笑福亭鶴瓶さんの登場シーンが思いの外短く、江口のりこさんと中条あやみさんのダブル主演では画面が持たないシーンが多々あり残念でした。
エンディング後のシーンに全振りの本作。
肝心の平次と和葉の恋愛も中途半端な扱いで残念。
個人的には、出番こそ少ないものの、工藤有希子(CV:島本須美)の声が聞けたので良かった。
毒親が毒娘を後天的に誕生させた。
期待していた程ではなく、がっかり感が勝ってしまった。
オッペンハイマーの栄光だけでなく、メインは公聴会で追求を受け、人生が暗転していく様。
時系列の合間合間に公聴会での追求が挟み込まれており、3時間を飽きさせないような作りになっていて良かった。
特に>>続きを読む
設定の着眼点が素晴らしい本作。
被害者遺族の救済やキリスト教の赦しを彷彿とさせられる展開からの裏切りなどは良かった。
ただ、如何せんワンパターンな展開が長く続くのがもったいなかった。
ラストシーンへの伏線があからさま過ぎるカットは、個人的にはいただけなかった。
ただ、それを差し引いても、十二分に見応えのある作品でした。
予想外の方向に進んで行ったので、そこが評価の分かれ目といったところだろうか。
個人的にはこの方向は大好きなので、大変に満足している。
佐藤二朗さんの覇気のない演技が、本作にはピッタリとハマっており>>続きを読む
岡田将生の怪演がが霞むほどの役どころだった羽村くんにアッパレ。
ラスト10分が羽村くんの役どころをより強烈にさせている一方、蛇足だったのではと感じさせられるシーンでした。
いい意味で杉咲花っぽくないシーンもあり新鮮味があった。
志尊淳の演技力の高さが際立っていた。
特に叫びの演技が最高でした。
ホラー映画というよりもミステリー映画。
ホラー映画として過度な期待を持って見始めてしまっただけに、どうしても物足りなさを感じてしまった。
ただ、タイトル後の墓石が波に飲み込まれる合成が圧巻。
ラスト15分は名言の畳み掛け。
特に「死を遠ざけるのではなく、生を高めるのが医者の務め」というセリフにぐっと来ます。
クオリティー・オブ・ライフの重要性を端的に示しています。
リリー・フランキーさん主役のロードムービー兼親子の絆の再生がテーマ。
リリー・フランキーさんの圧倒的な演技力は良いものの、何処か間延びした構成が肌に合わず。
ただ、ラストシーンは見応えあり。
オープニング映像とラスト40分の怒涛の展開が素晴らしい。
また、戦地から音を奏でる映像が挿入されていたりと、今年もメッセージ性が強い一本に。
ただ、テンポ感がバラバラのせいか、オープニング後から直>>続きを読む
映画「クールランニング」を彷彿とさせられる本作。
展開が分かっているだけに、本作のテンポ感が悪かったが残念。
もっとスピディーに進んで欲しかった。
前半1時間で展開や犯人の予想が付いてしまい、残り時間はただ退屈だった。
ここ最近の内田監督作品、ハマらないな。
松村北斗と上白石萌音の男女の距離感と、お互いの病気に対する向き合い方の距離感がシンクロしており良かった。
中盤の中だるみは酷く感じたが、終わってみれば良いストーリーだった。
一度はスピルバーグ監督版も見てみたいと思わされた。
途中、半グレの男が言っていた言葉がこの映画のテーマを端的に捉えていたように思う。
その人が罪と思わなければ罪にはならない。
リアルさが感じられず、おとぎ話を見ているよう。
主演2人のファン向けムービーといったところなのでしょう。
晩餐会での美味しい料理によって、それまでいがみ合っていた村人たちの心が解ける様は見事。
料理は人を笑顔にしてくれる。
二〇三高地での戦闘シーンは見ごたえがあって良かったが、それ以降はテンポも悪く、その時代の人に役者がなりきれていない感が否めなかった。
アート作品寄りで小難しいのかなと心配していたが、どこ吹く風であった。
冒頭の画力から、一気に前のめりにさせてくれ、あっという間の映画体験。
主演のエマ・ストーンは、歩くという動作だけで、成長する年>>続きを読む
テレビのニュースでは決して放送されない、脱北の真実が描かれたドキュメンタリー。
兎にも角にも緊張感のある手持ちカメラの映像。
当事者の言葉から発せられる脱北する意義や北朝鮮での生活の様子などには、>>続きを読む
綾野剛と野木脚本ということで、何処か期待し過ぎてしまった。
前半から中盤に掛けてのカラオケの練習シーンが長くクドい。
もう少し魅せ方を考えて欲しかった。
東野圭吾の原作だけあって、話は面白かった。
ただ、ミステリーやサスペンスものなのに、緊張感や緊迫感が感じられなかったのが残念。
ヤマト乗員の死よりもヤマトが最後の仕事を遂げるシーンに涙。
ヤマトをキレイに終わらせようと言う心意気が溢れている。乾杯。
岡山天音の鬼気迫る演技が観る者を魅了する。
それを支えるかのような松本穂香と片岡礼子の演技が妙な安堵感を与えてくれ、素晴らしいバランス。
イ・ビョンホンの怪演とパク・ボヨンの美貌が見どころ。
結局、一番怖いのは災害よりも人間の本性。
すごい盛り上がりのあるシーンがある訳ではないが、構成と脚本が秀逸で、サクッと見られる1本。
尺を上手く使い切れておらず、間延びしている感が否めない。
特に教育委員会や給食センターの大人への訴え掛けるシーンが弱かったのは残念。
フロローがヴィランズとしての印象が弱いのが残念。
フィーバスの存在によって、カジモドがどうしても弱く映ってしまい、主役が誰なのか分からなくなる。
平凡な変わらない毎日と思っていても、周りでは木漏れ日のように一瞬一瞬の違いがある。
キレイな部分しか映しておらず、現実的な汚い部分は軽い台詞で流してしまっていた。
ベタなテーマなのにここまで外すとは。
変に小難しくしており、また盛り上がるシーンも少なく、時間ばかり長く感じてしまった。
出来上がった料理が盛り付けられた画がほとんどないのが残念。
また、調理シーンに重きを置いているのは分かるが、長尺過ぎてダレていて残念。
短い時間の中で、ディズニー100周年の歴史を敵味方関係なしに詰め込んでおり良かった。
ミッキーがウォルトの肖像画に話しかけているシーンの表情は秀逸。