MinoruIkutaさんの映画レビュー・感想・評価

MinoruIkuta

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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.2

これ以上辛い事なんてないでしょ...と思ってる矢先にやってくる災難、に次ぐ災難。

フィクションの遭難モノなら冷静さを欠いた人の描写が増えそうなものだが、実話となると、意外とこうなんだろうか。ラテンの
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さがす(2022年製作の映画)

4.3

激重。登場人物に感情移入すると辛くて、眉間にシワ寄りっぱなしの2時間。娘の聡明さは母親に似たのだろうが、病に侵される前の母親はきっとそうだったんだろう。考えさせられる。

夜を越える旅(2021年製作の映画)

4.6

 まだ学生気分の抜けきらない、見てるこっちが恥ずかしくなるような時間がかなり続く。そこからの展開は見事。恐怖表現が最高。
 あまり仲良くないのに無理して旅行とか行くな、と言いたい。飲み会ぐらいにしとけ
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

バリー・コーガン、あのジト目はズルい。腹に一物ある奴感が凄いと初めは思ってたはずだが、途中から完全に味方目線になってしまっていた。恋を応援してしまっていた。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

幼い頃にVHSで何度も見たシーンを断片的に思い出しながら鑑賞。
当時ストーリーは全く理解せず、怪獣のビジュアルと戦闘シーンだけにワクワクしていたが、今作も庵野さんらしく描いてくれていてシビれた。
ゼッ
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1922(2017年製作の映画)

3.9

昔のアメリカの田舎感が興味深い。
夫の発音とビジュアルに対して妻の都会憧れ感の対比が滑稽なまでに表現されていた。

スマイル(2022年製作の映画)

4.1

タイミングを間違えれば、笑顔ってどんな表情よりも怖い。目が笑ってないのがポイント。

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.7

腹立つけど憎めなかったジェシーが、辛い経験を経て見た目共々別人になってしまった。犯罪を犯した人に幸せになってほしいというのはどうかと思うが、幸せになってほしい。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

 ジョーダン・ピール監督の前2作に見られる、人の形をしてるからこその不気味さ、的な路線とはまた異なるアプローチの作品。
 当作の異形、かなりエヴァの使徒に似た造形で、調べてみるとやはりインスパイアされ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.0

娘に性的な目で見られる嫌悪感、娘が出来た今、より一層分かるような気がする。

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.9

凄く怖いしかなり好き。
実際の恐怖体験も絶対辻褄合わないし、理不尽極まり無いはず。その辺のどうしようも無さがリアル。
死にそうで死なん親父が厄介。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

 ロケーションと家族の織りなす生活が、映像として凄く美しい。アダの非現実感も妙に座りの良い存在となるような見せ方をしている。
 男性は子を産むことなく親となる。子に愛を持って接する中で父親となっていく
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.0

続編どうやって作るの、と思っていたが、意表を突かれた。面白い。
実の親が畜生で助かった。

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.8

苛立ちと悪寒と憎悪の感情で一杯。
何を間違えたらこんな倫理観のかけらも無い悪魔の様な人間が出来上がってしまうのか。本当に気持ちが悪い。

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

日本は島国で単一民族国家とは言うものの、こうした事実が存在する。
重いテーマと軽妙なギャグのバランスが良く、エンターテイメントとして最高の出来。

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

ブラムハウス、外さない。
上映開始前後にYouTube広告が多く打たれていたので、逆に敬遠していたが、やはり面白い。

呪詛(2022年製作の映画)

4.1

土着的でカルト的な雰囲気、大好き。日本の田舎に置き換えても成り立ちそうな設定で、相当入り込めた。
娘が生まれたばかりの自分としては相当辛い展開。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

ゲット アウト、USのプロデュース陣作成となると観ずにはいられない。

今回も面白かった。前作までのジメジメとした薄気味悪さとはまた異なる味わい。

実際にこの映画を見るアメリカ人はどう言う捉え方をす
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音楽(2019年製作の映画)

3.5

顔と話し方以外の絵やモーションがすごいリアル。そのミスマッチ感がクセになる。オシャレでセンス良い人が作ったんだろうな〜

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.5

 インドを旅する人は国民の大多数を占める、アショクの言う「真のインド」を肌で体感しに行く。私も当時、全身の毛穴からその熱量を感じ、圧倒されながら旅して回った。そのような、体一つで飛び込む貧乏旅行では到>>続きを読む

HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

3.1

 穏やかで抑揚のない語り口が、KEIさんの壮絶な生い立ちと、只者ではない感を醸し出している。それに対比する様に昔の極道仲間の現在が陳腐に見えてしまったのは面白い演出。
 もっとチカーノカルチャーについ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.1

ガブリエルのビジュアルや歩き方とか、母の雰囲気とか、いろんな違和感がガッツリ収束するのは本当に観ていて気持良い。さすがジェームズ・ワン!

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

"粋"に溢れている。今でも現役の芸人達に、たけしエピソードは良く語られるけど、納得のバックボーン。久しぶりに師匠と飲むシーンは落涙必至。

ドアロック(2018年製作の映画)

3.3

引き出しが下に付いてるベッドを買ってから、埃がたまらないので良いと思います。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7

今後、任侠モノは時代劇みたいな扱いになっていくのだろうか。

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.7

これこれ、この感じよ!シリーズ盛り返したと個人的に感じる。修道館が舞台だとちょっと身近さに欠けてどうしても入り込みづらい。
ウォーレン夫妻ちょい出し、、。次作、皆のウォーレン夫妻欲が解消されるカタルシ
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.7

どの部分か忘れたけど、完全にペニーワイズな所があって、え、もしや?!って調べたらやはりでした。銃社会は殺人へのハードルが一段低いように感じる。

彼女(2021年製作の映画)

3.0

 医者ともあろう人があんな下手な処理をするのか、、。逃避行する中でもっと罪の意識に苛まれて欲しい。その葛藤が無いのは、あくまで同性愛がテーマだからなのか。そこに違和感を覚えながら観ていたので、鈴木杏が>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

観終わってから3日間はエヴァ以外考えられない人間になってしまった。斬新な設定を緻密に組み上げてる割に、考察の余地を沢山与えてくれてありがとう。まだ余韻に浸らせてもらいます。

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.2

やっぱ家で展開する方が良い。
呪術医のキャラ、除霊役として新しすぎる。

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.1

これまでのシリーズは、家だったり人形という日常の中に恐怖が潜んでいるところに怖さがあった。しかし当作はルーマニアという異国の、しかも我々日本人には特に馴染みのない修道院での出来事。エンフィールド事件で>>続きを読む

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.8

 凄いな、このシリーズは。ホラー映画でここまで見せ続けられるシリーズって記憶にない。
 アナベル人形って絶対姿を見せた状態で動かない。人形の乗るロッキングチェア自体が動いたり、白い布が覆った状態で動い
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.2

 途中マーがダンスを披露するシーンなどの曲がearth、即ち当時のディスコチューンで、過去を引きずってる感満載で切なさを感じた。それにダサさを感じながらも酒の勢いでノる高校生がまたリアル。
 マーは感
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.4

実は養母が諸悪を封じ込めてたという事か。
そういった展開を含めて「母強し」で綺麗に締めてくれよ、、。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.0

 貧しい家庭であったり、シングルマザーの家庭であったり、妊婦のいる家庭であったり、社会的、身体的に弱い部分を突いてくるのが腹立たしいな、悪魔。完全無欠のtheアメリカン夫婦という「家庭」によって救われ>>続きを読む

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