みるこさんの映画レビュー・感想・評価

みるこ

みるこ

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.9

モザイクの部分の本当の意味を知りショックだった。モザイクありの映像では完全に勘違いをしてしまう。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.3

友達のノートを見知らぬ大人に破られてしまった時の男の子の悲しい顔が1ヶ月経った今でも忘れられない…

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

朝早い上映しかないため観るか迷いましたが、俳優の欄にジュリー・デルピーの名前を見つけ、ん?見たことある名前、もしや…と思えばトリコロールの白の愛のあの女優さん!私が覚えている数少ない俳優です。
白の愛
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.2

このような犯罪映画は私には合わなかったという記録。
ストーリーはきちんと面白かったけれど全く感動しない。アメリカンジョーク(?)もよくわからない。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

始めから終わりまで、目が離せませんでした。
衣装と美術が凝りすぎていて、リアルでシンプルな映像が好みの私は胸焼けがしそうなほど。しかし素晴らしかったです。
ベラを見ながら、社会、広い世界、人間の闇を全
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

母からアキ・カウリスマキ監督の名をよく聞いていて何本か見たことがあるので今作も観てみました。

誰も書いていないのですが、相変わらずの日本愛を感じさせるシーンがあるのが個人的にツボにはまりました。
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ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前日にVol.1を観ましたが、その時何人かいた女性はVol.2には来ませんでした。男性一人客に混じって観ました。どうしても観たかったので怖くはありませんでした。

Vol.2はVol.1よりヘビーです
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ニンフォマニアック Vol.1 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

-

Vol.2も見るのでスコアは無しで。

なんとこれを!映画館で一人で見ました。かなり勇気がいりました。
完全にモザイク無し。過激でした。人によっては吐き気を催すでしょう。

けれどもこれはただのポルノ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

観たかった映画がたまたま映画館でやっていました。ストップモーションアニメは映画館で観たかったので本当に助かります。

期待通り、いや、期待以上でした!!5.0が出たのは久しぶりでは無いでしょうか??
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

日本の風景がこの映画によく合います。
人間の営みがむき出しの都市。絶妙におしゃれではない都市(けれども出てくるトイレはおしゃれなのでそこは良いバランス)。等身大の日本を描いていて好きでした。
トイレ清
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ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版(1980年製作の映画)

2.9

だいぶ前に見たので記録。よくわかりませんでした。音が主役のような映画でした。

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.8

もうだいぶ前に見たので記録。おしゃれで楽しい、癒される映画でした。もう一回見たい。というか何度でも見たい。

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.0

金曜ロードショー。
ディズニーで4.0がつく日が来るとは❗️
これは音楽・映像・ストーリー、全てが好き!

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.3

金曜ロードショー。記録。ディズニーにしては(ディズニーをよく知らないけれど)悲しい物語でもある。もちろんハッピーエンドということにはなっているけれど、カジモド…😢という顔になる。
歌詞がまったく何言っ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.7

二度目の鑑賞。午前十時の映画祭にて。
自分というものを持たない男の哀れな生き様。なんとなく流されなんとなく周りに合わせることで、人に多大な迷惑をかける。自分の罪をすべて人になすりつけ、それで上手く生き
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

もっと犯罪臭がぷんぷんするストーリーかと思っていたらそうでもなく、最後ポジティブな気分になる、心温まるストーリーでした。こんな展開は予想もしていませんでした。

何よりレイラ(クリスティナ・リッチ)の
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ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.0

思っていた何倍もシリアスな内容でかなり治安が悪い(これは国の事情もあるのだろう)ですが、ドタバタ喜劇でもあります。はらはらさせられながらも、ツッコミどころ満載。展開が速く、ストーリーも面白い。
主人公
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

俳優陣が良くとても面白かった。ヤクザものはハマらないと思っていたが字幕ありなら理解できるので楽しく見られる。きらりと光る中村倫也がかっこいい。

カビリアの夜(1957年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これも配信終了前ギリギリに鑑賞。以前訳が分からず敬遠していたフェリーニ監督の映画に再挑戦。挑戦して正解でした。

これぞ「人間」。人生。苦しいことばかり。騙されてばかり。それでも前を向く。たまには人の
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(1960年製作の映画)

3.7

配信終了ギリギリ駆け込み鑑賞。前から妙に気になっていた作品。
古い!1960年の映画とは…!!その古さに見合うアナログ手法でひたすら脱獄するために穴を掘る、掘る、掘る。
掘る、とはいえ使う道具はただの
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.9

これまで3作品岩井俊二監督の作品を見て、どれも当たりだったので、この作品の上映を待っていました。

今回の映画も素晴らしかったです。
映像の撮り方がやっぱり大好き。
今まで見た監督の作品はどれも穏やか
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これは…やられました。

一度目。レナードのタトゥーがエロすぎる。わからない。ただカラーの部分は時間が逆行していて、モノクロの部分は時間が前に進んでいる模様。もう一度見よう…

二度目。レナードのタト
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

2.5

金曜ロードショー。記録。
マドンナのInto the
Grooveが少しだけれど流れたことがアツかった。ダンス(?)は曲に合ってなかったけど笑

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

コロニア・ディグニダについての予備知識が無いと全く理解ができないと思いますが、少しでも予備知識があるとエンディングなども理解がしやすいです。

コロニア・ディグニダ=「尊厳のコロニー」。元ナチス党員シ
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(2021年製作の映画)

3.0

「オオカミの家」の前に上映。

はじめてのファウンドフッテージもの(というらしい)×はじめてのストップモーションアニメで新鮮だった。
だいぶ記憶が飛んでいるが、女の子の人形と骨(ずっとバラバラでカタカ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.0

理解力がなく、他の方の考察を読まなければ、誰が犯人なのかすらよくわからず頭の中がごちゃごちゃしてしまった私。
こういう映画、向いてない。

気持ち悪さの描写がうますぎて今まで見たアニメの中ではダントツ
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.8

頭悪くて性格も悪い!このノリが最高。セクシーな女性も大好き。見ていて楽しい。脳死で見られる。ミュージカル映画ってよいな。
刑務所で水滴の音から歌が始まって、身近な音から音楽が始まるところでダンサー・イ
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.7

気持ち悪い生物を見に行きました。素晴らしい映像体験を求めて。期待通り。楽しめました。

幻覚と現実がごちゃごちゃ。どこまでが現実なのか、というよりどこまでが幻覚なのか。

見たことのあるクローネンバー
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.8

はちゃめちゃな世界設定でわけがわからないのですが、その「わけのわからなさ」が面白い。

新しい臓器を体の中につくり、それを切除するパフォーマンスを生業としている二人。プラスチックを食べる少年の解剖。人
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

真っ赤な手術着を着て意味不明な道具を震える手に持つビヴァリーがいちばん怖い!
笑ってしまうような気持ち悪いシーンは少なめ。一瞬出てくる双子の腹部の結合がクローネンバーグ!って感じがして好き。
はじめは
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怪物(2023年製作の映画)

3.0

うーん、理解力が足らなくて良さがわからない。男子同士の同性愛には共感しづらいことも原因か。
結局何が言いたかったのか?

子供であれ、母親であれ、教師であれ、誰でも内に「怪物」を秘めていることを感じま
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