みさきさんの映画レビュー・感想・評価

みさき

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.1

映像も、登場人物の感情も綺麗でスッと入ってくる作品でした。

過去と現在を往復する時系列が入り混じる作品でしたが、とても分かりやすかった。

ジミーの心の揺れ方も、アミの葛藤もとても綺麗に描かれていま
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

若さゆえの尖り。のような物を思い出したような気がします。

高校では初めて「自分は女性である」という事を強く意識する期間だと思う。
その中で、男女を隔てる壁をあって当たり前だと思うか、理不尽だと思うか
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなく。

最後の衝撃が1番印象に残るのではなくて、他が残らなすぎる。
Xなどに投稿されている「アニメのこの話は見るべき!」は見といた方が楽しめる。

これを見た後にサブマリンを見るとサブ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.9

起承転結のない話
そういえば私の中学時代も起承転結なんてたいそうな物は無かったな。

14歳にしてはあまりにも大人びていて、
大人として扱うにはあまりにも子供染みている。

純粋無垢な子供の時代は過ぎ
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.1

友情でもなく、恋愛感情でもない。
もっと深く尊い関係。
まさに、ソウルメイト。

お互いの足りないところを補い合い、
羨ましいところを妬み合い、
傷を癒やしあう。

移り変わりゆく2人の環境と自由さに
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.6

あっという間だった。

自分が会場にいるように、彼らの試合が終わる事なくずっと続いて欲しいと願ってしまった。

テンポ感もよく、中弛みも一切なく試合終了まで見れた。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

序盤は自分の体のせいで世の中に置いて行かれている2人

自分の体の事は分からない。
でも、相手の事は少しだけ分かる。

その事に気付けた2人がゆっくりとした時間の中で分かりあってゆく人物も風景も綺麗な
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

乃木坂46の生田絵梨花を推していた事から鑑賞

鑑賞前までは、いくちゃんの歌い方はミュージカル感が強く、ディズニー作品と馴染んでいるか不安だったが、そんな不安を吹き飛ばすような力強い歌声に感動しました
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

終始、死の気配が漂う作品

プラン75を申請する引き金は誰だって孤独だった。

孤独に寄り添うコールセンターという謳い文句を掲げ、実施しているのは安楽死の決断を変えないという誘導。そんな中で、先生こと
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(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

サトくんに何度も何度も問いかけられた時、
「人だから」と、喉までつっかえる。
この答えは真っ暗な道を月明かりだけで歩くような不安を抱えている。

私に出来る最大の否定はこの一言だけで、「どうして?」と
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キリエのうた(2023年製作の映画)

2.0

出演者の無駄遣いな感じが薄っすら…

終始、美しく見せたいんだろうなという魂胆が見えて冷める

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

上手く言語化できないけど、始まって真っ先に思ったのは"媚びてない"
宮崎駿監督の脳内を覗いて、弾き出された気分

大叔父を宮崎監督と捉えると、宮崎監督の世界の崩壊
真人=監督だとすると、現実を生きると
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

たった2分間
普段なら何事もなく過ぎ去ってしまう2分を何度も繰り返す。

誰もが抱えたことのある
「その日が来なければいいのに」とか、
「今日が終わらなければいいのに」という感情にフィーチャーしている
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怪物(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

1つの事実を数人の視点から語られる

人によって見える事実は違うし、
その人の正義は誰かにとっての悪意になる



「怪物だーれだ。」
予告で問いかけられたこの答えを探す2時間半

怪物は何もかもを諦
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希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

3.7

東京ドームという目標が揺らぎ、バラバラになってしまうメンバー

明るく、バライティーに富んだメンバーもたった1人の人間の少女なんだと改めて思う

どのアイドルにも言えることだけど、
体や心が壊れる前に
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

PSYCHO-PASS 3を観てると繋がる部分がたくさんあって観てみて"なるほどぉ"となりました。 

3期の最後で狡噛さんが「すまん」と言った理由が明らかになって個人的にスッキリポイント100ptで
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.4

救いとは何か
幸せとはどんな形なのか
どれほど辛くても会えない幸せよりはマシなのか

私はいま19歳
いつか必ず来る両親の介護
その時、私はいったいどんな気持ちで両親と接するのだろうか。
愛情、憎しみ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.3

多分、あの時代だけじゃなくて常にJKを中心に世界は回ってるんだなっと。

今の高校生達は入学した日に大人から3年後の受験を意識付けられて、小テストやら校則で縛るけれど、その中で同級生たちとロッカーのド
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.7

何回観ても面白いし、帝一が自分の国を作りたい理由を話すところで毎回ウルッとしちゃう。

あと、エンドロール最高

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

灰原推し最高!!

哀ちゃんが好きだからこそ今回の映画は辛かった

哀ちゃんはずっと自分の居場所を探していて、
歩美ちゃん達と打ち解けて居場所は出来たけど、ここに居て良いのか迷い生きていたと思う。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

壮大なMVとして見ると星5
映画として見ると星2

登場人物全員がストーリーを進行する為に生きてる感が否めなくて、リアル感がない
女の子1人で無断で東京に行くことを勧めたり、認める大人がどこにおんねん
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.0

知らぬ間に彼女に依存していたし、心酔していた。

無意識のうちに膨大な期待を背負わせてしまった私たちの罪

もう過去に戻ることもできないけど、
彼女がタイムスリップできるなら、欅坂46に入らない幸せな
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いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

3.5

やっぱ乃木坂だな

個人的にはもっと他のメンバーにもフォーカスを当てて、乃木坂46のドキュメンタリーにして欲しかった。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

5.0

冒頭の祖母の「代わりに死ねばよかった」の言葉に涙腺が崩壊

その後はエンドロールが終わって映画館が明るくなるまで泣いていた。

登場人物全員の気持ちも行動も理解できる、とても考えさせられる映画だった。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

原作は漫画から音が聴こえてくるような傑作だったため、映画になってどうなるか期待と不安があったが鑑賞するとそんな心配を大が「JAZZやっべ」と言わんばかりに想像を超えてくる。

所々CGが違和感
でも、
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

数々の諸説がある本能寺
終盤にさしかかってから、これが真実なら良いなと思ったが、そう美味しい展開にはいかないなっと。

織田信長と濃姫の関係がただ美しい。

Blind Mind(2021年製作の映画)

3.8

佐藤寛太さんの演技力に驚いた。

短編映画ということもあり、ストーリーが走りがちだが、満足感のある映画だった。

しかし、「何故そのタイミングで?」って思う場面も多くあった。短編という限られた時間のせ
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そばかす(2022年製作の映画)

4.1

この世の中は恋愛に興味がない人にとっては大変生きづらい。
私の感覚だから分からないけど、おそらく同性愛者よりも。

生きやすい世界になるには、
理解でも
共感でも
同情でもなくて、
周りが人が無関心で
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アテナ(2022年製作の映画)

4.5

抱いた恨みも、怒りも守りたかった物も同じなはずなのに。

ただ、方法が違っただけだった。

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

2.5

話の日常感は好きだけど、
やっぱり久保史緒里さんは舞台女優の方が向いてるんじゃないかと…

推しだから全部可愛かったけど。笑