前半の応酬は
学者さん同士とは思えないほど
感情論ばかりで
寒気がするほど
アウシュヴィッツの映像は
これがメインじゃないかと
思ってしまうくらい
印象的だった
無表情に
無感情に
人を殺し続けて
解体する
リッチー
まともではないけど
意味のある存在と
そうではない存在に対する
差が
ちいさな子どもみたいで
切ない
ミハイルの
表情が
凄く可愛いらしい。
ミルピエは
動きのすべてが
綺麗。
支える人たちの
オペラ座への愛情。
ガブリエルは
いつも虚ろな目をしていて。
それは
療養施設にいる時も同じで。
愛に溺れている時も
誰のことも
見ていない目。
最後に
焦点があった時
観ている方が
嬉しくなってしまう。
ワロン人と
フラマン人について
知っていれば
もう少し楽しめたのかな
引くくらい
自己中の塊だな・・・と
と思ってしまって
感情移入が出来ませんでした。
このレビューはネタバレを含みます
外から見た
幸せと
当人の
幸せは
必ずしも
同じではなくて。
子どもを
取り替えるくらいの
妻への愛が
どうして
お互いの幸せに
繋がっていかないんだろう
という
現実にいくらでもある難しさが>>続きを読む
映像の
美しさ。
ハンスがフランツを
どれだけ愛していたか
バイオリンケースを
撫でる手が物語っていた。
くるしくて
優しい嘘と
再生への希望。
メイジーが
ひたすら可愛い。
あの独特の眼、
大人より大人な顔、
無邪気だからこそ
こわいと思ってしまう。
真平君の抱く
罪悪感が
昔の自分と重なって
ざらっとした。
妻を亡くした2人。
竹原ピストルだけが
素直みたいに言われているけど
2人とも
素直だなぁ。
試写会が当たったので。
最初の方は割と
学芸会なのかな?と
思ってしまうくらいの出来でした。
西田敏行さん
好きですが
もう1度観たいかときかれたら
それはないかな、と。