを読む
今回は浦和で鑑賞。埼玉県民たちがみんな同じ場所で笑っていて、やはりこれは映画館で観るべき映画と再実感。滋賀県民の反応も気になる。個人的にはもう少し関西の各県のディープなディスりも聞いてみたかったところ>>続きを読む
旅先で人と喋るあの感覚がそのまま映像化されたような不思議な感覚になる映画でした。
彼女が現代ではなく、あの時代を生きていたこと、そして凡庸な悪がインターネットというものの開発の前に思想として生まれていたことに深く感謝したいと思った。
学校に、または自分の身の回りに「哲学を持ち込むということ」について思索させられる作品。ベルファストという地域の歴史を事前予習して観るとなお楽しめると思います。
桐島に踊る側、桐島に踊らされない側と学校社会におけるそれぞれの立場のコントラストがゾワゾワする映画だった。鑑賞後にみんなでただただ主観で感想を言い合いたくなる映画。
VRとARそれぞれの特徴を咀嚼するのにとてもよい教材でした。
なにかをがんばってきたはずなのにそれを肯定しきれない、自分が頑張ったということを他者を巻き込まずに、自分で頑張った、と自分を認めるためにはやっぱり他者との交流がないとだめってところがとても印象的だった>>続きを読む
やさしさとは何か、「やさしさ」の強度について考えさせられる映画だった。そのまま受け止める強さ、柔軟に受け止める強さ、そしてさまざまなやさしさの間にいるぬいぐるみ。ぬいぐるみの受け止め方があるからこそ、>>続きを読む
久しぶりのちょっと気持ち悪さがある映画で、映画館で観てよかった、と感じる映画でした。設定は非常に現代味があるのだけれど、展開が色々な方向に気持ち悪さがあって、みんなでアトラクションに乗っているような映>>続きを読む
再鑑賞。あの赤の子で何を伝えたかったのか、という問いを高校の先生から受け取ったけど未だに何も言語化できない。
ストーリーは最初の方が好みだったかな!コメディ感はさらに強め!アメリカでの各地域のイジられ方の定型文を学んだって感じでした。
久しぶりの映画館で映画鑑賞。都人と地域の人たちの描き分けの濃やかさが絶妙だった。暮らしと人は直結していて、多分都会に住んでも田舎に住んでも、慕われる人は慕われるし、黙々と生きる人は黙々と生きることがで>>続きを読む
全員が青春していた映画でした。これまでの青春映画とは違って、文化系な心情豊かな青春映画。夏の始まりとかにまた観たい。セットも出てくる料理もとても素敵で食器とか動画を止めてめっちゃ観察してしまった。
何気なく見始めたんですが号泣してしまいました。見方を変えれば壮大な宣伝なんですが、匿名でありながらももう一つの人格がコミュニケーションをかわして人との繋がりをつむぎ上げていく仮想空間だからこその絆の描>>続きを読む
本をとんだ後に観ると血を流すの意味が重く深くなる映画。
本を読んだ人が楽しめる作品。映像になることで、血を流すの意味の重さがより深まった点がとてもよかったです。
小学生の頃に遊んでた友達って、その後の人生でなかなか交わらないんだけど、めちゃめちゃかけがえのない思い出を共有している友達であり続ける、その感覚が、じわーっと蘇る映画でした。
体力、自由、経済、そして資本主義との距離感というのはこれからの生き方を考える上で大きいテーマになりそうだなと思いました、
作り手さん達もそうですが、これを何年も追いかけて観てきた人たち含めてお疲れ様ですって思いました。
クッキーが食べたくなる映画。あんな短い時間の映像なのに、見終わるとまったく思っても見なかった感情(クッキー食べたい、とか)が自分の中からわきあがってくるのがすごい。
数々の女性蔑視発言は2021年現在、なかなか堪えるものがあるのだけれど、そこに反逆するオードリーヘップバーンの数々のセリフに救われました。
最後のメッセージに感動しつつも、アメリカナイズな完璧な民主主義的なメッセージも受け取ってしまった。懐疑的に最後のメッセージを受け取ることができる、という民主的な社会に一旦生きることができていることに感>>続きを読む
これはいい映画だった。オチも最高だったし、一人一人の登場人物のキャラが立っていてどの立場からも涙なしには見られない。初めてスコア5をつけてしまった。
デリダを理解しようとしてはいけない、(それが再構築になってしまうから)ということを考えさせられた。
白黒映画を、しかも予想不可能な競技という被写体を美しく撮るためにどんな技術が使われたのかとても気になった。
この映像がこの時代に、という衝撃を受けた。特に棒高跳びの映像は胸が躍った。挿入される音楽、編集、総合芸術としてクオリティがとても高く感じた。この時代に見ていたら一緒に熱狂していたと思う。
なんとなくプチシュガーフリーな生活を歩んでいたけれど、改めていろんな調味料なんかの食品表示をよくみようと思いました。
分かれ道、彼女を救うのは結局誰なんだろう、そんなざらっとした後味を感じる、現実味のある映画でした。