えるぼさんの映画レビュー・感想・評価

えるぼ

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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

恋愛感情を理由に破茶滅茶やるのが恋!みたいな自己中万歳映画ではなく、相手を1人の人として尊重しながら、自分の感情の名前を見つけていく映画。全員話が出来るため、無駄な行き違いやバトル(私的恋愛映画におけ>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛映画というより「故郷との別れ」を描いた作品だった。旦那が自分を「邪魔者」と認識してメソメソしている時、きちんと主人公が対話で向き合うシーンが好き。そして映像と音楽が美しい。何かを手にするということ>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

必死に空気を読むコットが母の言葉を振り切って走り出すラストがよかった。過剰さがなく、音や光が丁寧に描かれた映画。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

ハイキューをリアルタイムで沢山の人と楽しめる時代に生まれてよかった

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.5

人間関係のこじれをオープンに解決していくので「そんな簡単に…」と思ってしまったけど、本来簡単でいいんだろうな。ただ、登場人物たちのノリとかあけすけ具合を見るに舞台は日本より学園ドラマで見るような「アメ>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.1

スクリーンの中で大好きなキャラクターが生きているのを見れて幸せだった。終始音楽が派手でアクションも派手で観ていて疲れたけど、製作陣の凄まじい熱量を感じた映画。シリーズ完結まで俳優陣スタッフ陣には走り抜>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽の安っぽさとか画面端の歪みとか冒頭の雷演出とか言いたいことはまぁまぁあるけど中学生の生活を恋愛とか部活で過剰に青春色に染めないところは好感を持った。

原作が大好きなので映画か原作かと言われたら断
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しめなかった。

ストーリーが安直で起伏がない。
映像は終始ワクワクするよね!?と語りかけてくるがストーリーがつまらないのでワクワクしない。目だけ楽しいとか変な体験。格安チョコをゲリラ販売したくらい
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(2023年製作の映画)

3.5

加瀬亮目当てで鑑賞。以下覚え書き。

(私が行った劇場だけかもしれないが)戦闘シーンの音量が馬鹿デカくて映画館で初めて耳を塞いだ。また、全体として主となる人物がポンポン移り変わるため話が追いづらくまと
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

1.5

勧められたから見たけど大した事なかった。他人の願望を聞かされ続ける2時間。オチもあるようでない。前半はキャサリン探しで引っ張ってたけど別に誰でもいいよ。主人公は有能なのに殺されたい願望が強すぎて生きづ>>続きを読む

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.2

綺麗にまとまった話で好みではあったが百貨店を引きで映すカットでこれはユートピアなのかディストピアなのか分からなくなった。従業員は皆住み込みなのかな。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.4

いつもの景色は変わらないように見えて、中身は激変していたりする。何処かへ行く理由を教えてくれる人と、教えてくれない人が居て、言葉で理由を尋ねても確かなことなんて分からない。人ははっきりした輪郭なんて持>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.5

劇場を出て家に帰って布団にくるまってもキリエの歌が聴こえる。感情は全て痛みに変わる。痛いって苦しいけど、とても生きてる感じがする。

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

2.9

無駄がない小さな映画。

未来に進めない少年と、何者かになりたい少女。ストーリーは青春・恋愛・SFという具合で目新しさはあまりないが、2人を区切る線が画面上に何度も登場したりと比喩表現に余念がない。結
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

2.5

映像の作り込みがレベチで色彩も撮り方も凄いんだけど、画面も話ものっぺりしてて退屈だった。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.0

強かで立ち回りの上手い主人公がカッコいい。他にも魅力的な人物が多々。ただ、話のテンポが悪いことと、随所で出るフォントがクソダサいという2点が気になり過ぎてスコア3にした。他は最高だった。ちょっと長かっ>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.3

CGの技術が高すぎる。カメラワークも凄い。仕掛け絵本に入り込むシーンなんてレベチ。小ネタの回収も見事。

また御伽話色が強いものの、受刑者を見下すお父さんや、パディントンを差別する隣人を描くことで、本
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.2

子どもたち一人一人の個性が立っていて観ていて楽しい。ただ、花火で強引にハッピーエンドにされた感が強い。花火を打ち上げたところで彼らを取り巻く環境は変わらない。抑圧的な大人に抵抗する趣旨が、警察沙汰にな>>続きを読む

チョコリエッタ(2014年製作の映画)

2.5

長い。知世子は「私は可哀想なんだ!我儘言ってもいいだろ!」という気持ちと「可哀想って見下すな!」という相反した気持ちでごっちゃになってる。それでもカメラに照らされることで、こんがらがった自分の感情を紐>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.0

エンタメ。面白いしストレスフリーで見れた反面後に引くものがない。

いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

1.5

主演の小倉さん目当てで見たいと思っていた本作。退屈だった。唯一良かったのは女子高生の「リアル」さ。会話や目線、陰口や噂話で盛り上がるじめっとした雰囲気がリアルだった。予告編には「マホは茜から逃げた」と>>続きを読む

いけちゃんとぼく(2009年製作の映画)

2.0

原作絵本は色遣いが美しかったが、本作は全体的に色がくすんでいた。最後まで見たけど音楽はうるさいし随所で素人目でも気になるCGが挿入されるしで残念でしかない。本作との思い出がないと鑑賞はキツイ。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.0

好みでした。

カメラアングルが面白い。上下左右外内あらゆる所から撮影し、団地の2DKという舞台で96分を持たせているのが凄い。また、ベランダの柵は舞台上の人物らがこの映画の観客から監視される(見られ
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それいけ!ゲートボールさくら組(2023年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

※批判しかしてません。この作品が好きな方は読まないことをお勧めします。


女性はきゃぴきゃぴニコニコ愛想が良くて時には男のケツを叩くオカン的ポジションという描き方がまんま旧時代の「男に都合のいい女」
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ナースのお仕事 ザ・ムービー(2002年製作の映画)

3.3

妄想のパッチワーク的な内容だから真面目に観たらイライラしそう。配信で見るには十分。個人的に神田うのさんのぶりっ子が振り切り過ぎてて気持ち良かった。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

湿地の娘という肩書きを自ら利用する主人公の強かさが爽快。基本ラブストーリーでディズニープリンセス映画見てるんかと思ったけどしっかりヤバ男出てきて目が覚めたしヤバ男がきっちり成敗されて大変良かった。

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